2019年静岡リトリート体験談 No.8

2019/10/27

2019年10月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。

スワミジ師の返信はこちら

ふじのさやか様

今回で3回目の参加をさせていただきました。チャイババさやかです。

準備したのは、大量のお茶やコーヒーセット。
そして往路、寄り道して「ガイアの体液の恩恵」天竜川に注ぐお水を龍神様に分けていただいて。ワクワクする気持ちと、「何かザワつくドキドキ」をただ、見つめながら静岡へと向かいました。

「何かザワつくドキドキ」とは、2回目参加の立山リトリートの時にあったもの。
「静岡へは行かない」(行きたくない、行かせたくない、マインドの抵抗)。
あれこれと理由つけては「行かない」を正当化し、選択させるモノ。

「行けない理由シリーズ」
1.週末連休に、職場に穴をあける事への身勝手な責任感と、休み前後の同僚の不満を聞かねばならないストレス。静岡をパスすれば、回避できる!

2.ちょっとしたサザエさん一家みたいな構成になってる我が家。相方のマスオさんに、全ての負担を押し付けてる事への意味不明な罪悪感。罪悪感を、回避するためには、やっぱり静岡パス!!

3.リトリート参加費用を捻出できるのか?俺?引っ越したいとか言ってるなら、リトリートより、お金貯めなさいよ!俺!…静岡行ってる場合ちゃうやん!俺!
生活面だけでもこの抗議。

4.
俺が静岡行かなくても、誰も何も気にしないよ。今現状、中途半端な俺よりも、本気で静岡行きたい人に、行ってもらうべきだ!
…どうしようもない位に、しょーもない理由から、どんどんヒートアップしてマインドたちは激論を投げつけ正当化してくる。
『俺』はマインドの中でもネガティブ政党支持率ナンバーワンなやつ、厳しい現実派。こんな状態で行っても失礼だ!静岡はやめとけ!!
「行かない」理由ばっかり出てきて、だんだん虚しくなった。

そして立山最終日の朝に「行かない」は決定的だったが、meditationした昼、『俺』とは別の、おいらと共に過ごしてきてくれたブラックちゃんの『ぼくたち』がスワミジの愛と赦しに旅立ち始めた。綺麗な光になっていった。『ぼくたち』は、コップから流れる水をわかりやすく表してくれた。
『俺』は静岡に行くと隠れみのの居場所がなくなることを知ってたのかもしれない。手放されてしまう、恐れ。手放したくない、自己の何かへの執着心。バケツリレーみたいにコップに水を入れ、蓋をしようとする。手放すことを、おいらに選択させないために、必死に抵抗してきた。
変化を望まない何かが「静岡行かない」宣言でダントツ1位で当選してるのにポロポロ涙が出る。身体と心が、別行動。

そしてウラさんに抱きついて、大泣きし「静岡へ、参加させてください」
誰が?言ったんだ??びっくりした一言が、出てきた。有言不実行がキライなおいらは、結局、静岡へ行く事になっていた。立山から帰った翌日からは、大泣きしてたくさんの『ぼくたち』と笑顔でお別れをした。

そこからは「行けない理由シリーズ」が、みるみる解消。
1.8月末で、その仕事を辞めた。おいらがいなくても現場は回る。エゴ一つ消去。

2.静岡でチャイババのお役目を頂いて、ウキウキしてるおいらを見て、相方くんは「ずっと習ってきたお茶が役立つんだね!よかったね!」と応援してくれる。立山の感想文提出まで手伝ってくれる有様。

3.大好きなネパール人と働ける、仲居の仕事が休み無しで呼び出しが入り、リトリート経費あっさりクリア!
9月末なんて、常連客の方々から、内緒でお小遣いをやたらと頂いてしまう。お小遣いは、全部リトリートのお茶やコーヒーをウキウキしながら買い込んだ。
引っ越したい先も、現地でものすごくサポートしてくれるご夫婦がありがたいご縁結びをしてくださる。

