
公開サマーディーは、世界平和や衆生済度を目的として行われます。
このお写真は、マハヨギ・パイロットババジ猊下が水中で公開サマーディーを行われた時のものです。水の中で浮かないように、お身体の周りにロープが張られています。3万人の信者が凝視する中、3日もの間水中に入定されました。
生と死を超えた世界、即ちサマーディーとかニルバーナ(涅槃)と呼ばれる世界の存在を実際に証明することは、解脱を求めて修行している者達にとって大きな励みになります。
覚者がサマーディーや真如と呼ばれる世界に往っている間、意識は肉体を離れ、アストラル体という微細身に移ります。その間、粗大な身体である肉体は死にます。しかし、真如の世界に往く覚者は、この世界に意志の力で還って来ることができます。そして肉体は生き返ります。
この真実を知っている人々が、キリストのように死んだ後に復活する覚者をみれば、この世界がマーヤ(幻想)であり、真の世界=真如が存在することを確信します。サマーディーが本当にあるのかどうか分からないまま修行しているよりは、実際に存在することを知ったほうが、修行に一段と力が入ることは必定です。
ちなみに如来とは、真如から来生(らいしょう)した仏陀(覚者)という意味です。サマーディー世界から還ってきた仏陀です。ババジ猊下がサマーディーから還る場合が如来です。
如来の別名は如去といいます。如来とは反対に、真如に去る仏陀です。この世界を基準にすれば、ババジ猊下やヨグマタジ(相川圭子師)がサマーディーに入定する時が如去、即ち真如に去る仏陀です。
意志の力で往こうと思えば何時でも真如に去ることができ、反対に還ろうと思えばいつでもこの世界に還れる仏陀を如来=如去といいます。仏教では如来と如去はワンセットになっています。ババジ猊下やヨグマタジは、仏教的にいえば、如来=如去の存在です。
ヨガでは如来=如去のことを、サンカルパ・サマーディーヨギといいます。サンカルパ(意思)の力で、真如とマーヤの世界を自由自在に往き来できるヨギという意味です。
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