アヌグラハ

2019年5月10日

アヌグラハとは、「根源の宇宙」のパワー、あるいは「宇宙の根源のパワー」という意味です。

最終サマーディーであるニルビチャール・サマーディーを達成した覚者だけが発するアヌグラハのスペースというか、パワーというか、どう言っても説明しにくいのですが、ともあれ根源の宇宙、コーザル体とワンネスになった存在のパワーです。というかコーザル体がワンネスなのですが。

私がコーザル体になった訳ではありません。元々、ずっとそこに在ったのです。私はそこに戻っただけです。

私というエゴが消えた時に、ワンネスに戻ったのです。

従って「私が第四サマーディー」を達成したというのは論理矛盾です。私が居なくなって、初めて元々そこに在ったアヌグラハに還っただけです。

ワンネスと言っても色々ステージがあります。

サマーディーのスタートラインである光のステージもワンネスです。スタートラインと言っても馬鹿にしてはいけません。それは、永遠と無量の光のステージです。

仏教では極楽浄土のステージであり、キリスト教ではキリストが「神の国は光の国だ」と答えたあの天国の世界です。

私の体験では、光のステージのサマーディー世界に往く前でも、光、至福、空の世界はあります。

サマーディーにおける光のステージと、サマーディー以前の光のステージの違いを見極めるのは簡単です。「クンダリーニの上昇が在ったか無いか」がポイントです。もし、クンダリーニの上昇があれば、貴方の肉体はその時死んでいます。そして、運が良ければ貴方はその後、キリストのように復活します。

クンダリーニの上昇は、一般に信じられているようなものとは全く違います。

サマーディーにおける光の体験だけが本当の光の体験です。それ以外は「疑似エンライトメント」と私は呼んでいます。

「疑似エンライトメント」が最終サマーディーだと勘違いしている人が多いようですが、私はその人達にはっきり言います。

「それはスタートラインです。貴方はもっと高みに昇っていただけますよ!貴方がそこで満足すると、貴方は朽ち果てます。貴方がそこで朽ち果てると、アセンションには参加できません。だから早く気づいてください!」

このステージを達成している存在は、マハヨギ・パイロットババジ猊下とヨグマタジ(相川圭子師)です。こっそり私も入れていただきます。その他、私が知っているだけで、世界で10人ほどの覚者だけです。

アヴァター(化身・権現)様方を入れれば、更に23人いらっしゃいます。アヴァター様方は別格中の別格的存在です。

普通の覚者でも、その辺の悟っていない神より遥かに霊性が高いというのが仏教の常識です。

仏教では、神々の王であるインドラ神(帝釈天)が、人間の肉体を持った釈尊(お釈迦様)に帰依したとされています。

最初は釈尊に嫉妬して、娘を使い、色香で誘惑して釈尊の覚醒の邪魔をしたのですが、覚者は美人の誘惑には屈しません。結局、釈尊がニルバーナ(涅槃)を達成した後は、手のひらを返して帰依したようです。

普通の覚者でも、神々の中の神であるインドラ神よりは遥かに霊性が高いとされます。仏教では、神は六道輪廻の頂点である「天」に過ぎないのです。迷いの世界の頂点に過ぎないのです。

従って、アヴァター様方のステージは想像を超えています。アヴァター様方は覚者の中でも別格中の別格的存在です。

第四サマーディーを成就した方が「公開サマーディー」の準備ができていると言われます。

第一サマーディーが所謂エンライトメントですので、第四サマーディーとは、「ビヨンド・ビヨンド・ビヨンドエンライトメント」とも言われます。

ヨーガスートラには、第二サマーディーが「光のステージ」と書かれていますが、ババジ猊下によればそれは方便で、本当は第一サマーディーだそうです。

猊下はたくさんのお弟子さんに、私のステージについてお話してくださいました。それは、猊下が私に公開サマーディーを勧めてくれた後のことでした。

あの時、私はサマーディー成就を宣言する道を選びませんでした。ヒマラヤで更なる修行を重ね、更に高みに上昇し、そのエナジーを世界に照射する道を選びました。

私に娑婆世間に戻る選択肢はありませんでした。私の話を聞いてくれる人がいなかったからです。

でも今は違います。たくさんの方々が私の話に関心を抱いてくれています。世界中から問い合わせが来ています。

時代は変わりました。

アセンションが近づいているようです!

Om Shanti Shanti !(愛と平和を!)










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