2019年立山リトリート体験談 No.10

2019/8/7


2019年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 立山の体験談をご紹介します。

スワミジ師の返信はこちら

YH様

スワミジ師、スタッフのみなさん、参加者のみなさん、4日間本当にお世話になりました。

今回のリトリートで、私が学んだというか、何となくわかったことは「手放すこと」だったと思います…

リトリート初日から早速「手放すこと」がありましが、日頃、瞑想をさぼり気味で、上手くできないのと、初めてのサンカルパヨガ瞑想に少し戸惑ってて、ほおっていました。

3日目の朝にとても我慢出来ずに、抑えていた気持ちを解放してみると、夕方のサンカルパヨガ瞑想が、リトリート中一番上手く出来ずにモソモソと動き、落ち着いて椅子に座る事が出来ませんでした。

夕方の休憩中に、スワミジ師に参加させていただいたこと、忙しい時に、快くお休みを取ることを許してくれた同僚の事を思うと、「こんなでは、いけない」と気持ちを切り替える事が出来て、最後の夜のサンカルパヨガ瞑想では、一番前向きな気持ちで出来て、カエルの合唱となりました

最後の夜の瞑想後には同僚からラインがあり、職場のさらに酷い状況の知らせや、夜中に母から身内が倒れて救急車で運ばれた知らせが立て続けにありました。

4日目の朝に母に電話すると、混乱していましたが、病状を聞く中で、「ババジ猊下が見守ってくださるリトリート中にこういう電話がある事は、悪い事にならずに、良い方向に行く」と思いながら、母からとの電話を終えました。

リトリートが終わって職場に出勤すると、休む前より本当に酷い状況になっていましたが、「あらら、そうなっちゃったね〜」と思うだけで、重い雰囲気に馴染まずに、一人で黙々と仕事をこなしています。
そして、身内の病状は、だいぶ落ち着き、一山越えた感じです。

「手放すこと」を腑に落とすまで、まだ時間がかかると思いますが、サンカルパヨガ瞑想を続ける事で、それを習得したいと思います。

スワミジ師、まだまだですが、引き続き、ご指導の程、よろしくお願いします。

スワミジ師の返信

「今回のリトリートで、私が学んだというか、何となくわかったことは「手放すこと」だったと思います…」

私が瞑想を始めた時の大きなテーマは、サレンダーでした。サレンダーとは明け渡すことです。つまり手放すことです。

執着を手放すときには、存在に試されるように色々なことが起こります。新しい出会いもあれば、別れもあります。そうしたことに執着せず、手放していくときは痛みが伴います。

私自身、この数カ月の間だけでも、耐え難い試練を受け続けてきました。大きな痛みを恐れずに手放していくことは、口で言うほど容易いことではありません。

自分の内面が変化するときは、外側も変化することが多いのです。YHさんの外側で色々起っていることは、霊的成長に必要なレッスンなのでしょう。

「ババジ猊下が見守ってくださるリトリート中にこういう電話がある事は、悪い事にならずに、良い方向に行く」と思いながら、母からとの電話を終えました。」

こういうう認識があると言うことは、分かっていらっしゃる証拠です。

私は存在を信じ、大きな流れに従っています。
自力の抵抗を捨てて、他力、即ち仏力に身を任せています。
大きな流れに従い、苦しみさえも楽しみながらたゆたっていきましょう!

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