2025年春期/前期アシュラムリトリート体験談 コジマユキ様

2025年春期/前期アシュラムリトリート体験談

コジマ ユキ 様

リトリート体験談 参加日2025/04/25-2025/04/26

今回3度目のリトリート参加、体調不良もあり3日だけの短い時間での参加でした。

まだ3回目の参加ですが、毎回少しづつ座る時間が長くなっているのと、座っていることに対する苦痛を感じることが最初に比べると少なくなっており、気がつくと今回もあっと言う間に時間がすぎ、朝になっていたというリトリートでした。私自身は短い時間での参加でしたが、今回は長期瞑想をされる方が多く、滅多にない機会に参加させていただいことに感謝しております。

最初にリトリートに参加した頃は、何か特別な体験を期待しながら参加しておりましたが、(実際、色々なことを体験される方もいらっしゃいます)回を重ねるごとにそう言ったことに重きをおくことなく、ただ静かに座っていたいという感覚が自然に沸き起こり、それに委ねるようにしながら座っているという感じになっているように思います。そう言った感覚は、リトリート時だけでなく、リトリートに参加するという意思表示をした時点から始まっており、以前にはない体験でした。

 リトリートから帰ってすぐ、予定外であったボランティアで来てくださっている方々との「大地の再生」作業として、地元の神社の環境整備作業をすることになりました。その作業では大地の脈(人間で言うところの血管にあたると思います)を通すという観点から作業を行うのですが、そこでの目に見えない脈を通す作業が、実は遠く立山、白山、富士山、更にはヒマラヤ、中央アジアへと繋がるというお話を環境整備の先生である矢野さんがしてくださいました。大風呂敷を広げて話していると思われる方もいらっしゃるかと思いますが、地球が一つの生命体であり、一つの体と捉えた場合、そう言った観点で見ることは不思議なことではないと思っています。

 早々とリトリートから帰ることになったけれども、こういった形で、ヒマラヤまでの道のりを整えさせてもらえたことも何か意味があるのだと思っています。目の前に起こることに対し、感情は勝手に沸き起こるのですが、それにのせられず、流されず、自分の学びのために今それが起きているという捉え方も自然にできるようになってきました。

 今回も素晴らしいリトリートであり、関わる偉大な存在の方々、スワミジ様、サティアプレムジ、参加された方々に心静かに感謝するリトリートでした。

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