2019年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 立山の体験談をご紹介します。
Yoshiki Sakane様
「人間の愛と神性の愛」
立山開催が決まって、すぐに航空チケットを確保したんです。
いつもだと、出発の二日くらい前に、航空会社からメールで予約の確認メールが届きます。
まだ一ヶ月も先なのにおかしいなぁ? と、思いつつ無視。
次の日に、今度はチェックインの確認メールが来て、さすがにおかしいと思って確認すると。
予約の日にちはあってるけど、六月になってる。
あちゃー! やってしまった。
マインドが瞬間に(待ってました)いろんな理由を探し始め、最終的にその理由をあっという間に纏めてしまった。
・立山リトリートまでに、終わらそうと目標を立てていた、奥さんが経営するレストランのリモデリングがまだ終わっていない。
・四年近く、家を飛び出したまま、会って居なかった息子から連絡があり、リトリート時期に家に来たいと言っている。
・スワミジ師との出会い、熊野にある大きな可能性を秘めた、小さなリトリート施設のマネージメントを託されたり、姉と一緒に始めた、イベントと輸出入の会社の運営など、暮らしの足元がどんどん日本に移っていく中で、浮き上がってくる夫婦間の波動調整。
目の前に展開される日常にあっては、大きなウエイトを持った出来事が重なって起きている。
マインドは言う。「だから予約を間違ったんだろ!今回は見送った方がいいぞ!」
日頃からマインドは良く観察しているから、すぐにそれに同化して巻き込まれたりすることはなく、他人事の様に眺める習慣は出来ているのだが、眺めても眺めても、次々に追い討ちを掛けて沸いてくる。
座って内観すると、それ以外にもスタッフとして関わらせて頂いている事や、準備が出来ているから出会えた「サンカルパヨガ瞑想」などなど、マインドの中に住む「優越漢」がそれを支えてコーディネートしているのが観える。
リトリートに参加したいのは、こんな理由なのか。
こんな状態で行ってはいけない。
ここは起きて来たことを信頼してみようと決め、不参加の報告をしたんです。
その後、その決定は良かった、正しい決断だったようなサインや出来事、そして回りの変化や状況も穏やかに進み、優越漢野郎(マインドに住んでる野郎)に逆らってやった事に満足した日々を過ごしていました。
立山開催が二週間に迫った頃、仕事の手伝いで、人を二時間ほど離れたサンフランシスコのダウンタウンに連れて行くことになった。
街で彼女らを下ろした後、二時間ほどの待ち時間があるので、近くのフェリー乗り場の駐車場に車を止めて、建物の裏手に歩いて行くと広場が現れ、広場の中心に銅像の背中が見えたので近づいて行くと、何とガンジーさんの銅像だった。
ガンジーさんを取り囲むように配置されたベンチに腰掛け、台座に書かれたガンジーさんのメッセージが目にとまる。
「My life is my message」
全ての人はそれぞれの人生を生きている。
ライフはアート、そしてそれぞれのアート(人生)は、そのままその人のメッセージ(天使)。
受け止めたガンジーさんのメッセージは彼の壮絶な生き方からは想像出来ない様な、やさしく包むような愛を感じた。
暫くただガンジーさんを眺めていた。
日が暮れて来て、未だ目にまぶしい太陽がガンジーさんの杖を持つ手に重なった。
内なる魂がガンジーさんを通して、長く永遠に続いているマスター(神性)の歩みと繋がった。
嗚咽の様に湧き上がってくる涙が止められない、誰も目に入らない。
こんなとこで何をやっているんだろう?
こんなに求めて来たのに、こんなに恵まれたチャンスを与えられているのに。
魂は泣いて純粋欲求を解放した。
表面の曇りを吹き飛ばすように魂と太陽が一つになった。
やっと落ち着いて回りを見渡すと、ほとんど人が居なかった事に安堵して、時計を見るとあっという間に、迎えに行く時間になってた。
人間の歩みに寄り沿おうとしていた、さっきまでの歩みが、神性、マスター、アバター様に続く力強く軽やかに踏みしめる、歩みに変わっていた。
講話の中でスワミジ師が、ババジ猊下に初めてお会いする時、なかなか会えなかった体験をシェアしてくださった。
その体験が、「お会いしたい」という、強い思いを起こしてくれたと。
その話が、今回の体験とリンクしてすごく納得したんです。
「人間の欲求と魂の純粋欲求」
「人間の愛と神性の愛」
善悪を超えて見る目を持つことの大切さを、改めてより深いところへ下ろして頂きました。
常に引き戻そうとするマインドを、それがマインドの働きだと見てあげられる事が覚者の慈悲慈愛に繋がっていくのなかなぁっと、予感させられる体験でした。
他にもたくさん体験はあるのですが、一番インパクトのあった体験をシェアさせていただきました。
静岡でお会いしましょう。
追記☆
サンフランシスコから帰った夜に、バックヤードのパティオにあるアルターの前で、今日の体験の報告と参加の決意を表明したら、「チクッ チクッ」。なんと毒クモに噛まれてました。
好みのストーリーをかぶしたくなる様な出来事だよね。
あれから一ヶ月になろうとしてるけど、やっと治癒して来た様です。
神経毒すごいね!常に電気が走った様な痛みがやって来る。
スワミジ師の返信
人間、霊的進化するときは色々起こります。
良いか悪いかなど考える暇もありません。
私は起こっていることを分析するのではなく、ただハートを閉じずに、ハートを広げて、低い意識ではなく高い意識に合わせるようにしています。
マハヨギ・パイロットババジ猊下はきっと、ガンジーさんを使ってYoshikiさんを高い意識に誘ってくれたのだと思いますよ。
そして毒蜘蛛に噛まれる!こういうことは良くあることです。でもリトリートには参加できたし、大事に至りませんでしたね!