2022年11月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。
小林千恵様
念願の初リトリートに参加させて頂き、アバター様、パイロットババジ猊下、スワミジ師、そしてスタッフやご一緒させていただきました皆様、ありがとうございました。
その前2回のリトリートに参加できなかったこともあり、当日までは「もしかすると3回目も……」という気持ちで、現地に到着するまでドキドキでした。
更に私は長い間、スポ根アニメ風に「気合を入れて苦しくても頑張る」ところがあるので無意識のうちにかなり力が入っていました。
一日目は、その状態で臨んでいましたので、全身は戦闘態勢でガチガチ、股関節の痛みや身体の痺れと自分から噴き出るドロドロのエゴのエナジー、更に次から次へと訪れる日常生活となんら変わりのない思考の渦に巻き込まれて、当たり前ですが諸先輩方々の投稿にあるような内面に入る隙間は全く無く、分厚い壁に跳ね返されたような苦しい切ない気持ちになりました。
けれどもやっと参加させて頂いたリトリート、座りながらアバター様にお尋ねすると「楽しみなさい」というお言葉をいただき、ガチガチの自分にやっと気づきました。いや、ガチガチになるということを初めて自覚させてもらったかも知れません。
それからは、何もできないのは当たり前、先ずはひとつずつ自分のペースで何でも楽しくチャレンジしてみようと思い、翌日からは朝のお勤め、そして瞑想ができなくても胡坐がかけなくてもできる限り朝まで座ってみよう!と昼の休憩を挟んだ二部からは、痛みを感じたらそこに嵌らないことから改めて始めました。
少しずつ自分なりのコツがつかめてきたところで、スワミジ師から無心に近づく方法を、サリーさんからは頑張りすぎないこととのアドバイスを頂き、座るとやっと心がほどけていきました。
最後の夜「兎に角自身を救いたい」思いをアバター様方にぶつけて泣きながら朝まで座りました(仮眠あり)。思考に引きずられ、痛みに嵌り、ちゃんと座れた時間は微々たるものだったと思います。
何ができたとか特別な何かがあったでもなく、けれども今の自分がただ今できることはやったという気持ちしかありません。
そしてドロドロのエゴを噴き出している私でも受け入れて下さるアバター様、ババジ猊下、スワミジ師、参加者の皆さんの深い愛を続けて感じることができたことが有難く、40時間座り続けたショコナンダさん、素晴らしい体験をされた隆子さんをはじめ、諸先輩方の姿をみると私もどうにか頑張ってついていきたいという気持ちになりました。
更に巡礼では沢山ご褒美をいただきました。
「初級リトリートではない」(そうです)程のエナジー、恩寵を頂き今思い出しても涙が出るほど心がふるえます。
リトリート後に、初級コースで休憩を入れず4時間続けてすることは今までなかったとお聞きして驚きましたが、すぐに「ガッツ」スイッチが入ってしまう私は先にお聞きしなくて本当に良かったです。
お陰様でやっとスタートラインに立てました。
有り得ない奇跡の出会いに改めて感謝いたします。