4.いろんなマインドが出てきても、近頃は映画でも見てるかのように観察してることが多かった。不安や恐れ、怒りなどの感情に流されず、穏やかに過ごせた。
マインドに逆らって、静岡行きを決め、コップの水を流す選択をするだけでこんなにもサプライズにしか思えない出来事が、次々と起こっていった。

しかし静岡参加直前に高熱は出る、会場入りしてからは咳や鼻水まで出る始末。(集中できないよう、邪魔でもするかのようにマインドの抵抗が表面に出てくる感じ)

シェアタイムでは「今回の参加者の皆さんすごいなー!神秘体験、続出!!」って、あっさりした思いだけだった。

2日目の夜は、meditationの時に「トントン…」と肩を叩いて下さったのが、スワミジと思ったら誰も居なくて、驚いたこと。

3日目の朝、洗面しようと巻きつけた布が、やたらと落ち着き、(映像に登場される、懐かしくも感じるあるBABAが見守ってくれてる様で、心地良くて)咳まで止まるので、そのまま巻いての参加。

3日目の夜のmeditationでは、寝入ってしまったNさんのいびきに合わせてNさんにスポットライトの照明を合わせ、光源の調整をされるババジが…居た!(でも、気のせいだ、と思うことにした、おいらが居た)

しかし、毎夜毎夜、皆さんが寝静まってる放課後(?)公開されるびっくり事実に、今回は他人事じゃ済まされない事が判明した。気のせいだと思うことにしたババジ猊下の臨在を、同じ時に同じ内容を体験してるソウルメイトの典子さんがいた。

そしてさらに大変な事に、典子さんのマインドの解説者は、彼女の笑いの秘孔を突いてきた。
ウラさんなんて「私真面目だから、笑わないけどね」なんて断言してる。(笑いの秘孔を突いてきてるのは、ババジ猊下なのに)

同時に、おいらにも静かにお試しが来ていた。黒を超えた漆黒の暗闇が、心の中を掌握して、絶望的な孤独の闇へ引き戻そうと来ていた。
感覚的に言えば、鼓動なんてなく、血液の循環すらもない動く屍に、冷めた思考だけ植えつけられている状態。泣こうと、叫ぼうと、誰にも届かないならと自分を守るために、染め上げた黒い翼。対価を払い続け、鍛え上げた黒い翼。

上辺だけの綺麗事なんて、もうたくさん。そんな世界で生きていたくなんて、ない。どこにも居場所なんて、ない。この絶対なる、孤独の中で本来その人があるべきところに在れるよう、本来悲しまなくても良い魂たちが少しでも救われるよう、影でこの闇の中でちっぽけな己でも、その信念だけを貫いて静かに祈り続けよう、そう、あり続けよう…そう、決めてきたのに。ずっとずっと、やり続けてきたのに…

無遠慮に、静かに守り続けてるフィールドを踏み荒らされ、身代わりをしても結局は救われない人達を見て、過去からずっとやってきたこの役目。己の決めたことすら全うできない、もう、何の役にも立たない己の無様な翼を見て「もう、終わりにしよう」。そう決めて大昔から魅せられてきた、漆黒の闇に光る、唯一の光、ヒマラヤの光を探し続け、彷徨い続け、歩き続けてやっと、スワミジに出会えたのに、それでもまだ、来る。向こうも諦めない。コップの蓋に、重石をのせようと来る。
立山で旅立っていった『ぼくたち』も戻ってこようかと心配そうに見つめてくれた。

誰にも言わず、閉まっておこうと決めていたのに放課後Nさんに、その部分を見せてしまった。Nさんは驚きを通り越していた。でも、その時、何の根拠もなしに出た言葉があった。「大丈夫。明日には、どうにかなるから。自分で解消できるから。心配かけて、ごめんなさい。」


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2019/10/27

そして迎えた最終日。
昨夜、大笑いした放課後にただひとつだけ、願ったことがあった。(マインドの懇願、マインド主催の大規模な護摩法要開催)
「典子さん。頼むから東大卒のプロの〇〇〇に挑戦するのはやめてくれ」

