2022年10月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡(中級)の体験談をご紹介します。
梅沢麻也子様
スワミジ師、皆さま
静岡 中級リトリートに参加させていただきありがとうございました。
前回の富山中級リトリート、巡礼と参加させていただき日常に戻りながら知ったことは、私は劣等感や焦りだけでなく、自分で気づかなかっただけでまだまだ強く嫉妬心を持っているのだな……ということでした。
一緒にセバ(ボランティア)をしている人に話を聞いてもらったり、それを感じた時どんな風にその気持ちから離れるのか話してもらったりしました。
今回のリトリート前には褒められても受け取っていないよと再度伝えてもらったり、リトリート中にも本当に人目を気にするんだねと言われたりして頭に残っていました。
初日の瞑想は気持ちよく入ることができ、時間も気にならずでしたが、ふと今何時なんだろうという思考に引っかかってしまったら蜘蛛の巣にかかったようにあれもこれも気になりだし、踏みとどまれずトイレに立ってしまいました。
時計を見たら23時で見間違いかなと3個くらい時計を見つけては確かめました。戻ってから気持ちを途切れさせてしまったのを自力でどうにかしようと足掻いてしまいました。
2日目の午前中だったかスワミジ師の講話に、奪おうとする人には与えられないけれど、素直に受け取る人は分かりやすく受け取れているのがわかると思いますといったニュアンスのお話がありました。
奪おうとする……私は今どうだろうか。前に伸びていこうとする感覚は奪う行為だろうかと考えました。
また、瞑想中はじっとしていることが難しくずっともぞもぞとしていたり腰が立たず姿勢を変え続けてしまったり、と思うと同時に動いていたり動きの後から考えが追いかけてきたりと溺れていました。
3日目の休憩時間には自分で感じるのではなく、自分が今どのような感じなのか自分はどうなっていますかと聞きたい、人から見える自分ばかりを気にしていることに気がつきました。
どうしたらいいのかな……と思いながら、それは傍に置いて今日は最後まで座ると決めて椅子を借りて瞑想しました。
スワミジ師が「もう少し長生きしてもいいかな、と思ったんです」と仰ったのが嬉しくて、思い出しては泣きそうになっていました。
集中には程遠く目を閉じてその場を離れなかっただけでしたが、のたうち回ってではあれ10時間座ってそこにいたことが今までにないことで、道場で皆さんと一緒にいたからできたことだと思います。
参加させていただいて本当にありがとうございます。
参加させていただいて本当にありがとうございます。
世界平和ってなんだろうと考えたとき、私の世界の1番の願いは「わかられたい、わからないがないこと」のように思えました。
自分について振り返ってみた時に、ずっとぐるぐるとしがみ付いていた普通になりたい、特別な何かになってちゃんと人の目に映りたい、存在したいと焦ってこの場にいるように思えず不安で怖がってばかりいたことが思い出されます。
そんな、よくわからない焦りは自覚するうちに薄れて行きましたが、そういう混乱や迷走なく安心してそれぞれといられたらいいなあ……でした。
スワミジ師が道場に入られた時、アルターにお祈りをされますが自分とは全然違う。柔らかに受け取られ、溢れるまま差し出されているように見え、仕草だけでもと真似、オーム三唱の時も頂いたもの内側にあるものを差し出そうという意識で声を出しました。
それだけで、それまでとは全然違った誰か何かに押すように向かっていく意識ではなく、自分の内側に内側が存在するんだと感じられて泣けました。
それだけで、それまでとは全然違った誰か何かに押すように向かっていく意識ではなく、自分の内側に内側が存在するんだと感じられて泣けました。
最後の瞑想は皆さんの静けさに助けていただきながら、自分自身と一緒に居たいと願い座っていました。広く遠く静かでした。
私は自分で伝えることがほぼ無いくらい今まで話せることがなかったのですが、こんなささやかな……と思う気持ちより話したいが強く、スワミジ師にこんな風になりましたとリトリート中に初めて自分からスワミジ師にお話できました。
自分の内側で起きたことを話すことがこんなにも勇気がいるのかと、それぞれに自分自身と向き合われ進んでいる皆さんを思うと震えます。
またリトリートの帰り際や日常生活に戻ってからも、あれ?自分はちゃんと居るんだな……と思うようなお声がけをいただき、受け取り拒否して無かったことにしていた自分に気付かされています。
もっともっと内側にもスワミジ師がいらっしゃる。
どうしようもなく何もできていない自分、何もわかっていない自分の裏返し。
強がり去勢を張り駄々をこねる自分を無視せず、大丈夫と言えるように自分自身と一緒にいる、自分を認めるを続けていこうと思います。
参加させていただき、ありがとうございました。