山形出羽三山リトリート体験談 No.5

2021年6月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 山形出羽三山の体験談をご紹介します。

リトリート初参加させて頂いた小山由記子です。

スワミジ師やババジ猊下、アバター様方をはじめ、皆さんのおかげで貴重な体験をさせて頂くことができました。ありがとうございました。

リトリート前日に出発した時からなぜか涙がこみ上げてきて、急に自分の肉体をちぎり骨を砕いて粉々にしたくなりました。それでも、自分が消えないんだなぁ…と何とも言えない思いを感じながら山形入りをしました。

そしていよいよリトリート。

<初日>

自己紹介の時に由記子さん光っていたよとスワミジ師が仰ってくださり、自分ではよくわからないけれど、ここで何かが起き始めるのだなと思いました。

最初の瞑想では、地球がスノードームのように内側にあり、その周りに宇宙、そして宇宙の外側に白色が見え、次に、丸い黒と白が交互に繋がっているのがフィルムのように見えました。

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<2日目>

朝の講話が終わって部屋を出られる際、スワミジ師に頭をポンポンされ子供になったようでした。

そのせいか、瞑想では頭頂がパカッと切れ、そこから勢いよく火花が出ました。頭から順番に輪切りになり、ポンポンと宇宙に飛ばされて消えました。

するとエアシュートみたいな筒にシューッと一瞬で吸い込まれ、ポンと放り出されたら真っ黒な所でした。真っ黒な先を見ようとしたら急に明るくなってスワミジ師が門の所で花びらを蒔いていて「ババジ猊下が待っている」と建物の中に入るように言われました。

部屋の中に入ると真っ黒で何も見えず、ババジ猊下の姿も自分も見えない。するとババジ猊下の声がしました。

「You are die. but liveing.」

「白でも黒でも自分も何も見えないが、この世界だけが見える。だから人間に生まれたことは幸いです。さぁ行きなさい。」と。

目を開けると鳥の声が聞こえ、ここが天国(別世界)のように感じられ、時間の感覚がなく、どれくらいここにいるのか?何でここにいるのか?みんな何をしてるんだろう?と不思議に思いました。

夜のプラクティスで息が苦しくなった時に眉間にシバ神が現れました。

瞑想中も、また真っ黒な所にシバ神が現れ、つるはしで底を掘りながら「ここを掘ったらどうなる?」と笑いながら聞いてきました。

次の瞬間、雪原のような真っ白な所に光が差していました。と、同時に「あ、そうか!」と。

ブラックホールは光を吸収するから「光がない」と思っていたけど、白にも黒にも光が溶け込んでいる。無色なのはここだけ…?!

宇宙が遠く小さく見える。黒と白…この先がある。スワミジ師もババジ猊下もこの先を知ってるんだ!凄い凄い!まだまだこの先がある!!

スワミジ師やババジ猊下、アバター様達にさらに畏敬の念が湧きました。

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<3日目>

諏訪さんが背中に手を当ててくださった時、有り難くて涙がこみ上げてきました。

心地よさと幸福感を感じながら坐っていたら、「スワミジ師」と声が聞こえました。

今度はスワミジ師が背中に手を当ててくださいました。

温もりを感じながら「こんな私でごめんなさい。もったいない、もったいない。有り難き幸せ。」と泣き出しそうになるのを堪えていました。

夜。今までよりさらに眉間をグイグイ押され、頭が締め付けられてる感じがするけど、嫌な感じではなく逆に心地よい。

気持ちよくてウトウトしていたら、チラッと何かが見えたと思った瞬間、バンッ!と真っ白になり体が後ろに倒れそうになりました。姿勢を立て直したら体がジンジンビリビリしていました。

しばらくて、ナチオさんが「アバター様と繋がってる人~」と聞かれたので右手を挙げようとして「へ?今 瞑想中やんな?」と焦って手を下げましたが、それくらいハッキリと大きな声がしました。その後も「まだ終わってない、終わってない。やばいやばい。」と焦ることがあり不思議な感覚でした。

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<最終日>

鳥の声や、吹く風を感じながら瞑想していると、自分が樹木になって、鳥の止まり木になったり、我が子のように枝先の葉に愛しさを感じたりしていました。

自分を樹に感じていたからか、前半は微動だにせず坐っていられましたが、意識が切れた途端に膝や尾てい骨が痛くなりました。

着物姿のおばあさんが現れ「よく来たわね」と嬉しそうに言って、それから日本女性がなぜ目覚められないのか?目覚めにくいのか?目覚めてもどうして落ちてしまうのか?を話してくれました。そして「あなたは先に進みなさい」と言ってくれたと同時に部屋の奥の襖が次々とパン!パン!パン!と一瞬にして開き黒と白が龍のように私に向かってきました。

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こうしてリトリートは終わりましたが、私なりにサンカルパヨガの設計図の素晴らしさを理解した時、このサンカルパヨガをすることに疑いも迷いもなく続けていて、今生でサマーディー成就できなかったとしても悔やむことはない。

そう思える自分がいました。

その時はまだ機が熟していないだけのことだと。

お身体の不調を抱えながらサンカルパヨガを伝授してくださったスワミジ師には感謝してもしきれません。また、丁寧に指導くださったインストラクターの皆さん、細やかな気配りをしてくださったスタッフの皆さん、言葉を超えて思い合うことを教えてくださった参加者の皆さんに感謝と愛を込めて…

(小山由記子)

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