2024年7月 インド巡礼体験談 No.1

2024年8月8日

インド巡礼の体験談をいただきました。

No.1  加地 典子 様 

インド巡礼体験談

インドのハリドワールアシュラムで行われるグルプルニマに参加するため、インドに行かせていただきました。
ババジ猊下がご存命のうちにお会いしたいという気持ちと、スワミジ師もハリドワールアシュラムに滞在されているという事で、この絶好の機会を逃したくないと思っていました。また私が修行を続けるにはどうしたらいいかの答えがババジ猊下にお会いしたら分かるのではないかとの想いでした。
インド訪問前に神谷さん、風さんからメッセージをいただきました。風さんは「先日の樵セヴァで、スワミジ師は神様なんだと分かった」とメッセージをくれました。これは私にとって、とても重要な言葉に思え、大切にインドまで持っていきました。

インド巡礼時に抹茶を振舞おうと思い、道具を荷物に入れることにしました。
その時にスワミジ師があんこが好物なのを思い出し、スワミジ師に会えたらお渡ししようと思いました。
デリーで一泊し、ハリドワールに向かいました。アシュラムに到着し、オフィスで受付をすると、違うアシュラムへの宿泊を案内されました。「外国人が泊まるのは初めてのアシュラムで綺麗なところだよ、ラッキーだね」と言っていただき安心したのを覚えています。

宿泊先のアシュラムに到着し、部屋に案内されるとバスルームがとても汚れており、インドと日本の「綺麗」の感覚の違いに改めて驚かされましたが、今後の滞在の快適さの為、早速掃除をさせていただきました。
掃除が終わり、アルターを作ろうと写真を探していたらカバンをオフィスに置いてきたことに気づきました。貴重品は別でしたが、アルター用の写真やヒマラヤへの扉を置いてきたことに焦りました。

ババジ猊下のアシュラムに向かうならスワミジ師に挨拶に伺おうと羊羹を持ってアシュラムに向かいました。ババジ猊下のアシュラムに到着し、オフィスに顔を出すと机の上にカバンが置かれていて、オフィスの方が微笑んでいました。
スワミジ師への挨拶に少し腰が引けて帰ろうとしていたら、帰り道でばったりサティヤプレムジにお会いしました。せめて羊羹をお渡ししようとしたらお部屋に案内してくださいました。

スワミジ師は温かく私を迎えてくださり、心につかえていたものが溶けていきました。「やはり私はスワミジ師の元で学びたい。覚醒することを諦められない」という気持ちをスワミジ師へ正直にお伝えしました。全て懺悔すると気持ちが溶け、ようやく私はスワミジ師への信頼と愛をちゃんと持てたことが分かりました。スワミジ師は失礼極まりない私のことを許してくれただけでなく、そばにいることを許可してくださいました。
それだけではなく、マハマンダライシュワールのお二人とのヤッギャに私だけでなく、滞在している日本人の人たち皆に声をかけるように言ってくださったのです。私では自分の邪念が混じり、届かないババジ猊下の健康への願いが、スワミジ師とマハマンダライシュワールのお二人のおかげで届けられたような気持ちになり、とても幸せなヤッギャでした。

翌日はロシアの方々が企画してくださったヤッギャに参加しました。アグニと呼ばれる火のエネルギーにより、怒りなどの強い激情があぶり出され、のぼせてしまうようなエネルギーのヤッギャでした。
ヤッギャは連日行われ、2日目のヤッギャは、スワミジ師のお側に座らせていただきました。最初は前日のようにのぼせるようなエネルギーでしたが、スワミジ師臨在のおかげでエネルギーは徐々に静かになり、温かな火の周りを囲むような静かで幸せなヤッギャになりました。スワミジ師の臨在がその場のエネルギーを変えてくださっているのだということを感じられる貴重なヤッギャの体験となりました。

風さんが言った「スワミジ師は神様なんだなぁ」の言葉を思い出して涙が出ました。
私は何も分かってなかった。スワミジ師がサンカルパヨガから離れた人へ「もったいない」と言ってらっしゃった意味がようやく分かりました。本当はスワミジ師に言わせてはいけなかった、私が気付いて伝えるべきだった。そんな私をも許してくれたことに感謝するとともに、気づけたことを本当に良かったと思っています。
サティヤプレムジは、皆にそれに気付いて欲しいとずっと訴えていたのです。
それを勘違いしている人たちをなぜ私は叱ることができなかったのだろうと本当に深く後悔しました。
私にこのことを気付かせてくれたババジ猊下、スワミジ師、サティヤプレムジ、そして離れた人を含め、全ての出会ったサンガの仲間に感謝と愛を贈ります。
体験は他にも書ききれないほどあるのですが、先ずは一番大切な気付きを皆さまにシェアさせていただきます。

Om Namo Narayan

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