2022年11月静岡リトリート(初級)体験談 No.12

2022/11/13

2022年11月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡(初級)の体験談をご紹介します。

かなぺこ様

今回のリトリートでは自分を愛すること、自分に愛されることをテーマにしていましたが、初日の瞑想では雑念が止まらず断念してしまいました。

ニ日目はスワミジ師の仰られる「何もしない」を実践してみましたが、とても楽に時間が過ぎて行きました。
そのまま瞑想を続けたかったので、寒さ対策の着替えもせずにずっと座っていました。やはり夜になると「寒い」と感じるようになりましたが、心頭滅却すれば火もまた涼しの逆をやってみようと思い、受け入れてみることにしました。
面白いことに、受け入れると寒くなくなりました。何もしない瞑想の間は寒さを感じず、思考がぶつくさ言い始めると、そのうち「寒い」という言葉が思考に割り込んで来ました。そうするとまた体を整えて瞑想に入るという繰り返しでした。最後のリンがなった後から、体がガタガタと震え始めました。

三日目はなぜか、みぞおちの奥が重く痛くなり、いろいろと整えながら瞑想を続けていましたが、夜の瞑想になると唯々痛みに耐えるだけになっていました。
皆さんは静かなエナジーで座っておられるのに、私はダメだなーと思いながら座っていました。終わりのリンが鳴っても、やっと終わったと思うほどの気力もない状態でした。

スワミジ師はリトリート参加者の悪いものを体に引き受けられます。スワミジ師が引き受けられたものを諏訪仙人が取り除き、その後私がマッサージしてスワミジ師が就寝されます。
私のこの状態でケアするとスワミジ師に何か影響が出ないか心配でしたので伺ったところ、大丈夫とのことでしたので、スワミジ師の幸せと健康を祈りながらケアをさせて頂きました。すぐに自分の痛みの方に意識が行ってしまうので祈りが必要でした。

毎朝、スワミジ師が道場に入られる時には入山セレモニーが行われます。エナジーが分かる方は、物凄い恩寵が降りて来ていると仰っていました。
シュローカを参加者全員で唄う中、スワミジ師にプラナーム(接足作礼)していきます。プラナームをした時の静けさが、心地良く感じられました。

最終日となり、私はインストラクターをすることになっていました。入山セレモニーの最中も、痛み、そしてインストラクターのことで頭が一杯でした。
皆さんのプラナームが終わると、拍手しながらテンポ良く唄います。私は初日から控えめに唄っていたのですが、最後くらいはと思いっきり唄ったところ、言われていた恩寵、エナジーがどっと降りて来て涙が止まりませんでした。
そして「わたしのものはない」と心に浮かびました。ああそうか、ずっとエゴが、私、私、と思い続けてこの体も痛みも苦しみも自分のものと思い続けて来たんだな~と気づくことが出来ました。痛みや重苦しさはそのままでしたが、もう気になることはありませんでした。

皆さんは準備の為に自分の荷物を取りに行かれ、私はスワミジ師にハグをして頂いた後、アルターにご挨拶に行きました。こんなダメダメな私ですみません、恩寵をありがとうございます、と完全にひれ伏したとき頭の中にエナジーが入って来て、頭がグワングワンと揺れていました。
その後インストラクターをしたときは痛みと離れていることが出来、無事?に終えることが出来ました。

リトリート後の巡礼では、夕食までご一緒してその後一人で西湖を見て帰ろうと思っていました。車で14時間の長旅です。色々な事が重なって出発が遅くなり、西湖には寄らずに帰ることにしました。
カーナビをセットして20分くらい走ったら、後部座席から音がしました。そういえばウォータータンクを預かっていたのです。ここから引き返すと更に帰るのが遅くなりますが、リトリート中は従うのが吉です。引き返す時にはカーナビがUターンさせようと騒ぎますので、一旦切りました。
ウォータータンクをお返しし、再度カーナビをセットすると違うルートになっています。これも意味があるんだろうなと思い、指示に従って帰っていましたが、やはり不安になり広域表示に切り替えたところ、右手に西湖が大きく表示されていました。そういう訳で、ありがたく西湖に寄らせて頂き、帰路に就きました。

帰ってからも、スワミジ師の仰る「何もしない」ということを日常生活の中で体に対して使ってみました。ハートが閉じているなとか、重苦しさがあるなとか、そういったものに対してどうにかしようとは思わずに、何もせずにただ眺めていました。
そうするとエネルギーが流れて来て修復しているのが分かりました。体やハートは本来の自然な姿に戻ろうとしているのに、マインドが邪魔をしているんですね。何かとても大きなヒントを頂いたように思います。スワミジ師、ありがとうございます!

スワミジ師、パイロットババジ猊下、アバター様方、お上人様、お寺様、スタッフの皆様、参加者の皆様、メンバーの皆様、ありがとうございました!
精進して参りますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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