2024年11月ダルシャン体験談
Satyaprem 様
今回は瞑想リトリート直後にオンラインダルシャンが開催されました。
私のシェアはその2つを通しての文章なのでリトリート体験談とオンラインダルシャン体験談のそれぞれに投稿させて頂きます。内容は同じです。
瞑想リトリートの前には、いつも凛とした高い静寂のエナジーがアシュラム中に立ち込めます。後期リトリートが始まる前に、前期リトリートの振り返りをしたいなと思っていたところ、突然20日の夜中にエナジーが高まり体験談を書き始め4時間が経過し朝になっていました。文章が雑な部分が多く読みづらいところがあるかもしれません。ご了承ください。
今回私は初めてスワミジ様の内弟子、サニヤシンとして、サフラン色のクルタパジャマでのリトリート参加でした。沢山のご縁を頂き、素敵なシヴァ&ヨニの置物やコンチ(ほら貝)をはじめとしたアイテムがアルター(祭壇)に仲間入りしました。ディクシャに必要なアイテムもインドでご縁を頂いて素晴らしいものを用意する事が出来ました。ババジ猊下やアヴァター様方は覚醒を目指す人たちにこんなにも本当に応援してくださるのだなぁと感謝しました。
スワミジ様が今回リトリート参加者さんに初めてディクシャを授けられるという事で、私はその補佐をすることになりました。今年の2月にババジ猊下からスワミジ様がディクシャ伝授の方法を学ばれた際に、「ディクシャの補佐はサニヤシンでなければすることが出来ない」と私は伺っていました。その時は私がこんなにも早くサニヤシンになるとは全く思っていませんでした。ババジ猊下がハリドワールアシュラムで私の眼を見て仰った言葉は「Support him」きっとババジ猊下は私にこのディクシャ補佐という重要なお役目の恩寵をくださったのだなぁと私は思います。
ディクシャはつつがなく皆様へ伝授されました。スワミジ様はひとりひとりに山盛り大サービスで長い時間恩寵を贈っておられました。そのスワミジ様の横顔を見ると「覚醒する人たちの為、そのためだけにヒマラヤから帰って来たんだから」というスワミジ様の言葉を思い出し、本当に真剣にみんなを覚醒させる為に教えてくださっているんだと感涙してしまいました。
また今回のメンバーさんが無事に参加日当日にお会いできたことが本当に嬉しかったです。皆さんひとりひとり様々な人生を体験して、このリトリートでスワミジ様の御前にいらっしゃる当日を迎えます。初めての参加でスワミジ様に会いたくてずっと待って当日を迎えた方。オンラインダルシャンに毎月参加し意識をヒマラヤに合わせて、今回晴れて初めて参加出来た方。二回目、三回目の参加でサンカルパヨガを伝授され自分の人生の中にサンカルパヨガ瞑想がある生活を始められ、様々な体験をされてリピート参加された方。
アシュラムに入る時、そこは覚醒した空間・サマーディエナジーの満たされた空間に入るという事です。そこには三次元の色んな出来事に対しての解決とか議論とか、そういうものは本当は存在しないんですね・・・レイヤーが違うと言いますか・・・。
スワミジ様にリトリート当日にお会いした時、何気なく日本人っぽく「はいどーぞー、ようこそー」ってお辞儀をお互いにします。でも本物の覚者にお会いする瞬間と言うのは歴史上本当に稀有な事であって、私はスワミジ様と参加者さんが目を合わせるシーンを見る度に「ああ、おめでたいなあ」と感動してしまいます。私が2021年に初めてスワミジ様にリアルでお会いした瞬間を思い出します。でもあの時私は今のように覚者にお会いした凄さを分かっておらず、ただ大泣きする自分に驚いていました。内側では過去生からスワミジ様を探していて、やっとお会いできた事に喜んでいたのです。「或るヨギの自叙伝」を読んだことがある方はご存じかと思いますが、自分のグルに出会う機会に恵まれるとは、本当に本当にラッキーな事なんですよね。
また瞑想リトリートはただの瞑想合宿なだけでは無いなあと改めて思います。
グルが全身全霊で覚醒する方法を伝え、集中的に恩寵を与えてくださる機会です。
神秘体験をする方も居れば、さまざまなヴィジョンを見る方や逆にヴィジョンは見ないけれど肉体やマインドを少しずつ遊離させるプロセスが進み確実に無心の道を歩む方。グルはその人に合った一番の方法で恩寵を与えてくださいますね。
私の今回の体験は、サンカルパヨガをすればするほど前にも増して体から抜けていく感覚が増えたことです。もうリトリート15回目ともなりますと苦しいとかちょっと加減しようかなとかそういう考えが浮かばないんです。この「考えも浮かばない・しない」という言葉の表現がありますが、ちょっとニュアンスが違います。「それを行うにあたり加減するなんて言う甘っちょろい考えはない」ではなくて「それを行うにあたり気合い十分とか逆に加減しようとか、そもそも思考という存在が、ない」という感じです。サンカルパヨガをすればするほど、思考が入り込む隙間が無くなるのかなと思います。だから「痛い」「苦しい」とか、はたまた「嫌だ」「なんで」という感情も味わっている暇もないので、その瞬間は知覚は省略されている感じがします。これは肉体的な感覚の体験です。
