アシュラムセヴァ体験談 No.5

2022年12月15日

アシュラム(僧院)でのセヴァ(ボランティア)体験談をご紹介します。

加地典子様

アシュラムのセヴァをさせていただきました。スワミジ師のお部屋を私の最愛のツバキが日陰にしているとのことでした。うちのバカがすいません。そんな気分で参りました。
行ってみるとサザンカとカンツバキのようでした。お目当てのサザンカはこれから切り倒す杉の近くで、しばらく作業はできなそうでした。

林業に携わる方が10メートル以上ある杉に登り、男性陣で声を掛け合って切っていく姿は圧巻でした。カッコいいなぁと思わず口に出していました。

剪定は正面のカンツバキから始めましたが、茂っていて思うように脚立が入らずてっぺんを残して切り進めました。雪が降り、手がかじかみますが、カンツバキと向き合っていると無心に近く、あまり気になりません。剪定する枝もいつもより迷いませんでした。
たまに剪定バサミが引っ掛かるような感覚になり、その枝を切らないでいると後で必要な枝ということが何回かあり、ツバキとアヴァター様たちに教えていただいているようでした。

2本剪定をかけましたが、てっぺんだけ剪定が残るという結果。ショコナンダさんに託して帰りました。
私は仕事の時に自分でやりたがるところがあります。大切なツバキの一番大切な頭の剪定をお任せするのは普段ならできないと思います。信頼して任せる。これは学びだと感じてます。
また、前回セヴァをさせていただいてから、日常の仕事が以前より瞑想的に過ごせるようになっています。

お昼の時間の静けさは前回より格段に増していました。
静かに食事をしていると、体が冷えきっていたこと、具沢山のお味噌汁にそっとショウガが入っていることに気付き幸せな気持ちになりました。

スワミジ師がいらっしゃるアシュラムが土に近いというのは、日本中にその愛が広がることを意味していると思います。最近畑で作業すると元気になれます。

また、植物は挿し木など体の一部からクローンのように増えます。アシュラムにある園芸品種のツバキは我が家にもある品種でした。つまりアシュラムのツバキと全く同じものなのです。ツバキを通してスワミジ師の愛を受け取れる恩恵に感謝いたします。

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