
2025年11月アシュラムリトリート体験談
藤田健太郎 様
今回で5回目のリトリート参加となる藤田健太郎です。 初日から12日間参加しましたが、まるで浦島太郎が竜宮城に行ってきたかのように、あっという間の出来事のように感じています。同時に、永遠の時間に包まれているような、長く充実したひとときでもありました。
第1回目から5回連続で参加する中で、自分自身の成長と同時に、周囲の参加者の方々の成長も感じました。場全体のレベルが変化するにつれ、出入りする人々やアシュラムそのものの雰囲気も変化しており、自分も周りも常に成長し続けていることを実感しました。
自分の成長を山登りにたとえるなら、最初の頃は「山頂(サマディ)を目指すぞ!」と意気込んで走り出し、息を切らしたり、「まだこんなに距離があるのか」と落ち込んで休んだりしていました。 しかし今回は、焦ることなく一定のペースで、ただ右、左と一歩ずつ足を運んで登る自分がいました。目的地にたどり着けるかどうかを考えず、他の人と比較せず、つまずいた自分を責めることもなく、ただ淡々と歩みを進める。 この「登っていること自体を自然にできた」という気づきこそ、今回のリトリートで得た最も大きく、貴重な発見でした。 そのため、この体験談は少し地味かもしれませんが、私にとってはこれからの基礎となる、貴重なものです。
昔、ある方から「忍耐力とは、価値判断を下さない状態を保てる力である」と教わったことがあります。 つまり、何かを我慢して耐え忍び続けるというより、「もう無理だ」「限界だ」といった価値判断や思考が存在しない状態を維持することという解釈です。
ここでの瞑想を通して、無心の状態に何度もトライするうちに、未来や過去について思考することが少なくなり、少しずつその「忍耐力のある状態」に近づいていったのかもしれません。 これも、クリアの秘技、スワミジさまやアヴァターさまのフィールドがあってこその成長であったと感じております。
サマディーというヒマラヤの山頂に登りきれるよう、今後はリトリートのみならず自宅でもコツコツと瞑想を続け、低山での練習を積み重ねていきたいと思います。

