2023年3月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。
No.1 加地典子様
スワミジ、スタッフの皆様、参加者の皆様、リトリートを開催していただき、ありがとうございました。
私は今回主人に脳腫瘍が見つかり、入院、手術の日程と重なったため参加はできないでいました。
手術の予定は火曜日だったのですが、予定が変更になり、月曜日となりました。リトリート開催期間と重なったので、どこか安心していました。
腫瘍は下垂体に4.6センチ~5センチとかなり大きなものでした。頭部を切る予定でしたが、内視鏡での手術に変更になりました。
手術当日、病院には立ち会えないとのことでした。午後から休みをとり、用事を済ませ瞑想をしていました。不安がよぎるのでプラクティスは思いっきりやりました。17時には電話がかかってくるので、その時間には瞑想をやめましたが、自宅でやっているとは思えない良い瞑想でした。リトリートが素晴らしいものなのだと実感して、安心しました。
ところが17時になっても電話が来ず、かかってきたのは20時過ぎでした。私は不安になっていました。先生からは手術後に出血してしまったという話でした。水曜日の夕方に病院に来てください、説明しますと言われました。落ち込み、悪い想像しかできなくて、また夜に瞑想していました。次の日は仕事に行っていましたが、落ち込み、認めたくないようなエゴが出ていました。仕事になるべく集中して無心になるように努めて行動していました。
14時頃、また病院から電話が来たのでビクッとして電話に出ました。すると、数値が安定したので大丈夫そうです。えっ?大丈夫?なんで?水曜日に詳しく話すと言われましたが、不思議でしょうがなかったです。力が抜けて、夜はぐったりしていました。
水曜日の朝、瞑想をしっかりしてから用事を済ませ病院に向かいました。
先生から説明を聞くと、見たことないくらい大きな腫瘍だったこと。こんな大きな腫瘍の場合、何もやる気が出ない、認知機能が働かない、尿が我慢できない、目が見えないなど日常生活に支障をきたしていたのではないかと言われました。
しかし、主人にはそのような症状は見受けられず、トイレが少し近いこと、視界が半分になっていたことくらいしかありませんでした。
そして、出血は先生も焦って徹夜で手術の動画を見直したそうです。術後に出血すると目が見えない、意識が戻らないなどするそうです。しかし、主人は目も見えるようになったと喜んでいて、意識もハッキリしていました。出血も落ち着き無事にICUから出ることになりました。先生は加地さん本人に助けられましたとお話されていましたが、これはスワミジ師、ババジ猊下、アヴァター様、リトリートに参加してくれた皆様からの恩恵だと私は思っています。
私は疑い深い人間です。それが今回本当に身にしみました。そのような私にこのような恩恵をいただき、ホントにありがたかったです。
主人は脳出血したこともあり、まだ脳梗塞の心配があるそうです。また、尿が大量に出ていてこれからホルモン治療になるようです。
私の中が空洞になっていけば、スワミジ師の恩恵はまっすぐに主人に届くはずです。これはこれからも修行をサボらないようにしてくださったのだと思います。
今回のことで、確かに奇跡はあるのだ。こんな悪人の私にも光を当てていただけてるのだと実感しました。
実感したら、私が17才から苦しんでいた花粉症が全く症状がなくなったのはサンカルパヨガに出会ってからだったと気付きました。
また、私は人生で車に3回轢かれています。90キロをこえたスピードの車に自転車ではねられたこともあります。自転車は大破しました。ところが私はピンピンしていてその後普通に学校に行き、帰りは友達と2人乗りで帰りました。
どの事故も車の運転手がガタガタ震えるような事故でした。
このように昔から恩恵をいただいていたのに、なぜ何も感じていなかったのか。自分の気付きのなさ、疑い深さをようやく実感いたしました。
このような私にご加護をいただきありがとうございます。スワミジ師からいただいた悪人正機の言葉を大切に瞑想を続けていくしかないと思っています。本当にありがとうございました。
また、なぜワールドピースのために瞑想するのか、わからないでいた自分も今回のことで、少しだけ分かった気がします。マインドや感情に流されないでいることは、とても大切なことなんだ。空洞でいればいいのだ。拙い表現しかできない自分が口惜しいです。
スワミジ師の返信
典子ちゃん。手術うまくいって良かったです。

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