2024年11月後期リトリート体験談
寺崎久弥子様
小雨模様のなか晩秋の散居村の一軒家へお伺いさせていただきました。車庫らしき前に車を停め、立派なお庭を抜けると落ち着いたただずまいの民家の戸口に立っていました。アシュラムの玄関です。リトリートのキャンセルのお詫びのご挨拶にお伺いしたい旨お伝えし、今日の日(11/29)となりました。
私は22日からのリトリートに向け、1週間前の15日に富山入りしていました。
富山は豊かな土地です。故郷ですし、いつも魚やお寿司を楽しみに帰っていますが、今回もちょっと寄り道をして、お刺身と、いつもは手にしない煮魚を求めました。今回のリトリート前に整理と断捨離をしてきたのでちょっと疲れもあり、普段は出来合いを買わない私でした。が、これがいけませんでした。夜中からお腹の調子は悪くなり、翌日からは顔は阿修羅の如く真っかっか、瞼は膨れもう見たくもない醜い顔になってしまい、なかなかひきません。
町医者に、鯖のアレルギーと診断され、薬は飲めど、益々膨らみ、おまけに痒みが出てきて、耳の後ろ、髪の毛、脇腹などなどボリボリと無意識にかいてしまうありさまです。こんな体調では瞑想中の皆様にご迷惑をかけることになると判断し、直前にキャンセルさせていただきました。ホント、ドタキャンで申し訳なかったです。
そういう訳で、玄関でご挨拶のつもりでしたが、スワミジ様もご在宅で、中に通して頂いたうえに、お話もさせていただきました。光栄の限りです。サティヤプレムジ(サリー様)に、スワミジ様って生き神様にですよね!というと、すかさず、そうですよ!と明快に返ってきました。
美味しいチャイをいただき、その上に二階の皆様が瞑想なさったお部屋へも案内していただきました。上がった途端に背中とお腹の両側から圧を受けた感覚がきてスーと自然に背筋が伸び、足元から頭に静かな気が通るような感覚がきて、なんだか天井近くに高次元の存在者の気配も感じられ、ただならぬ気配でした!利賀村の曼荼羅の塔のお部屋とも違う空間でした。
なんといっても、11月の前期と後期2回のリトリート成功の余韻が残っているように感じました。祝福の余韻と、厳しい道場のような感じもいたしました。恩寵を受け取らせていただいたようです。ありがとうございました。幸せ者です。リトリートに参加できなかった落ちこぼれが、この空間と、そして、スワミジ様を独り占めにお話しをお伺いできてなんという幸せでしょう!
そしてなお、猶、びっくりなのは、帰りの運転中で気がついたのですが、あんなに痒かった首筋やら耳など、痒みが嘘のように引いてしまってたことです。帰り道で痒くないし、かっかする顔も落ち着いてきたようだと、気が付き、特別な言霊を出してもらった訳でもないのに、確かに痒くないのです。ボリボリかいてないのです。不思議!不思議です!飛んでるみたいな帰りのドライブで時間もあっと言う間でした。
台風の進路変更や、地震を止める神業も嬉しいですけど、私にとっては鯖に当たって、そして今、回復している現実はなににもまして嬉しい限りです。奇跡が起こったとしか言いようがありません!
アシュラムお参りの体験として、旅好きの亡き夫の話をスワミジ様にしました。その際スワミジ様は「旅の一番は、インナートリップであること、心の中に入ること、心の中を旅することがいちばんの快感で、それは瞑想です。」と教えていただきました。
また、お二階のお部屋のお写真の数々の覚者の方々のなかに日本人の美しい女の方のお写真がありました。 私は不徳のいたすところ、存じませんでしたが、彼女は射水市の生んだ偉大な覚者だと、教えていただきました。 スワミジ様という、生き神様がこの富山にアシュラムを開かれていることは、 太母様のお導きかな?と思わざるをえません。 少し、謎が解けたのと、よくぞ富山の地においで下さいました。 そして、こんなにも気さくに笑みを湛えて未熟者を受け入れてくださったことに感謝しかありません。 尊き先人たちが歩んだ道の戸口にサバにあたって、ボリボリの顔をした老婆がようよう立っているというのがお恥ずかしながら、私でこざいます。
ありがとうございました。
寺崎久弥子
コメント