2022年富山リトリート(中級)体験談 No.16

2022/7/30

2022年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat富山(中級)の体験談をご紹介します。

ショコナンダ様
今回も参加させていただいき、ありがとうございました。リトリートでなければ体験出来ない奇跡的な出来事や、いただいた恩寵を記しておきたいと思います。
毎回色んな人に起こるのですが、私にもリトリート前から色んな体験が始まっていました。
富山へ車で向かい、いつもとは少し違う経路を選びました。長野県の安曇野を通った時に美しい景色に見とれていました。目の前の視界に全面パノラマの平野や南アルプスの眺めが広がっていました。その時ハッとして気がついたのは、安曇野の大地の地中に私のハートセンターがあるのを感じました。大地に広がる大きなハートセンターでした。車を運転していたので「えっ?!」と思って戸惑いながらも、私のハートの鼓動が安曇野の大地の鼓動と一体になってドン!ドンッ!と波打ち、震えました。感動して涙が流れました。ほんのつかの間の出来事でした。
リトリート前日に富山入りし、その日はグルプルニマでした。年に一度のグルに感謝を捧げる日で、7月の満月の日にお祝いします。
諏訪仙人がマントラを唱えてくださっている時間に多大なる神聖な恩寵が降り注いできているのを感じていました。尋常ならぬエナジーがスワミジ師とそこにいたメンバー達を包み込んでいました。
エナジーフィールドが完全にできあがった状態から、最後に瞑想に入りました。短い時間ではありましたが、深い深い瞑想をみなで共有できました。リトリートの前夜から既に完璧な流れが勢いを増していました。

