2022年10月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡(中級)の体験談をご紹介します。
梨香様
今回はたくさんの出来事と気付きがあり、何から書けばよいのかわからない状態ですが、書いてみます。
大きな気付きとして書いておきたいことは「私は何もわかっていなかった」ということです。
3年かかってようやく気づきました。
今回皆様が書かれてますように長時間瞑想されている方が大半でした。そんな中、体調が悪かったとはいえ私は5時間が限界でした。
4泊5日のリトリートの二日目にはエゴが大抵抗して「逃げ出したい、帰りたい!」とアルター様の前で心が叫んでいました。
そしてそのたびに参加者の皆様の顔を思い出し、
「そんなことしてどんな顔して明日から皆と過ごすねん!」
「今までだって痛くても苦しくても人生やってきたじゃないか!」
「寝にきただけか、私!!」
と、自分と戦っていました。
が、復活できないまま朝を迎えました。
まさに地獄帰りといった顔で講話に参加しようとしたとき、諏訪仙人様から身体を調整して頂いたり、救いの言葉を頂いたりしました。
「なにもやらない、というやり方もあるんです」と諭され、はっと気づきました。
「またなんとかしようと頑張ってる!!」
私は「我慢強くてガッツがある」というタイプなので逆境には強いのですが、それは大半は無理をしていたり、いらない知恵を働かせて自分に負担をかけたりすることがワンセットになっていました。
翌日も諏訪仙人様から諭され、涙しました。涙するたびにハートが開くのです。
毎回リトリートでは私は地獄から這い上がるパターンですが、今回も同じでした(笑)
リトリートの最中、なんとか逃げようとしている自分に気がつき、そのたびに「瞑想するしかないやん!!」(瞑想しにきたのにこの言い方)と、愕然としました。
最終日の最後の1時間のときに頭痛に襲われ鬼みたいな顔で瞑想しましたがこれはよい経験でした。
こらえられる程度の痛みならむしろ雑念が浮かびにくく無心に近づきやすいからです。
「なにもわかっていなかった」というのには色んな意味があるのですが、瞑想について、無心についてもでした。
そして、3年間わかっていなかった私を見捨てないでいてくださったスワミジ師の愛情深さに、改めて気がつきました。
どれだけ歯がゆい思いをされながらリトリートを、ダルシャンを続けてきてくださったのか。
最後の講話のときの静けさは凄かったです。
ああ、この姿勢でいればよいのか。
ああ、この心でいればよいのか。
「いま話していることは必ず大きな力になります。潜在意識に刻まれます」
そう言われたことをいま身をもって感じています。
今までのリトリートでは感じ得なかった大きな変化と気付きと財産です。
スワミジ師はずっと私達に合わせてきてくださったんだな!!下りてきてくださってたんだな!!と、また感動してしまいました。
まだまだ書きたいことはありますが、ひとまずこれだけにします。
中級リトリート、凄いです。
参加者の皆様に今回もご心配をかけ、スタッフの皆様にもご心配、ご迷惑をかけ、それでも誰も文句一つ言わず優しくしてくださいました。
皆様、本当にありがとうございました!!