沖縄リトリート体験談 No.11

2020年12月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat沖縄ネーチャーみらい館の体験談をご紹介します。

スタッフの皆様、沖縄リトリートに参加した皆様、また参加できなかった皆様へも、心から感謝申し上げます。

そしてサンカルパヨガを私たちに教えてくださるスワミジ及び偉大なる存在のサポートと恩恵に対し、どんな風に感謝を言葉に表したらいいのか分からず今まで感想を述べることができませんでした。

やっと気持ちが定まったので書く余裕ができました。

サンカルパという言葉の意味、やっと腑に落ちました。

今までは「我(心)、此処にあらず」という感じの半生でした。

回想ですが、私は40年余り音信不通の同姓同名、同い年の幼なじみがいました。

彼女は何においても優秀な子でした。

家が隣同士だったので(約一キロの距離)、癇癪持ちでガサツだった私は、何かと彼女と比べられて(特に親から)、子供心に嫉妬心やひがみ根性が芽生えていました。

それが成長するにつれて劣等感とコンプレックスに変わっていきました。

心が通じ合う仲の良い友達だったので、優劣の差をつけられるとどうしても悔しい思いに苛まれ、それを表に出すことができませんでした。

それに加えて大人が怖くて、人前に立つと冷や汗をかいて言葉がでないほどの恐怖心がありました。

これを穴埋めするために無意識に完璧な自分を作り上げるようになったと思います。

自分とは何ぞや?神とは?

これも多分自分自身の足りない部分を探し求める要因になったと思います。

あるヒーラーに「完璧主義があなたを苦しめている」と言われるまで、それ(要求不満からくる重苦しさ)に気づくことができませんでした。

その頃から幼い自分のイメージがチラホラと出てくるようになりました。両手で足を抱き抱え、塞ぎこんで心を閉じている子供。ヒーリングしても、その子供は心を開かない...

ただ単に他人のように外側からその子を眺めているような感じでした。

サンカルパヨガを実践するにあたって主にその子供の内側を見るように心掛けました。

その子供とはまさに心を閉ざした自分自身であり、世の中の理不尽に背を向け、誰も受け入れようとしない自分自身だったのだと気付かされました。

精神分裂症からやっと抜け出せたかな?

「たまに上の空状態」になるのは心と魂(精神)定まっていないときかもしれません。

幼い自分はやっと目覚めたばかりなので、まだまだ未熟児です。

それでもなお、年の功で色々な経験をさせて頂きました。

立ち往生、右往左往しながら真理の道を探り、遠回りもしましたが、やっぱり元の道へ戻ります。

失敗もまた一つの学びです。

自分という存在を卑下しない。

細胞一つ一つに神様が宿る。ならば、大自然全てが神様の表現なんだ。そう思いました。

神秘体験をするにはまだまだ程遠いかもしれません。

でも、決意をしました。

私という存在は良いも悪いも全てに繋がっています。

それを否定せず、全てに責任持って受け入れることをです。

今の私ができることは、しっかり自分自身と向き合うことです。

カルマ(都合が悪いことをカルマのせいにしない)の解放に取り組みます。

それまでは何かとアバター様の力とお導きを賜ります。

シバ神(スワミジ)のお𠮟りも、しかりと承りながら、これからも精進してまいります。

見えなくとも、ヒマラヤの大聖者たちとの出会いに全霊で感謝を申し上げます。

サンカルパヨガの階段、一歩踏み出したばかりなので転げ落ちないようにしっかりと足を運んでいきたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。

(高良 美佐枝)

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