あとは息を意識するのを忘れて吸っていなかった時間はあったと思います。その真空の時にしか真実の世界は見えない、知覚できないと感覚で分かります。まるで映画によくある、鏡が液体みたいになっていて、鏡の中に飛び込むと飛び込む前にいた所が幻想世界だったと分かったという様な感じをおぼえます。息を吸う時点でこの三次元世界に存在していることを意味していると思います。だから真実の世界にいくためには息を吸わない五感を使わない世界にいかないといけないと予想しています。そんな現象を瞑想中に体験しています。私はここに真実がこんなにも近いところにあると感覚で分かるようになったのですが、これは間違いかもしれません。表裏一体といいますか、ただここにあるという感じがすごくするのです。しかしここにあると分かっていながらそれはとてもとても微細というか、薄い繊細なレイヤーと言いますか、物質的に考えるととても遠く感じるのです。
内側の体験は、瞑想が深くなっていくと前回の神秘体験の時に起こったものがどんどん出て来ていました。あの時の体験は他にも沢山起こっていたのですが、文字化するのも追いつかず忘れてしまっていました。ですが今回瞑想に深く入る段階でどんどん出て来てくるので面白かったです。この40年形成されてきた平田沙織の前、もともと過去生で持っていたその記憶?感覚というか能力というか、それを取り戻していた体験を何度もしていたように思います。時間的にはそんなに長い時間ではないのですが、回数は数え切れないほどでした。と言うか、時間とか回数とかそういうのも気にしてないんですね。そこに在ったという感じだけが残り、少し時間をかけて思い出してみると「ああそれは回数が多かったとは思います」と言う感じなんです。例えるならポラロイドカメラで撮影した後に写真が真っ白で出て来て、時間が経つと撮影したものが写し出されるような感じです。
色んな体験が起きていますが私はサイキックや三次元での現象を楽しむつもりはないので、そのまま感謝し、手放して行きました。三次元で認知できるレベルの体験はほんの一部なのだろうなあと今気づきました。でも私はスワミジ様のご指導のおかげで三次元の速さで認知するのを越えた感じの認知というか、そのものになるというか、そういうのが分かってきている気がします。
私は「リトリートでSatyapremの瞑想体験や神秘体験をシェアしてね」とスワミジ様から仰せつかっておりました。今回参加している男性陣は「ヴィパサナ瞑想」や仏教の事を熟知されていて色んな事を教えていただきました。それらは無心になるために、更に上のステージ覚醒までにまつわる事柄を細かく説明されているのか~とワクワクしました。でも私はそういうのを一切知識がないけれど、様々な深い気づきが連発しています。マインドで理解・認知をすることから解放された時、つまりハートに居る時にそれは起きていると直感で分かっていました。ちなみにこれは自分で自分のハートを開らかせて体験したのではありません。
グルの恩寵がそうしてくださったのです。つまり覚醒はグルの恩寵なしには起こりえないのです。だから修行歴が短く、知識も(当時は心構えも)ない私でさえも深い瞑想体験をさせて頂いたのですね。男性は理詰めで自分の今現在の段階を眺めるのが好きな傾向がある様なので(笑)「ハート、感謝、喜び」という感覚を体験されるときっと善いなと思ったので、私は自分の体験を交えながら「ハート」の大切さをお伝えしました。ハートっていうお部屋があるんですよ。神秘体験でも書いたと思うのですが、マインドが無いんで三次元の空間とか時間感覚などがないんですよ。
3年前、ハートはどこにあるのかわからなくて、とりあえず「男っぽくしないでキャピってみる」という私にとっては演劇部に無理やりぶち込まれたかのような修行をしたのが懐かしいです。トライしてみて良かったなと感謝しています。女性はそういう感覚をキャッチするのは男性よりも優れていると思います。何故なら女性は出産後、赤ちゃんの存在を認知したり、泣き声を聞くと自動的に母乳が生成されはじめます。ホルモンがそうさせるのでマインドは関係なく全身で子育て乳業モードに入ります(笑) 赤ちゃんはママのハートの位置でだっこやおんぶをされて安心してねんねをしますね。それとおっぱいはただ母乳という栄養をあげているだけではなくママのハートのエナジーを貰って、また赤ちゃんはママのおっぱいを貰うことでママの体の循環をもよくしてくれますよね。
