2022年8月オンラインダルシャン体験談 No.5

2022/8/17

2022年8月開催 オンラインダルシャンにご参加頂いた方からの体験談ををご紹介します。

平田沙織様

オンラインダルシャンの中で、スワミジ師は諏訪仙人のお話にあった盲亀浮木についての解説と、サンカルパヨガで出会えた大変なご縁をお話してくださいました。
そのお話がこちらです。
「“盲亀浮木”とは、大海中に住み、百年に一度水面に浮かび上がる盲目の亀が、流れ漂う浮木のただ一つの穴に入るのは困難だという『雑阿含経』などにある寓話です。
人として生まれること、その人が覚者に出会うことは不可能に近い確率なのだという釈尊(お釈迦様)の教えです。
であるならば、マハヨギ・パイロットババジ猊下とヒマラヤのアヴァター様(神の化身)の教えと肉体に出会え、直接瞑想を指導していただけたことは不可能に近い確率の幸運です。
それ故、受けた恩寵も大きいので、私ばかりでなく皆さんにも解脱の光輪が降り注がれ、様々の奇跡と恩寵が起こるのです。
私はパイロットババ猊下の仏光が照耀(しょうよう)されているのを感じます。
皆さんの中にも私を通してババジ猊下とヒマラヤのアヴァター様方の慈悲の光が注がれているという体験をしたと語る方がいらっしゃいます。実に有難いことです。私自身は、私の力ではなくすべてはババジ猊下とヒマラヤのアヴァター様方の大慈悲、光明によるものだと受け止めています」

ダルシャンとは謁見の事です。お会いしてお話を聞くだけではなく、グルからの祝福を頂くことの出来る機会です。
私はまだまだ曇りが多いマインドです。特に集中力に欠けてチューニングがズレていると受け取る、感じ取る事が出来ないのです。
スワミジ師はババジ猊下やアヴァター様からの仏光が注がれているよと教えてくださいました。何と有難い事でしょう。早く要らないものを手放してその素晴らしさを実際体験し、心からお礼を申し上げたいなぁと思いました。今も心から感謝をしていますが、まだまだその慈悲の深さを認識出来ていません。
ダルシャンでは深いお話をスワミジ師は沢山してくださいました。その真剣さ、慈悲を私はどれだけ認識して受け取れているだろう?お側に居る機会を与えてくださっていて、私はこの有り難さを自覚出来ているか?と自問しました。

最近スワミジ師からお叱りを受けました。全く準備が出来ていないという意味がやっと分かりました。その時私は感情に流されサンカルパが揺らいだ様に見えました。しかしスワミジ師がまた叱ってくださり、感情に流されるのを止める事が出来、最終的にはサンカルパを強くする事が出来ました。
「変えていただくんじゃない、変わるのを待つんじゃない、自分で変わらなければいけない。もう自分から逃げない!」と思いました。

私の今している事は結局は無知の為に他者や自然を傷つける(破壊する)マインドや行為だと深く反省している最中です。他者のために?家族のために?本当にしているか?
何故外側にオープンハート、受容的でいられないか?見た目だけなら出来るが、本当の意味でそれができていない。何故その様な行為になってしまうのか?利己主義が利他主義よりもやはり多いからだと思います。それは何故かというと恐れから。何に恐れているかというと自分の考えや「自分」という全てのもののバランスが崩れるのが怖いから、束縛されたり、壊されるのが怖いからかな?と思いました。
タットヴァボーダでは本当の自分を知る為に、自分の体、心、感覚は何の役にも立たないと教えてくださいます。グルの言葉、グルの指導が私たちの本当の部分へと導いてくれる、これを忘れてはいけない。でも油断すると忘れて、感謝も忘れて、神秘体験の有り難さも忘れて接してしまう。それは自覚が足りないから。
「思考パターン、行動パターンを見直して、いい加減に変わらなければいけない」
私はまた決意を固くする事が出来ました。

有難さを実感出来るのが来世ではいけません。グルの言葉ひとつひとつに集中し、受け取り、成長していつか恩返しが出来たらと心から思います。
アヴァター様方、ババジ猊下やスワミジ師、お上人さま、太母さま、聖人の方からの恩寵のお返しは覚醒する事だけだと思います。
グルの皆さんの大変なご苦労は私の様な猿レベルでは想像出来ない程の苦痛でしょう。早く、早く完全な献身の状態になれる様、これからも精進したいと思います。

Om Namo Nārāyaṇa
Om Namo Shivaya

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