沖縄リトリートat東村 体験談 No.15

2021年1月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat沖縄東村エコパークの体験談をご紹介します。

初めてのリトリートは去年12月。今回は2回目のリトリートでした。2ヶ月続けて沖縄へ。こんなことは普段ならできませんが、実現できたのは12月リトリート後に臨時収入が入ったから。これはまさにアバターさまのご加護だと感じています。

わたしには、リトリートに何度も参加する理由が大いにありました。もう覚醒しないと生きていけないような心境でここ数年生きてきたからです。もう自分の人生は自分では動かせない、変えられないということを嫌というほど実感し、色んなことで苦しんでいたからです。自分のエゴとの折り合いがつかなくて、どう生きていいか?わからずに途方に暮れていました。

本当にサンカルパヨガ瞑想で新しく生まれ変わりたかった。だからリトリートには、行ける時に行っておきたかったのです。

12月のリトリートが始まる前からスワミジに、「もし臨時収入が入ったら1月も参加させていただけますか?」とお願いしていました。自分でも、まだ1回も参加しないうちから何を言ってるんだろう?と思いましたが(笑)、今回二度目のリトリートに参加して、その謎が解けました。

リトリート初日の夜、スワミジがお部屋で倒れられたのです。翌日に事の顛末を聞いて、納得しました。「スワミジのサンカルパヨガ瞑想リトリートは、何度も、そしていつまでも開催できるわけではない」ということを。わたしが2ヶ月連続で参加したのは、そのことをどこか潜在下で予測していたからなのかも?と思いました。

スワミジはすでにギリギリの健康状態でリトリートを開催してくださっている。そして真摯にわたしたちに向き合って、惜しみなく与えてくださっている。スワミジのお体が普通の状態ではないことは普段から耳にしていましたが、初日から大変なことが起こり、あらためてスワミジへの深い感謝が沸いてきて、泣けてきました。

今回、スワミジのお傍で飲み物をお入れするというセバ(チャイババ)を初めてやらせていただくことになり、最初は緊張や不安や焦りでいっぱいだったのですが、2日目からは、ただただスワミジへの感謝とサレンダーというシンプルな真っすぐな気持ちになれたように思います。

スワミジのご講和の中では、スワミジの体験されたお話や、体験を伴った叡智や教えを伝授していただき、それはそれはすごく魂に響くもので、また新たに心に刻まれたことがたくさんあります。

そして日に日にセバ(奉仕)を通して喜びが溢れてきて、マスターへのバクティ(献身奉仕)に目覚め、腹の底からスワミジへの感謝が溢れて出し、2日目のリトリート終了後に思わずスワミジに駆け寄って抱きついて、泣きながら「スワミジ、ありがとうございます!本当にありがとうございます!」と泣きじゃくりました。するとスワミジは、「ハートが全開になっちゃうとこうなるんだよね~」と、笑いながら抱きしめてくださいました。

前回12月のリトリートの感想文で「エゴが崩壊するプロセスをやり切った」と書いていましたが、もちろん、そんなに簡単にエゴがすべて崩壊するわけもなく。12月のリトリートが終わり、日常に戻ると、またエゴの自分は顔を出してきていました。自分の日常であらゆるエゴに頻繁に気づくようになり、しかしそれをどうしようもできず、年末年始で忙しいのにかまけて、正直、教わったクリヤヨガも瞑想もほとんどしないまま、2回目のリトリートを迎えました。

今回のリトリート中に感じたこと、体験したことの中で一番大きかったことは、ババジと対峙してサレンダーし、信頼して委ねることができたこと。そして、ババジが無条件の愛で迎えてくださったこと。

もう自分の人生は自分には手に負えない。この世的なことすべての采配はババジに委ねよう、と。自分にとって大切な人、大切なことを、自分で選別するのではなく、すべてアバターさまにお任せすること。今後の自分の人生を、すべてアバターさまにお任せすること。瞑想の中で、それをずっとやっていたように思います。

