【2024年ナヴァラートリヤギヤのお知らせ】

 

     

2024年ナヴァラートリヤギヤのお知らせ

◇ヤッギャは自力による法要ではない。

スワミジ様と私サティヤプレムはインド巡礼中です。

更に現在インドではナヴァラートリという祭典中で、ヤギヤ(護摩法要)が期間中毎晩行われています。(日本時間10月3日から10月12日)

※画像の日本語の翻訳が4月10日になっていますが、10月4日の間違いです。

ご了承ください。

ナヴァラートリーのヤギャは深夜開始という1番強力な時間に真摯に執り行われる、とてもパワフルなヤギャです。

「ホーマ」は、ある特定の目的達成のために聖なる炎に祈りを捧げる、古代から伝わるヴェーダの伝統儀式です。ホーマを中国人は護摩と音写しました。

そして、複数のホーマを行う儀式は「ヤッギャ(護摩法要)」と呼ばれ、インドでは一般的なヒンドゥーの祭事として篤い信仰心とともに、とても人気があり、テンプルで丁寧に執り行われています。

スワミジ師はヤッギャについてこう仰いました。

「私は昔、」ヤッギャは自力法要的なものだと誤解していたが、何十年もヤッギャに参加するうちに、それは自力によるものではなく、女神の大きな力にサレンダー(明け渡す)する絶対他力的な法要だと気が付きました。念仏でも自力の念仏と阿弥陀如来の他力回向の清浄(しょうじょう)なる他力の念仏があるように、ヤッギャをする方によっても違いがあることに気づきました」

今回はヒマラヤの覚者のお二人が世界平和と人類覚醒のお祈りしてヤギャを執り行います。これは大変貴重な法要です。

◆ナヴァラートリーとは

ナヴァラートリー女神の祭典9daysは、ヒンドゥーの暦のアーシュヴィナ月(9月~10月)の新月を過ぎてから、九夜にわたって連続で行われます。2024年は日本時間10月3日から10月12日

1年でももっともパワフルな女神の幸せな祭典です。日本では女神の豊穣祭、豊かさのお祭りというと解りやすいかもしれません。

◆ナヴァラートリーのお話

この9daysは、ドゥルガー女神、ラクシュミー女神、サラスワティー女神と呼ばれる普遍的な母なる存在を崇め、光を降ろし、祝福が降り注ぎます。聖なる時でヒンドゥー教の三大祭典のひとつです。ヒンドゥーの祭日や祝日の大半は『ラーマーヤナ』や『マハーバーラタ』といったヴェーダの神話や叙事詩をその起源としています。修行を積み重ねて、ブラフマー神から「どんな神にもどんな男にもどんな半神にも負かされない力」を授かった、水牛の頭を持つ魔物・マヒシャスラ。授けられた無敵の力を使って天界の神々に戦争をしかけ殺戮を繰り返し世界を我がものにしようと目論むマヒシャスラの前に立ちはだかったのが、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神が三位一体で協力し創造した女神・ドゥルガーでした。

ドゥルガーは九日九晩にわたって、三度形を変えて闘います。あるときは恐れをしらない獰猛さで、あるときは輝かしい美しさで、またあるときは限りない叡智を使って、マヒシャスラとその軍隊の壊滅に成功します。

この闘いがナヴァラートリーのモチーフとなっています。それはつまり闇と光、エゴと本当の自分との内なる戦いを象徴しているのです。ドゥルガー女神は、とても強く、様々な形態を通じて、人々から悪の傾向を取り除くと信じられています。これらの傾向は「タモーグナ」として知られています怠惰・闇・無知などが含まれます。

女神はまた、あなたの解脱や幸せの障害の、欲望、怒り、貪欲、執着、自我、嫉妬といった6つの主要な悪徳を破壊を助け、愛で溶かします。ナヴァラートリの期間中にこれらの内面の浄化にフォーカスし、修行し、人々は自身の心を浄化し、意識、波動を高め愛に還ることを目指します。美しい心を取り戻します。