スワミジのお茶を用意し自分の坐す所へ行き、顔を上げた瞬間、その願いは、木っ端微塵に打ち砕かれた。安定安心信頼のブランド、〇〇〇の彼の真後ろに典子さんが、自信満々のポールポジションを獲って、座っていた。
絶句。

あまりにも無謀な挑戦者の勇気においらも、己に来てるお試しに真剣に向き合おうと決めて、サンカルパヨガ瞑想を始めた。(観念したかのように、マインドは静観し始めた。護摩法要は、中止)

安定安心信頼のブランド、〇〇〇の予期せぬフェイントに典子さんが、震えだした。(目を開けていないけど、カウンター攻撃を受けたのは、わかった)

その時、ババジが「Areyouready?典子は準備OKだよ」は?何を仰ってんですか?おいらは、協力しません。(マインドが協力を拒否)
ババジ「だったら、彼女ね」と、ウラさんへと移る。は?!いや、無理です、協力しません。(マインドの大抵抗、護摩法要再開)

その時…典子さんが、大笑いを始めた。
そして…ウラさんも、笑い始めた。

ババジじゃない、誰かがささやいた。
『さやかはブラックから卒業すると決めて、熊野のHHさん、HMさんを頼り、愛と光の救済の道を求めてスワミ・アデティヤナンダ・ギリへと繋げてもらったんだよね。今回、サンカルパヨガ瞑想をちゃんとしたいからと東京へワンドの施術を受けに行って準備してきたんだよね。
天竜川へ水を取りに行ったのも、熊野で頂いたと大喜びしていたスワミジが役行者ならば、SKさんが前鬼。自分は後鬼。その後鬼のお役を努めたいと行ったのではなかったのか。心が折れそうな、絶対な孤独の闇でなく、この救済の道を選んだのではなかったのか。
選んだはずなのに、何に固執している。彼女たちが、居る。ひとりじゃない、我々も、居る。怖がらなくて良い』

届いた言葉に、ただ素直に従ってみた。(コップの水というより、せき止めたダムの放水に近かったのでマインドの護摩法要は、あっけなく終了)

心の真ん中にあった、握りつぶされそうになっていた塊が、鉄格子から細かい粒子のように解放されていってそこへ、吸引力の落ちない〇イソンの掃除機みたいな感じで生まれて初めて、心が温かくなっていく生きてる屍に、徐々に体温が上がっていくのを感じた

その瞬間、笑いだしてる、おいらが、居た。ただ、ありがたくって、血流を感じれるのも嬉しくって、笑い続けた。
鉄格子から出る勇気、きっかけをくれた典子さん、ウラさんに感謝した。

その時、『2ルピー』(は?2ルピーですか?家に2ネパールルピーなら、あるんですけど)
『幸せか?幸せなら2ルピー』(Yes!とっても幸せです!でも、すみません、持ってません)

何だ?!今の??2ルピーって?meditationの時、よく来るマインドの解説者じゃない!!違う!びっくりして、目を開けてしまった。

ババジが仰っていた映像を思い出した。「何も問題のない時彼は現れない。しかし私が誤った方向にあればやってきてそれを正してくれた。ハリババはいつも2ルピー請求した」

何が嬉しいってスワミジが仰るとおり、いろんな面で「覚者はジャッジしない」。大金持ちのババジも、こんなおいらでも、同じハリババの2ルピーの請求。
勝手に「これが最善だ」とかマインドに甘えてジャッジしてるのは、己。

静岡に来れたから、みほこさんの愛あるビスケットを手に出来て、yoshikiさんからコーヒーを淹れてもらえて、祥子さんにめいいっぱい甘えて、Nさんに見守られながら向き合うことができた。一人じゃ、ここまで来れなかった。皆さんがいてくれたから。
ちょうどラグビーのワールドカップが開催されてたのもあってか、対人だけじゃない、アヴァター様も含めての『One for All, All for One』が心に響いた。