しかしその最中にたくさんの思考や感情が沸いてきました。自分の願いを手放したり執着を手放すなんてことを、想像するだけで怖くなって・・・「本当に身を委ねて信頼する」ということは、とてつもなく恐怖でした。そんなことは、自分の人生において、したことがなかったからです。アバターさまに一切を委ねることは、自分を失くすような感覚だったので、とても怖かった。

瞑想の中でそんな状態になっていて様々な感情が沸いて恐怖の中にいる自分をただ眺め、味わいながら、そのまんまその自分をまるごとアバターさまに預ける・・そしてただただ「自分の想い」を手放す・・ということを繰り返し瞑想の中でやっていました。

でもある瞬間、「もうほんとにここでサレンダーして明け渡すと決めよう!」と思った時があって。現実の自分の人生は、もう本当に手立てが無く、わたしに残された道は、本当にアバターさまに明け渡すことしか残っていなかったのです。

そしてアバターさまに本当にすべてを明け渡すと決められた瞬間、次にやってきたのは「信頼する」ということでした。

「神なるものを信頼して自分を預ける」・・これはわたしにとって初めてのことではなく、ようやく今生、再びそのことに向き合い、実行する時が来たのだと思いました。

過去生で何度もそれをやろうとしたけれど、明け渡しの道を歩むことが怖く、信頼することができず、明け渡せなかった・・そんなことを思い出しました。

それが今、ババジと対面して「信頼」を決断する時にきた。まるでそれは「洗礼」を受けるかのような感覚でした。もう、今それをしなければ一生できないような気がして、意を決して「信頼する」と決めたのでした。

それをした直後に、目が開けられない程の眩しい太陽のような強烈な光がやってきました。そしてその光が自分の中に入ってきて、恐怖がみるみるうちに溶けていき、祝福を受け取りました。

その光がババジであることは何の疑いもなく、ようやく自分が無条件に受け止められ、赦されて、大海に身を委ねられたような感覚になり、それまで緊張していたからだの力がいっきに抜け、脱力していきました。

その後、長時間あぐらを組んでいて酷く痛みを感じていた脚が楽になり、からだと呼吸がどんどん楽になり、次の気づきがやってきました。「呼吸とともに、息を吸う度にわたしを思い出しなさい。その息はわたしだから。」と。それは間違いなくババジからのお言葉でした。

息を吸うと、ババジがわたしに入ってくる。そして自分の中の要らないものを吐く息とともにババジに預ける・・なんとありがたいことでしょうか。

その後、呼吸が楽にできるようになり、息を吸うたびにババジが入ってきてくださって、今まで長年溜め込んできた悲しみや怒りなどが゙どんどん溶けて癒されていきました。鼻水が止まらなくなるほどの涙を流し、これまでの人生や過去生からの傷をババジが癒してくれたのです。

今回のリトリートではセバをやらせていただいたことが大きかったように思います。お陰さまでスワミジへのバクティ、そしてババジ、アバターさま方へのバクティが深まり、感謝の中で初めてのセバをやり抜くことができ、とにかくホッとしています。

また、ご一緒した皆さまのリトリート中のシェアにも自分と共通する部分があってたくさん共感し、とても癒され、励まされ、これからまた前を向いて生きていく力をいただいたように思います。

また、リトリートは参加している時だけが大事なのではなく、リトリートから帰ってきてからこの意識をいかに持続し、サンカルパヨガ瞑想を実践するか?にかかっていると強く感じています。継続することが苦手なわたしは、また日常に戻り、これからが本番だと感じています。このようなありがたい貴重なご縁を無駄にすることなく、日々精進していきたいと思います。

ヒマラヤ生活から日本に帰ってきてくださり、溢れる愛を惜しみなく与えてくださるスワミジ、本当に本当にありがとうございます。そしてご一緒した参加者の皆さま、また、遠隔で繋がってくれていた魂の仲間たち・・いつも共に居てくれて、ありがとうございます。

素晴らしいリトリートの機会を本当にありがとうございました🙏

(E.F)

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