2024年11月後期リトリート体験談
かずみん 様
リトリート参加2回目の今回、私は前期での参加でした。
しかし、二日目の夜に家族から父の不調(肺炎で入院しました)や知り合いのご不幸の知らせがあり、三日目の朝にリトリートを中断して帰宅することに。
すると、わざわざスワミジ様から「前期でできなかった分を後期で参加していいですよ」とご連絡をいただき、お言葉に甘えて後期の土日に参加させていただくことになりました。
家庭の事情で後期は二日間日帰りの通いで、朝8時から夜19時まで皆さんと一緒させていただきました。後期は限られた時間での瞑想なので、とにかく集中して良い瞑想を行いたいと考えました。
良い瞑想というものがどういうものか、瞑想初心者の私には全くつかめていませんでしたが、頭に思い浮かぶのは前期で風さんとツヨシさんが見せてくれた足を崩さず、背を壁にもたれずに長時間座り続ける姿です。
お二人の先輩が姿勢をほぼ崩さずに瞑想する姿には、尊敬と憧れの念を抱かずにはいられませんでした。『前期では長くても3時間くらいしか足を組んで座れなかったけれど、後期は日帰りで参加するのだから、せめて出来るだけ長く風さんやツヨシさんのように足を崩さず、背もたれにもたれずに座りたい。』
その思いを強く持って座った結果、なんとあっさり瞑想した7時間ずっと足を崩さず、背もたれを使わず、立ったりもせずに座り切ることができたのでした。しかも、それほど辛いと感じなかったのです。正直なところ、前期はたった2時間で辛くなっていたから、この結果には自分でもビックリでした。続く二日目は皆さんの体験談シェアが長くてスタートが遅かったため、5時間の瞑想となりました。実は最初に座った時に、前日のダメージで足が痛くてちゃんと座れず、みなさんのお話をほぼ体育座りをして聞いていました。
しかし、ある方の「痛みを超えたら快感になった」というシェアに対し、スワミジ様が「それは瞑想が進んだ証拠だよ」とおっしゃったのをお聞きして、「よし、私も痛みを快感に変えてみたい!」と挑戦することにしました。そしたら何ということでしょう。足を組んで座っても全然痛くない!結局5時間、今回も足を崩さず、立たず、背もたれも使わずに座り切れました。しかも、前日は途中から足の入れ替えをしたのですが、二日目は5時間全く足を動かさなかったけど平気でした。急に長時間、それも大した苦痛もなしに座れるようになって、今までの痛さは何だったんだとキツネにつままれたような気分でした。
リトリートは本当に不思議なことが起こります。前回はリトリート初参加で「無理しないけどできるだけ長く座ろう」と思ったら4泊5日の間一度も横にならずに座り続けられました。あの時も「あれ?なんでかできちゃった」という驚きでいっぱいになりました。食事をしなくてもお腹が全く空かないのもその一つです。初回リトリートは5日間、今回も前期は36時間程度でしたが、断食の飢餓感は感じませんでした。そして「足を崩さずに座りたい」と強く願えばあっさりとできてしまう。これは私個人の力では決して成し遂げられなかったことです。
リトリートではアシュラムを包むアバター様方やスワミジ様のエナジーがこんなにもわかりやすく私たちを助けてくださる。一緒に瞑想するみなさんからも、多くの学びと刺激をいただき、自分を成長させる糧となってくださる。今回は変則的な参加となってしまいましたが、寛大な対応をしてくださったスワミジ様、あらゆる面で皆をサポートしてくださったサティヤプレム・ギリジ、そして前期後期でご一緒してくださったみなさんに、心から感謝いたします。ありがとうございました。
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