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◆ナヴァラートリーヤギヤ開催詳細◆

【場所】

インドグジャラート州

ソムナート・ダム・アシュラム

【ヤギヤを執り行う方々】

◯ スワミ・アディティヤナンダ・ギリ様

カルティケーヤ神の化身とパイロットババジ猊下から認められ、240日のサマディを成就された歴史に残る覚者。今年7月のグルプルニマ(師を讃える日)ではインド最大の修行者の団体であるジュナ・アカラの最高指導者であるマハ・マンダラ・イシュワール(偉大なる宇宙の神)と呼ばれる聖者様たちと同格の待遇でグルプジャ(師を讃える儀式)をされました。

◯ サンジェイ・ギリ ソムナート パイロットババ 様

正式名称

Shri Shri 1008 Mahamandleshwar Karmayogi Sanjaygiri Maharaj Juna Akhada

ヒマラヤ大聖者

マハ・マンダラ・イシュワール(偉大なる宇宙の大神)であり、ヒマラヤ大聖者パイロットババジ猊下が養子にお迎えされたパイロットババジの弟子。

ヒマラヤ秘教のアンダーグラウンドサマディ成就者。

今回のヤギャプレイス、インドグジャラート州 ソムナート・ダム アシュラム

◯ サティヤ・プレム・ギリ

スワミジ様の富山アシュラムのマハント(統括)

◯ サラスワティ・ギリ

サンジェイ・ギリ様のお弟子さんの日本人 

サンジェイ・ギリ様のソムナート・ダム・アシュラムのマハント(統括)

◯ マヤ・ギリ

サンジェイ・ギリ様のお弟子さん

サンジェイ・ギリ様のナルマダ・アシュラムのマハント(統括)

◯その他プジャをする方々複数が交代で参加。

◯総合統括者

アルビンド ・バイ氏 

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文責:

サラスワティ・ギリ

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【スワミ・アディティヤナンダ・ ギリ様からのコメント】

ナバラトリーのヤッギャ(護摩法要)は毎日早朝まで行われていました。最終日は午後からぶっ通しで朝の四時までありました。なので、今日この記事を読みました。私はこれまでサマーディは体験したけれど聖者ではないと言い続けてきました。インドでも覚醒した存在は覚醒前は自由気ままに過ごしてきて,その後覚醒するというケースが当たり前のように認められています。

例えば釈尊(お釈迦様)はサドゥ(遊行者)になる前は王族だったのでベジタリアンでもなく結婚してラゴーラという子供もいました。つまりセックスもしていました。

多くの覚者が在家の生活をしていた後に発心して覚醒する例は数多くあります。

マハヨギ・パイロットババジ猊下もそうだし、ラヒリ・マハサヤのように在家生活を続け妻子を持ったままで覚醒する存在もいます。彼は一般的な意味では聖者ではないが覚者です。

中にはアングルマーラのように999人の人を殺めても、釈尊(お釈迦様)に諭され改心して覚醒した人もいます。

OSHO(和尚)はラーマヤーナに登場するスリランカの悪魔のラーバナも覚醒したという話をしていました。

所謂、悪人正機の事実が示されています。

私はその典型だと思います。

だから私はこの記事を書いたサラスワスティさんにこう言いました。

「私は覚者ではあるが聖者ではないので、私を大聖者と呼ぶのは止めて欲しい」

すると、彼女はこう答えました。

「グジャラート州では、スワミジとマハラジは大聖者として認識されていてヤッギャ(護摩法要)を執り行っているのは事実です。

だから文を変える必要はないと思います。重箱の隅をつつくように文句を言う人はどこにでもいるので気にしなくていいのではないのですか」

そう答えられたので、私自身の見解をコメントすることにしました。

Om Shanti Shanti Shanti (愛と平和を!)

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