女性はその様なホルモンなどを装備している体なので、ハートの位置に柔らかく心地よいエナジーがあるのを自然と知っている女性は多いと思います。スワミジ様の慈悲のエナジーをハートで感じると、とんでもなく大きな海の様なスケールで、そして言葉の表現が追い付かない程の安心感に包まれます。温泉に浸かってほっこり・・いや、そんな表現どころじゃないんですよ。とにかくそれ以外もう何も必要ない、安心感です。
ハートは年齢や性別そんなものは関係なく皆にあって、それを感じることは本当にいいものです、覚醒にも近づきますし素晴らしいですね。スワミジ様はこうも仰っていました。「ハートに居れば病気にならないんだよ」とニッと八重歯を出して笑っていました。西洋の医学の観点からとかそういう三次元の事は置いておいてくださいね。私はこれを聴いた時、とても沁み込みました。
リトリート後すぐにオンラインダルシャンが開催されました。
藤田先生がリトリートの体験談を話してくださったのですが、リトリート体験を経てオンラインダルシャンに参加した今!!気づいた事をお話してくれました。その今!!気づいた言葉に私はとても驚き共感し感動しました。
藤田先生はこう話してくれました。
(言葉の表現はちょっと違うかもしれません、ご了承ください)
「スワミジ様のダルシャン自体に気づきがこんなにも沢山降り注いでいる。スワミジ様のお話だけではなく、みんなの体験談を含めて全てが恩寵。そしてその恩寵は日常にもあるんだということが分かり始めました。例えばスワミジ様が前日に僕に言ったことが、次の日の答えだったりして驚いたんです。」
私はお世辞でも大袈裟に言っているわけでもありません、スワミジ様の声自体が、もう恩寵エナジーなんです。そしてスワミジ様の話す言葉の内容は深い意味があります。本当にそうだと知覚したのでお伝えしています。例えばこれは私の個人的体験ですが叡知は光りであるとか、すべては愛であるとか、体験した経験があります。なんでと言われても分かりません。私は本を読めなかった青年期を過ごしたので勿論知識もありませんが、その体験をしてしまったのです。だから理由や証拠、文献を聞かれてもわかりません苦笑 藤田先生から上記の言葉が出た時、ああ!わかってくれた~!!?と大興奮でした。これを知覚できた人が増えてきたことを本当に嬉しく思います。
藤田先生は三回目のリトリートで自分のキャラクター、エゴをしっかりと認識しました。そのエゴが出て来て色んな反応・浄化が起きていました。これは藤田先生が次のレベルアップするために必要な出来事、つまりチャンスになると私は経験上分かりました。藤田先生は今回はインストラクターも挑戦しました。その時の藤田先生の私への質問は大変勉強になりました。個人の瞑想タイムでは、藤田先生が外的環境に意識を持っていかれないようにお部屋の配慮やエナジーを見たりと少しだけして、最後にお祈りをしました。スワミジ様は勿論いつも遠隔で参加者さんのエナジー調整をしてくださっています。後でスワミジ様と私でお話をした時、藤田先生の状況をやはりご存じでしっかり遠隔でケアされていらっしゃいました。
そして最後に藤田先生は「1時間遅刻したら100年、1000年も遅れたことになるんだよとスワミジ様は言っていたのですが、その意味が分かりました。アシュラムが我が家から近いということもあって、いつでも時間があるとどこかで思っていて、リトリートに対しての心構えがなかった。チャンスが此処にあるのに、慢心している自分がいました。」と仰いました。エリートの方と言うのはこんなにも早く気づき、反省し、前に進んでいくんですね。藤田先生はリトリート中に自分の出て来たエゴを見つめ続ける事で、ダルシャン時に気づきが起こり霊的成長をされたんです。こんな急成長普通しないと思います。やはりここがサンカルパヨガの素晴らしさだと思います。最速最短最強ですね。
今回はゆうごさんのリトリート参加の準備と志はナンバーワンでした。そしてゆうごさんは沢山の素晴らしい瞑想体験をし、以前の姿と比べ物にならない程、程よく力が抜けて穏やかさや優しさに溢れ、そしてその中に鋭い冴えたもの・強いパワーが生まれてるな~と感じました。本当に今回集まったメンバーは素晴らしい瞑想者の皆さんで「ババジ猊下はこうして真剣に瞑想をする生徒さん達に肉体でもお会いしたかっただろうなあ」と私は一瞬寂しくなりました。しかしすぐに「いや今こうして見てくれているじゃないか」と思いました。ババジ猊下にチューニングをすると声が聞こえると言ってくれたたくみ先生、ババジの歌がループして長時間瞑想を達成してしまった角さん。また次回一人一人の参加者さんの素晴らしいところをお伝えできればと思っています。
今回も素晴らしい瞑想リトリートをありがとうございました^^
Om Namo Narayan
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