2021年6月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 山形出羽三山の体験談をご紹介します。
今回で4回目の参加となります。
…リトリート前に、どうしてもスワミジ師の郷里の一宮「鹽竈神社」にお参りさせて頂きたく、塩竈経由で山形入りをしました。
鹽竈神社への参拝途中、友達とふざけ合いながら笑顔で登校する子供達とすれ違い、復興はまだ途上であるものの、その希望の光のような笑顔に救われ思わず目頭が熱くなりました。日本壊滅を防ぐヤグナを執り行って下さったパイロットババジ猊下、懸命に祈って下さったスワミジ師、覚者の方々…その祈りにあらためて感謝すると共に、日々の生活が常に祈りと共にあるとは言い切れない自己の至らなさを反省いたしました。
また今回は、個々の瞑想を大切にする中でも、それぞれがスワミジ師の負担にならないようにと気遣い、回復を祈り、スワミジ師もまた激痛に堪えながらご指導して下さり…ババジ猊下とアヴァター様方の守護、Aさんの献身的なケア、スタッフの皆さんのサポート…その愛の中にいられたことがとても大きく、微力ながらも自分にできることは何かを考えることができた、重要なリトリートだったと感じます。
個人の瞑想に関しては、やはり修験の場。厳しさを体験させて頂きました。
会場である宿坊に入る直前、ひょんなことから腰を痛め、足が組めずにほぼ全日椅子での瞑想となったのですが、今できる形の瞑想をすればよいと自然に受け入れることができました。また、腰の痛みを伝えていなかったにも関わらず、そっと腰から背中にかけての調整を何度もして下さった諏訪仙人には感謝しかありません。
山形リトリートは、今までの集大成との意気込みで参加しましたが、終わってみると、「ここからがスタートだ」自然とそんなふうに思え、肩の力がほどよく抜けた中で、決意を新たにすることができました。
また、リトリート後に月山を登拝させて頂いたのですが、激しい雨と強風という中でも内側は静寂で、その状況すら心地よく、だれもいない登山道を静かに味わうことができました。
それも回を重ねて参加させて頂いているお陰だと思っています。そして翌日は見事な晴天。尽きることのない恩寵に、心から感謝いたします。感謝合掌。
(Noriko)