今回のリトリートでは、食事なしで参加しました。ここまで見守り続けて下さってるスワミジのグラスに注ぐ、一杯に、そこに集中することがおいらの、後鬼ちゃんの、喜捨の一つではないかと。スワミジに「美味しい」って笑顔を見せてもらえるのが、おいらの喜びならそれだけで満腹になれるように!それだけの理由でした。

感謝を伝えれば、終わりがないくらいにリビングマスタースワミジが、どなた様にも繋いで下さいました。
己にはそんな権利はないと幸せを受け取るのを怖がって拒否してた、間違ってた選択を正して下さいました。
ありがたい幸せの2ルピーの貸付金はスワミジ在っての、体験です。

サイキック的な部分、サードアイの使い方、今までおいらがやってきた方法の転換期にもなりました。
今期最強の台風が来るという情報の中、参加者それぞれが、お客様でなく自主的に、できうる形で準備を進めて下さって、新たなリトリートの形として見させて頂けたことに感銘を受けました。

前回の立山で、ある画伯に頂いたお役目『銀河系ワクワク妄想族特攻隊長さやか』。
次の熊野へ向けて、ワクワクしながら走り続けます

『2ルピー準備せな、あきまへんなぁ、どないしまひょ』直接、ハリババに2ルピー手渡し出来るように精進してまいりたいと思います。

台風という大浄化の後に迎えた満月の日に、改めて『明け渡す』という事の素晴らしいギフトを頂戴できました。
たくさんの出愛と氣付きにガイアの恩恵に感謝いたします。

ネパールのWorld Peace Pagoda
道場の関係者様
ヒマラヤのアヴァター様
蔵王権現様 熊野権現様
今までもこれからもいつも見守りお導きくださるすべての方々に御礼申し上げます。

Thank you Dannevard!!
ババジのスワミジのWorld Peaceこれからも一緒に歩ませて頂きたいと思います。

Om namo Shivae!!くじけそうになっても、あきらめずずっとずっとサドゥーやってきて巡りめぐって、廻りまわって歩き続け、遅くても進んできて本当に良かったです。
幸せです!ここから新たに歩き始めます。

 

スワミジ師の返信

2019/11/10

さやかちゃんの文章のボリュームが結構あるので中々答えられませんでした。

また、さやかちゃん独特の言い回しが多いので、解説をつけるとおそらく彼女が書いた3倍以上のボリュームになるので思い切ってポイントだけを書きますね。

今回のリトリートは奇跡が起こり続けています。個人の体験だとマインドトリップだと疑う人もいるので、先ずは分りやすい奇跡について話します。それから瞑想体験についてあらためて話します。

二日目は今期最強の台風が静岡道場を直撃しました。静岡道場は山頂に建立されています。周りには台風を遮る建物が一切無いので、本堂は台風の直撃をもろに受けます。だから窓は三重にしているそうです。I.K.様のお話では、今回初めて雨水が漏れたそうです。

停電すれば、水道水をポンプでくみ上げられなくなり断水すると聞いていました。なので、車で来るリトリート参加者にお願いして、水や緊急時の食料、電灯、その他を持ってきてもらいました。

ですが、台風の直撃を受けたのに、いつもは起こるはずの停電が起こりませんでした。

さやかさんは、わざわざ天竜川の水を運んでくれました。とてもおいしかったです。

典子さんやIMさんも色んなものを持ってきてくださいました。充電バッテリーまで持ってきてくださいました。有難うございます。

でも我々はヒマラヤのアヴァター様達に守られていました。お寺様より低地に立地する、我々が予約したホテルは停電になり断水しました。ホテル側は「食事も出せないし、お風呂も沸かせない。申し訳ないけれどキャンセルさせていただけませんか?」と平謝りでした。

仕方がないので、急遽別のホテルを予約したら、ちょうど我々スタッフの分だけ部屋が空いているとのことでした。多分、超大型台風のせいでキャンセルした人が出たのでしょう。

