インド国営テレビが生中継した公開水中サマーディー

2019年5月16日

信心深いインド人の中にも土中サマーディーを疑う人が出てきたので、マハヨギ・パイロットババジ猊下は疑いを払拭するために、今度は水中でサマーディーを行いました。

このお写真は、猊下のデリー・アシュラム(僧院)近くにある、オックスフォード大学が所有する校庭で行われたものです。

公開水中サマーディーは、インドの国営放送が生中継しました。

水中サマーディーでは、溺れ死ぬまで僅か数分の余裕しかありません。それ以上過ぎれば溺れ死んでしまいます。その恐怖を乗り越え、水中で無心になり、無心を遥かに超えたサマーディーを成就することの困難さは想像に難くないでしょう。

因みに、マハヨギ・パイロットババジ猊下の水中サマーディーの最長記録は21日間です。その時は写真のような特設チェンバーではなく、大きな河で成就されました。

その河は、Oshoが「世界で一番美しいマーブルロックがある」と絶賛した景勝地に流れる大河でした。幻想的なまでに美しい大理石の山あいに流れる大きな河でした。

私はマーブルロックを見に行っただけでしたが、そこに住んでいるOshoマラを下げたサドゥー(遊行者)が「マハヨギ・パイロットババジ猊下がこの河で21日間水中サマーディーを達成した」と說明してくれました。

この公開水中サマーディーに参加した猊下の女性信者さんはこう話していました。

「河から還られたときのババジ猊下のお姿を見た時、私はショックで涙がでました。

魚に食われるからなのか、水中でふやけるせいなのかわかりませんが、お体中の皮膚がボロボロになっていて、見ているのはとても辛かったわ」

ヨグマタジ(相川圭子師)も、水中サマーディーをしようと思えばお出来になると仰っていました。でも、女性なのでお体中の皮膚がボロボロになってまでする必要はありません。

それに土の中だろうと、水の中だろうと、サマーディーの本質は変わりません。

サマーディー中、意識はアストラル体に乗り換えます。そのとき肉体は死の状態になります。

サマーディー中に惑星間旅行をしたり、タイムトラベルをしたり、根源の宇宙に還ったりされます。ですので、その本質において、水中サマーディーも土中サマーディーも何も変わらないのです。

公開サマーディーは、あくまで人々にこの世界がマーヤであり、サマーディー、真如の世界が実在することを証明し、その事によって、マーヤの世界で苦しむ人々を悪夢から覚醒させたいがためになされるサマーディーなのです。

公開サマーディーは、覚醒を啓蒙するための手段です。ですので、公開サマーディーが土中で行われようが、水中で行われようが、その本質においては何も変わらないのです。

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