2022年富山リトリート(中級)体験談 No.12

2022/7/25

2022年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat富山(中級)の体験談をご紹介します。

新井幸代様
●二日目
講話後、スワミジ師がおもむろに「今から5時間瞑想をします」と仰ると、やるしかないけれど、正直やりたくないなあとマインドが抵抗してしまいました。
というのも、これまで初級リトリートでの瞑想は1〜2時間くらいを何セットか行うことが多かったからです。
過去に参加した静岡リトリートでは、夜中の自主瞑想で直ぐにシャバアーサナしてしまって寝落ちし、起きては瞑想の繰り返しで、朝まで座り切ることが出来なかった苦い経験がありました。
瞑想が始まると、程なくして足が痛くなりました。アヴァター様方に何度もお祈りしましたが、そう簡単に願いは聞き入れてもらえず、痛みが増すばかりです。
自分は弱くて甘い人間だと自覚があるので、今座り切れなかったら明日も出来ないかもしれない。そうだ!こんな時こそサンカルパ(決意)だと、瞑想時間が終わるまで座り切ることだけを目標に切り替えました。
姿勢が悪かったり、集中出来ない時間が多かったりと不甲斐ないながらも、何とか5時間瞑想を乗り切りました。
●三日目
リトリート前日がグルプルニマだったこともあり、そのセレモニーで使われたお花もサンダルと一緒にアルター(祭壇)前に飾られていました。
アルターに手を合わせる際、他の参加者の方でサンダルに接足作礼されていた方がいらっしゃいましたが、この日初めて私も作礼させていただきました。すると、頭を近づけただけでビリビリとして、そこにまだエネルギーが残っているのを感じました。
三日目の瞑想は7時間とのこと。集中しなければと気合を入れて臨むも、開始早々、寝て前のめりになってカックンとして起きるの繰り返しでした。このままではいけないと、高い意識にチューニングするとサンカルパしました。
その後、名前の無い感覚が湧き上がってきました。これ何だったっけかなと味わっていると、ありがたい、感無量といった感じだったので、リトリート会場の自然や、リトリートに参加できたことへ感謝していました。
すると突然、今朝のアルター前でのことを思い出し、スワミジ師への感謝が溢れ、接足作礼したくなりました。瞑想中に空想を使うことは良くないのですが、心の中でスワミジ師に接足作礼すると、ハートの辺りが温かくなりました。その温かさがスワミジ師と話しているときにエナジーが回ってきた感覚と同じだったので、ハートで繋がっている感覚を味わいました。
その感覚が薄れていき、また足の痛みや瞑想に集中できない、飽きたとマインドが騒がしくなりました。しばらくして、おりんが鳴ったように聞こえたので瞑想終了かと思いましたが、周りで動く気配がありません。
気のせいだったかとがっかりしていると、今度は上半身がハートの時より更に温かくなりました。本当はいつでもこの状態なのに、自分のエゴが邪魔をして受け取れていないだけだと分かりました。
●四日目
瞑想中、スワミジ師やインストラクターの方から姿勢を直される機会が度々ありました。正しい姿勢でいる方が、マインドのおしゃべりが早く静かになるように感じました。
●五日目
最後の瞑想は今までで1番無心の時間を保てました。
リトリートを通して課題も見え、それを解決するには、日頃どれだけサンカルパヨガ瞑想に時間を割けるかという当たり前のことを実感しました。
7時間瞑想という未体験ゾーンを乗り越えられることができたのは、ひとえにアヴァター様方、パイロットババ猊下、スワミジ師、ご一緒した参加者の皆様のお陰です。ありがとうございました。
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