そして、リトリートが終わった直後に、お寺様が停電したそうです。そして断水したので水道局に調べて貰ったら、驚いたことに年間数万リットルもの水道水が漏水していることが発覚しました。

まさに不幸中の幸いです。我々も些少ながら義援金を納めさせていただきました。

実に解りやすいマハヨギ・パイロットババジ猊下と、ヒマラヤのアヴァター様たちのご加護でした。

さてそれでは、皆さんに起きた神秘体験についてお答えします。

台風の中での瞑想はとても深く入れることを私は知っていましたので、皆さんにお伝えしたらその通りになりました。

「2日目の夜は、meditationの時に「トントン…」と肩を叩いて下さったのが、スワミジと思ったら誰も居なくて、驚いたこと。」

そうでしたね。さやかさんとNさんとゆきさんが「こんな神秘体験をしたけれど他にも同じ体験をした人がいないかどうか聞いてみたいのですが?」と私に聞いてきたのでしたね。

それを皆さんに尋ねてみたら驚いたことに、同じ体験、似たような体験をした人がたくさんいました。

私もヒマラヤで修行中に、このような体験は一日数十回から数百回ありました。だから、皆さんに起こった事について疑いはありませんでした。

皆さんが瞑想中に、私はエナジーワークをしていました。だから皆さんのエナジーが上昇していたのは知っていました。瞑想が終わった後に私が申した通り、猛烈な台風の最中、本堂内のエナジーが高周波に変わっていくのをはっきりと感じました。

皆さんの話を聞いて思い出したのは、近代インドの覚者として必ず名前の挙がるラーマクリシュナの話です。

ラーマクリシュナはカーリー女神の熱烈な信者でした。彼は女神と話し、触れ合ったそうです。

こういう体験が起こることは素晴らしいことです。普通の人には一生に一度起こればラッキーな体験です。

このような瞑想体験を起こすようにしてください。それが肝要です。

それは神からの恩寵です。恩寵を頂いたことに感謝してください。その感謝の気持ちが起これば、またもや起こります。

それを一度や二度ではなく、一日数百回、数千回起こるように自分を許してあげてください。こういう体験が起こったのは精神的におかしいのではないかなどと勘違いしないで、神秘体験が起こることを許してあげてください。疑いを挟まないでください。

このような神秘体験が日常茶飯事になってきたある日、それは自然に落ちます。そして貴方は更にグレードアップします。

それまでは落としてはいけません。

耳学問で「ラーマクリシュナはカーリー女神を落とした。カーリー女神を見ているのはまだ低いステージだ」などと言う人の言葉は無視してください。「禅なら魔境に陥ると言う」などと言う人の言葉は気にしないでください。

魔境に陥るのを心配するのは、サイキック体験が一日数百回以上起こり続けた後で良いのです。そんな体験が無い人が心配することではありません。

仏教ではこういう方を増上慢と言います。増上慢の方は耳だけが浄土に生まれ、耳以外は地獄に堕ちると言われています。

だから増上慢の方はどうかご自分を大切にしてください。貴方達もリトリート参加者の神秘体験を素直に驚いてください。そうすれば恩寵を共に頂けます。

私がOshoコミューンで最初に学んだことがあります。Oshoは瞑想を三つの言葉で言えば、比較しないこと、ジャッジしないこと、受け入れることだと言いました。

私はその言葉どおりにしました。そして成功しました。

だから、他者の体験と自分のとを比較して、他人をジャッジすることはしないでください。そんなことをすれば自分を貶めるだけです。実に馬鹿げたことです。

他者に起こったことを素直に驚き、受け入れれば、貴方はその恩寵を頂けるのです。誰かが受けた恩寵を自分の事として喜び、分かち合えます。

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2019/11/10

「その時、『2ルピー』(は?インドルピーですか?家にネパールルピーなら、あるんですけど)

『幸せか?幸せなら2ルピー』(Yes!とっても幸せです!でも、すみません、持ってません)

何だ?!今の??2ルピーって?meditationの時、よく来るマインドの解説者じゃない!!違う!びっくりして、目を開けてしまった。

ババジが仰っていた映像を思い出した。

「何も問題のない時彼は現れない。しかし私が誤った方向にあればそれを正してくれた。ハリババはいつも2ルピー請求した」」

これは凄いな!

