
2026年春季アシュラムリトリート体験談の体験談をいただきました。
藤田健太郎 様
5日から31日間の寝ない、横にならない、食べない、無心のサンカルパヨガスタイル四無行で藤田健太郎様は12日間達成されました。
今回で6回目のリトリート参加となる藤田健太郎です。今回も12日間の参加でしたが、前回同様、まるで竜宮城に行ってきたかのような感覚を味わいました。毎朝アシュラムの2階で窓を開け外を眺めていると、神々の世界から下界を見下ろしているような不思議な気持ちになります。やはりここは特別な場所なのだと感じます。
今回のリトリートは、全体的にとても軽やかで、大きな起伏もなく過ぎていった印象です。その中で、自分の成長を改めて実感することができました。サンカルパヨガや瞑想にも慣れてきたことが大きいと思います。最初のころはサンカルパヨガの呼吸が苦しく、その時間がつらく感じられていましたが、今ではそれすら楽しめるようになりました。
「頑張る」「こらえる」という感覚ではなく、「この先にどんな景色が見えるのだろう」と俯瞰して見ている自分がいます。そして気づけば、体が自動的に反応しているような感覚にもなりました。何も考えずにただ次の動きが自然と重なっていく。まるで海辺で波が次々と押し寄せ、重なっていくように、次の呼吸動作が積み重なっていき、気づけばその時間が終わっています。
この感覚はリトリート全体にも通じていて、「あとどれくらいで朝か」「あと何日あるか」とマインドを働かせず、永遠の中で行っているように感じるのです。終わりがないと思うと、「あとどれくらい」「次こそは」という評価も生まれず、ただ淡々と続けるしかない。そのことが、かえって安心感につながっていました。永遠に覚醒の道を歩むのだと思えば、達成も失敗もなく、ただ淡々と進んでいく。そんな中で、気がついたらいつの間にかたどり着いていた——そんなあり方が自分には心地よく感じられます。
シェア会でその話をしているとき、「永遠の時間の中で」という言葉を口にした瞬間、ふとハートが開き、涙がこみ上げてきました。この感覚は、前々回のリトリートで見たビジョンの時とよく似ています。それは、漆黒の背景に丸い穴が開き、ババジの目とともにピンクゴールドの光があふれる光景を見たとき、「帰りたい」という言葉が自然と出てきて、その場で涙が止まらなくなったというものでした。どちらの言葉も、顕在意識では気づけない、深いところから湧き上がってくるものだと感じています。
また前回のリトリートでは、強烈なビジョンも体験しました。ヒマラヤの山頂でグルのもと修行している自分が、「ここで首を切れば覚醒させよう」と言われ、自らナイフを手に取る場面。刃は鈍く、何度も切らなければなりませんでした。そして次に、崖の上から「飛び降りれば覚醒させてやろう」と言われ、迷いなく飛び降りる場面。こちらもすぐには死ねず、地面の花がしばらく視界に映っていた光景。それらを見て、「自分はとてつもない覚悟を持ってのぞんでいるのだ」と感じました。
同時に、このリトリートに集まっているひとりひとりも、幾多の生を経てこの道を求め続けてきた強者ばかりなのだと感じました。ヨグマタサティヤプレムジのように先を進む方がいて、初参加で30日の四無行に挑む方もいる。そんな環境の中にいられる自分は、なんと恵まれているのだろうと思いました。
そして何より、長きにわたり探し求めた本物のマスターであるスワミジ猊下に出会えたこと、拾ってもらえたこと。猊下を通して、ヒマラヤのアバターの方々とつながる機会をいただけたことは、本当にかけがえのないものだと感じました。そして、この「つながり」こそが、覚醒の高い段階を進むうえで何より大切なのだと思いました。
これらすべてがただただありがたく、その思いを皆の前で話していると、再びハートが開き、涙が止まりませんでした。
他にも、シェア会で「頭の中に解説者のような存在がいる」という話をある方から聞いたとき、はっとしました。かつて自分にも同じようなマインドがあり、初回のころはかなり悩まされていたことを思い出しました。そして今は、それが消えていることにも気づきました。改めて、自分の成長を感じさせてもらいました。
掃除セバの後に水分を取っていたとき、自分を俯瞰している感覚が突然訪れました。ほんの30秒ほどですが、自分の体から1cmほどレイヤーがずれたところから見ているような感覚でした。これまで意図的に俯瞰しようとしたことはありましたが、それとはまったく違う体験でした。瞑想中以外でこのような状態になったのは初めてで、神秘体験の少ない自分にとっては、とても新鮮でうれしい出来事でした。
今回も、このような素晴らしいリトリートに参加させていただき、本当にありがとうございました。先を歩み見本を見せてくださるヨグマタサティヤプレムジ、自分の写し鏡ともなる頼もしい同志の皆様、そして辛抱強く成長を促し、帰りを見守り続けてくださるスワミジ猊下に、心より感謝いたします。

