2023年2月オンラインダルシャン体験談 No.2

2023年2月14日

2023年2月開催 オンラインダルシャンにご参加頂いた方からの体験談ををご紹介します。

平田沙織様

2日ほど前から空気が変わっていました。
静かに深く座りたかったけれど、なかなか座る時間は取れないまま当日を迎えました。
ダルシャン最初は眩しくてたまらない白い光(?)を見たり、今まで見たことのない白さの白色のビジョン、そしてその白さの布の折り目みたいなビジョンが見えました。
その他にも、これも今まで見たことのない光った色味、表面の凹凸感のビジョンがいくつも見えました。

交通事故の奇跡や闘病の体験談を聞き、涙が込み上げてきました。どれほど大変だったでしょうか……
そしてそれを乗り越えようとしてお話して居られる姿に感動しました。

しかし突然言葉が降りてきました。
「苦しみも痛みもそんなの体レベルだ、大した事ないのだよ」
当事者さん達のことを思えばとんでもなく酷い言葉!

その時離れたんです。
悩んでる事から全部離れていました。
ここには私は居ない。
この体のどこを探しても私は居ない。
自分の魂が体のどの辺りにあるのかとか、スシュムナーなどが何処にあるかとか、無意識に探していたりしたけれど、私がそもそもここにない。
と突然体験したというか言葉が降りて来たというか……
見てるもの、聞いてるもの、遠近感、色味、全部マインドがここに現しているだけだと。

今までは、一切苦の世界だどうしようもない世界だとか、煩悩の塊だどうにもならないとか、その事にも本当の意味で気付いてない。
だから気づかなきゃいけないと知識として知っていた感じです。
少し深く感じ考える時もありましたけど、体験してもいつもの様に煩悩の中に戻る。
振り出しに戻る。
自分が嫌になってどうしようもない状態を去年のリトリートが終わってからずっと抱えています。
何故諸仏現前三昧など素晴らしい体験をさせて頂くのに振り出しに戻り悪徳な事ばかりしてしまうのかと嫌になって。
感謝を忘れ当たり前になってはいけないと分かってるくせに初心の様にリトリート中の様にはならない。
それを何度繰り返してもまた振り出し、苦しんだって痛みを感じたって泣いたってまた振り出し、曇で覆われて何も見えなくなり同じ過ちを犯す。必ず!!
誰のことも本当は愛してない。
自分のことも大切にしない。愛していない。
自分の体を使って動いてるだけ。
流されてるだけ。
自分のことを愛することが全くわからない。

「苦しみも痛みもそんなの体レベルだ、大した事ないのだよ」

その言葉が降りてきた時、体は今までのカルマの通りに反応する。だから何度も同じ反応をする繰り返す。そこから抜けるのは容易じゃない。
だから体レベルをどうこうするんじゃなく、越えるんだ。
体レベルはどうにもならない(だからどうでも良いというわけではない)。

というのが言葉じゃなく、それがドンと入ってきました。言葉化するとその感じが半減しますね……

スワミジ師は自力を捨てるというお話を今回はまた違ったお言葉で教えてくださいましたが、今言葉が思い出せません。
でもそれは、自力で出来るところまでやり尽くしてでの事だと思っていました。
だからまだまだ私はやらなきゃいけないんだと苦しみながら日々過ごしていました。
そして自分は全然ダメだなぁと自暴自棄になったり……

が、そうではないんだと、そういうものだと深く気づいた様な気がします。

言葉に出来ないけれど、それが分かった気がするんです。
体レベルをどうこうではない。
結局ほとぼりが冷めると、何日、何週間、何ヶ月、何年かしたらまた繰り返す。
私はその様な人間だ。
苦しみ、痛みの極致に行けばきっと誰も助けない。反射的に自分の苦しみを取り除こうとするだろう。それを深いところで分かってしまっている。
私はその様な人間だ。
何が世界平和だ。全くサレンダーなど出来ていない見せかけだ。
結局その様な人間だ。
その様なカルマの体であると分かった
ら離れて行ったんです。
居直りじゃなく、ひねくれじゃなく。
あぁ、そうなんだ。
反応してる場合じゃない。
そこから抜けるんだ、言葉を言い換えればそこを越えるんだ。

その後スワミジ師の声を聞いていると、涙が止まらなくなりました。
後ではっきり分かりました。
それはスワミジ師のエナジー、愛、思いやりだと。

覚者は皆、この体レベルの世界に戻って来てくださる。そして体意識の私達に何とか分かるように伝えてくださっているんですね。

スワミジ師は本当に私達にサマーディに近づいてほしくて、ただそれだけの為に尽力してくださってるのが分かった。スワミジ師がエゴで話していらっしゃらないのがよくわかりました。

陣痛12時間の時、五感がシャットダウンして祈りだけになった。最大の痛み、苦しみの中にいても静かに「元気に生まれておいで」ただ幸せを願うそのものだった。

私はそのものになりたい。
神さまといたい。

ダルシャンが終わった後にスワミジ師にプラナーム(接足作礼)させて頂きました。

シェアしていない体験談が沢山あります。一つ思い出しましたのでシェアします。
ある日私は仮眠を取っていました。
すると静かで清潔で綺麗な白いイメージのエナジーが漂っていました。
それを寝ている時に感じとりました。
そのエナジーがどんどん強くなるので目を覚ますと、スワミジ師が静かに座っていらっしゃいました。
これがスワミジ師のエナジーだと識別出来る様になったかも知れません。
エナジーが分からないと思っていましたが、最近分かるようになって来たような気がします。いや分かる(笑)
アシュラムの滞在が長い方ほど、スワミジ師からの恩寵を受け取られています。
ようやく私は分かり始めました。
涙が止まらないのがその証拠です。

まとまらない文章でごめんなさい。
体験が凄すぎて文字化できないんです。

諏訪仙人が最後に仰った言葉に尽きます。
どれだけグルを信頼し明け渡す事が出来るか、本当にそれに尽きます。
私はまだ出来ない、きっと前世からずっとずっと出来ないでいる。大きな存在に明け渡す。

来月のリトリートで座らせていただける有り難さ。本当に有難いことです。瞑想の機会を貰える、これは有り難いことです。

ओम् नमो नारायणाय

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