ババジ猊下のマスターであるハリ・ババジは、猊下に危険があると空中から物質化して現れて、猊下を助けてくださいました。

助けた後は、お茶目に必ず2ルピーを請求するというあの話ですね!さやかさんの前にハリ・ババジが現れたんですね!

私もハリ・ババジにお会いしたかったな!

ヒマラヤではしょっちゅうお会いしていたのに、最近はとんとお見えになりません。(さやかさんのように霊体でお会いしたと言う意味です)

羨ましいです!お会いしたかったです。

さやかさん。良かったですね。私もハリ・ババジに2ルピー請求して欲しいです。

高名なユタさんの玉城さんは、私の周りを光体がものすごい勢いで周回していると言ってくれました。勿論ハリ・ババジもいらっしゃると信じています。ですが、本人の私には観えません。

自分で光体が観えたら、危なくて車の運転もできなくなるから、観えなくて良いのだ、と納得させていますが、やはり、さやかさんたちのように観たいものですね。

さやかさんは私がレクチャー中、ずっと隣に座っていてくれました。私の水やお茶が無くなると、すぐに新しいお茶や水を出してくれました。本当にありがとうございます。

お茶は有機農法のとてもおいしい“せごどん”でした。

彼女は茶道ではない煎茶道の求道者です。だからチャイババ(茶の聖者)と自称しています。

私は常々「リスペクトされる側より、リスペクトする側の方が功徳が多い」と言っています。彼女はその典型です。こんな私にさえ、感謝とリスペクトを持ってくださるから、ハリ・ババジが会いに来てくださったのですね。

しかもハリ・ババジは、お茶目にきっちり2ルピーを請求してくれたのですね。

「さやかは、ブラックから卒業すると決めて、熊野のHHさん、HMさんを頼り、愛と光の救済の道を求めてスワミ・アデティヤナンダ・ギリへと繋げてもらったんだよね」

私はさやかさんと初めてお会いした時のことをはっきりと覚えています。あれは私が熊野で初めて瞑想会をした日でした。

瞑想休憩中の私に、HHさんはこう言いました。

「ギリジ。さやかさんという女性がいます。

今まで闇の中で苦しんでいましたが、今はブラックの世界と決別して光の世界を求めています。ギリさんなら何とかしてくれるよと彼女に紹介して、今回の瞑想会に招待しました。

彼女は仕事の都合で瞑想会に参加する時間はないけれど、一目だけでもお会いしたいと言って、わざわざ京都から車で会いに来ています。

会ってくれませんか?」

勿論私は即座にYesでした。僅かな休憩時間に私に会うだけの為に往復何時間もかけて会いに来てくれる方の真情をどうして無視することが出来ましょう?

私も闇の中に居たからこそ覚醒を求めたのです。闇を潜り抜けてきたからこそ、今の自分があります。同じ苦悩を持った人を排除する選択肢は、私にはありませんでした。

そして休憩中の僅かな時間だけお会いした後に、彼女は踵を返して戻られました。

覚醒は、どうしようもない苦悩を背負った人に起こるものです。

苦悩の中に在ってもがき続ける者が苦悩から抜け出す道は、覚醒しかありません。悪夢にうなされている者は、悪夢から覚めることしか解決法はないのです。

だから苦しむ者は幸いなのです。貧しき者も幸いなのです。

ただし、自分の苦悩を餌にして人に甘える人は駄目です。そういう人にエナジーをあげても無駄なことは知っています。

さやかさんは違いました。彼女の眼はうるんでいました。必死に光を求めていました。

そして何より、自分に甘えていない眼でした。

自分の苦悩を駆け引きにしない眼でした。

 

Om Shanti Shanti Shanti Om(愛と平和を)

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