さてリトリート当日。
肝心な瞑想の体験談。
初めての中級リトリートとして、2日目にみんなで初めて5時間の瞑想に挑みます。
とても緊張とプレッシャーがありました。リトリートでできなかったら家に帰って一人でなど出来ないと思ったから。この場でとにかくやるしかない、座りきろう、そう思いました。
通常の日常生活と同じマインドの状態で5時間座るのはキツイし、出来る気がしない。サンカルパヨガでマインドをしっかり飛ばして、深く深く瞑想状態に入れるようにイメージして臨みました。途中2回くらいマインドが戻ってきてしまい、「脚を伸ばしたいなあ」という意識に持っていかれそうにりました。でも1回でも動かすとドツボにハマり、また動かしたくなり、延々と脚に気を取られてしまいがちなことを以前の経験で知っていたので絶対にそこに意識を取られたくなかったのです……
そこで「もしよかったらババジ猊下の高い意識にどうか繋がらせてください」、そうお祈りしました。その日は7月15日でババジ猊下のお誕生日であり、いつもよりババジ猊下のパワーが強まっているとスワミジ師にお話しいただいていたので思いつきました。
そして体の痛みや窮屈さに意識を持っていかれることなく、無事に脚を動かさずに5時間を座りきりました。
途中で時間を見ることができなかったので、それも良い方向に働きました。時間がわからないと、とにかく内側に入って向き合うしかないので集中出来ました。
今回は、時計を見て「まだ○○時間もある!」などと思う「追い込まれた思考」にハマってしまうことは回避できたので、それに途中で気が付けたこともよかったです。
深い瞑想状態に入れれば、1時間が一瞬で過ぎると理解していましたから、とにかく体とマインドを静かにして動かさないこと、内側に深く潜り続ける事、そう意識して気合を入れてました。
3日目の7月16日は、7時間に及ぶ瞑想時間になりました。インストラクターをさせてもらうことになったのですが、そうすると立場上、しばしば目を開けてみんなの様子を伺ったりして気を配っています。目を開けるとエナジーが漏れて上がりにくくなりますが、みんなと一緒に乗り切れるように楽しもうと思って臨みました。
結果的には、この時の瞑想が一番印象深い体験になりました。
サンカルパヨガをしている最中からハートセンターの空(くう)が大きく「ホワッ~ホワッ~」と広がったり少し戻ったりして只ならぬ大きさに膨らんでいました。ハートセンターの空の大きさが体の淵までいっぱいになり、気持ちよくハートが開く感覚を味わいました。
そして瞑想タイムに入り、どのくらい時間が経った時なのか忘れてしまいましたが、先ほどのハートの空がワーッと一気に瞑想部屋の広さいっぱいに広がりました。そして「私」という存在は消えてしまいお部屋の空気になりました。さらに部屋から外に広がっていき、利賀村の瞑想の郷の空気にさらに広がっていくエアーとなったのを感じていました。
ほんのつかの間の体験でした。
そして何時間も経ったころ、お腹の底から湧いてくる至福感が始まりました。身体のコアな部分、センターと言われる部分には熱いエナジーが満ちていて、またそこからどんどん放出されている感じがします。宇宙から降り注ぐ熱いエナジーをたくさん受取って、それが熱となって湧いてきています。あまりにも気持ちの良い感覚がお腹の底から脳天まで上がってきて全身に広がり、私を包んでくれていました。至福感は上がって来続け、痛みや窮屈さなど全くなくなってしまいました。気持ちよくて気持ちよくて仕方がない、ずっとこのままでいたい、瞑想を止めたくない、そのような状態に至り、それは終了時間が来ても止みませんでした。
インストラクターのセバがあるので、途中5時間半くらい経った時に目を開けてみなさんの様子を見ました。なんと、全員きちんと座っていたので驚きました!すごい!!一人も横になったり足を延ばしたりして休んでいなかったので感激しました(瞑想の時間は各自で調整して休んだりしてもらえるようにお伝えしていたのにです!)。昨日からの大きな前進でした。昨日は休んだり座りきれなかったという自己申告もありましたが、今日は誰も休んでいない!とわかると感激してしまいました。そしてそのまま最後まで全員座りきれたのでした。またその時の静寂さはとても気持ちがよく、いつにも増して素晴らしかったです。
みんなで乗り切ることができ、お互いにサポートしあうことができたこのサンガは素晴らしいと感じました。みなのサマディへの熱意を感じました。
これはスワミジ師の臨在してくださる環境でババジ猊下やアバター様方からのギフトなのだと思いました。スワミジ師もそうコメントくださいました。
4日目の7月17日は、再び7時間の瞑想時間でした。
個人的には昨日の体験があまりにも気持ちよかったので、またあれが起きないかなあと思ってました。期待混じりの気持ちをもって、楽しんで行こうと思ってました。
プラクティス前にアルターにご挨拶するときには、ババジ猊下やハリババジ、アバター様方とのやり取りを楽しく妄想。「用意はいいかい?」「イエ~イ!!」「楽しんでいこうぜ~」「イエ~イ!!」そんな風に。心なしかアルターのお写真のお顔もほころんで見えました。
たったの3回目で長時間の瞑想が楽しくなってました。初回の緊張やプレッシャーはもはやありませんでした。自分の感覚の変わりように驚きながら楽しんでました。長時間瞑想すればするほどエナジーがチャージできると誰か教えてくれましたが、本当にそれはありがたいことです。
3時間4時間経つと痛みやマインドはどこかに行ってしまいます。気持ちよくて仕方のない至福状態になれるのなら、そこまでをサンカルパヨガで飛ばしてしまえば乗り切れます。どうせ気持ちよくなれるのです。どうやらそうなのだろうということが体感として分かってきたので、この日は楽しんでいく気満々でした。
そして予測通り、3時間経ち、4時間経つとマインドは静かになり至福に満たされてきました。昨日のような神秘的な体験は起りませんでしたが、静かに満たされた状態になることができました。終わりのりんが鳴った時は「ああ、もう終わってしまうの」という気持ちになれていました。至福に包まれているときには瞑想時間が終わってしまいそうな辺りの気配も感じられていてその時間を愛しく感じ始めていました。あと3時間くらい瞑想したい、そう思いました。
今まであまり長い時間の瞑想をしてきませんでしたが、長い時間の瞑想にトライしてみて、本当の瞑想の良さがやっと初めて理解できてきたと思いました。
これらの瞑想を通して本当の自分に近づけたのだろうと思える感覚がうれしくて、日常でいかにセルフを見失っているのかを痛感します。
そのほかにも書ききれない不思議な体験がたくさんありました。
瞑想中にバタバタとたくさんの人が歩く音がして、驚いてアイマスクをとって目を開けてみると誰もいませんでした。(どなたかの解説では、チベットの修行僧たちが一緒に参加してくださっているのだとか。私はアバター様方が歩いていらっしゃるのかと思いました。)
また夜の瞑想の館(四方をチベットの曼荼羅絵に囲まれた素晴らしい瞑想会場)のエナジーが凄すぎました。それを受け取りきれずに体がおかしな反応をして、どうにも出来ずあきらめて体育座りをしていたら、その時が一番あっという間にマインドがどこかに飛んで行ってしまい、無心になり、「ここはどこ?私は誰?」という何も認識できない状態になって訳が分からなくなったこと。そして正気に返ったらババジ猊下の大きな顔写真が目の前から飛び込んできてびっくりしたこと。
またオームの音がずーっと流れて聞こえてきていて、機械音じゃないか、何かの音ではないのか目を開けてキョロキョロして確かめたりしたけど何もなく、目を閉じた方が音が大きく聞こえて、自分の中から音が聞こえてきてることがわかったこと、などがありました。

今回のリトリートを通して感じた事は、このサンガに集う純粋な人たち、サマディへの熱意をもつ仲間たちとご一緒させてもらえたことは、本当に有難いことだなあと感じています。一人ではできなくても、仲間とだったら超えられる。そういう素晴らしい体験を共有できた今回のリトリートは、いつのリトリートにも増してみなさんとの一体感を経験でき、素晴らしい体験となりました。
いつも私たちを導いてくださるスワミジ師、ババジ猊下、アバター様方、どうもありがとうございました。
Om namo Shivaya
Om Shanti Shanti om
世界人類が平和でありますように
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