2024年5月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートの体験談をご紹介します。
No.5 山田 哲也 様
リトリートに参加させて頂き、関わって下さった方々全てに感謝します。
参加前に感じていたのは、今度のリトリートは長時間瞑想できる環境が整っているので自分の意志力が試されるだろうということだった。
「何もしない何も考えない」ということの実践なので、意志力など関係ないと思われる方が多そうだが、実際に座禅して眼をつぶると未経験者は2時間もしないうちに横になって眠ってしまうのではないだろうか。考えることがやめられないし、身体も痛くなってくるし。
だから一日中座っていられる人は尊敬する。
肉体的な痛みを超えたところに居るのだろうし、エナジーが頭部に上がって身体の重さを感じないような状態になっているのだろうなと思っていた。
私の経験上12時間以上座禅瞑想を続けるのは限界を超えるような苦行で、普段の不摂生を思い知らされることになる。
一方でインドでパイロットババジ猊下とお会いになってパワーアップしたに違いないスワミジ師に久しぶりにお会いできることが嬉しかった。
実際に参加してみて感じたことは、まず皆さんのレベルが高くて驚いた。
初日の夜中にトイレに行こうとアイマスクを外したら初参加者の方もビシっと正しい姿勢で座っていた。
昔の初参加者は1時間も座れていなかったのに。
自分の力ではない何か大きな力によるサポートがそこにあった。
2日目の瞑想中に高周波が聴こえた。キーンという音もシャーッという音もあった。
雨が降っているように感じた時もあった。もう少し耳を澄ませていると、雨ではなくお寺などにある水琴窟で聴く音のように感じた。
シェアリングの時にそのことを話したら、スワミジ師からナーダ音だよと教えて頂いた。
私にもこういうことが起きるんだな。
その後の私は足や背中の痛みに悩まされて、自分が嫌になって座禅を解いたことが何回もあった。
瞑想しながら騒ぐマインド。日常の問題を持ち込んでそれを思考で解決しようと試みている。
そんな時の私のエナジーは酷いようで、サリーさんからマッサージしてもらって持ち直した。
サリーさん、ありがとうございました。
酷い自分を知る一方で、一番無心に近い状態でいられる時もあらためて思い知らされた。
それを日常で再現しよう。
瞑想以外ではサンキャ哲学についてスワミジ師から詳しい説明を頂き、色々な発見があった。
いまだに分からないことも多いが、それは実際に体験してから知ろう。
12,000年の間脈々と受け継がれパイロットババジ猊下によって発展し完成したサンカルパヨガ。
それを知っていらっしゃるスワミジ師に出会えて私は幸運だ。
今回もご指導ありがとうございました。
このリトリートによって私の超意識にまた何かが刻まれたはず。
今生で出来る限りのことをしよう。
Om Namo Narayan
Om Namo Shivaya
南無阿弥陀仏
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