2024年7月 インド巡礼体験談 No.3

 


インド巡礼の体験談をいただきました。

No.3 かずみん 様
ハリドワール巡礼体験談
私がアシュラムに到着したのは、グルプルニマのイベントが全て終わり、多くの人がハリドワールを去った後でした。スワミジ様のアシュラムから参加した皆さんも、風さんを除いて全員が既にご帰国されていました。おかげで私は最初からアシュラムでの滞在を許され、ゆったりと落ち着いたアシュラムの日常を味わいました。 スワミジ様に同行し、偉大なグルジたちにお会いして短い瞑想を一緒にさせていただいたり、深いお話をお聞きする機会があり、それらは本当に素晴らしい学びでした。 毎晩のプージャでバグワッチさんがスワミジ様やサティヤプレムジ(サリー)に捧げられた純粋な尊敬と無償の愛にはいつも胸がキュンキュンしました。
また、パイロット・ババジ猊下が土中サマーディをされた跡地とされる洞窟での瞑想体験も忘れられません。 しかし、私が今回皆さんに特にシェアしたい体験は風さんと二人で訪れたナイニタールの思い出です。 スワミジ様の帰国を見送った私たちは、スワミジ様の勧めで夜行バスに乗りナイニタールアシュラムを目指しました。 そこはスワミジ様が240日間サマーディ体験をされた地であり、数々のサマーディヨギ達が修行をされた特別な場所でした。 残念ながら諸事情によりアシュラムでの滞在は許可されませんでしたが、親切なスタッフが宿を探すお手伝いをしてくださり、幸運にも徒歩圏内に宿泊先を見つけることができました。
到着した翌日は、スワミジ様に教えていただいた「あるヨギの自叙伝」に記述がある「タイガー・スワミ」ことソーハム・スワミジのサマーディ(お墓)や、そのすぐそばにあるパイロット・ババジ猊下が修行されていた大岩を探しました。見つけた時は大興奮でした。
まずはパイロット・ババジ猊下の修行した大岩の上で瞑想しました。ババジ猊下が修行された場所はコンクリートの部屋に覆われ、鍵がかかって入ることができず、外から眺めるだけでした。しかし、岩の上で瞑想をすることができ、エネルギーが巡るためか足が全く痛くならず、岩から気持ちの良いエネルギーが上がってくるのを感じました。 翌日は偉大なババジ達の眠るサマーディでも瞑想をさせていただきました。風さんはその柔らかなエナジーを存分に取り込んで「満タンに充電した〜」と大満足そうでした。私は雑念が多く、自分の未熟さを痛感しながらの瞑想でしたが、特別な場所で二日間瞑想することができたことはかけがえのない体験となりました。
また、私たちはアシュラムでスワミジ様が240日間サマーディ体験をした部屋を探しました。スワミジ様からお聞きした話をヒントに、ナイニタールのアシュラムに滞在した経験もあるスワミジからもアドバイスをいただき、広いアシュラムでしたが2日かかってここがそうに違いないと言う部屋に辿り着くことができました。 そこは鍵がかかって中は見れませんでしたが、私たちはその場に限りなく近づいたことに心から感動しました。風さんはスワミジ様がサマーディ体験中に使ったであろう、お向かいのトイレもちゃっかり使わせていただいていました。うらやましい(笑) これらの貴重な経験の数々はスワミジ様の「ナイニタールに行っておいで」というアドバイスがなかったら実現しませんでした。心から感謝いたします。
今回の滞在で私が一番強く感じたのは、スワミジ様からのとにかく私たちの成長につながる体験をさせてあげようという無償の深い愛です。それは今回滞在した皆さんに惜しみなく降り注がれたのではないでしょうか。 私の滞在はイベントが終わっていたので静かなものでしたが、それでも多くの時間をスワミジ様と共にし、グルジたちの貴重なお話を拝聴し、アドバイスも受けとり、素敵な出会いもありました。 無我夢中で駆け抜けた初めてのインド滞在でしたが、多くの成長のタネをいただいたと感じています。それをうまく発芽させ、上手に実を結ぶことができるように、帰国後も精進していきます。 本当に貴重な体験をありがとうございました。
Om Namo Narayan



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