2025年11月アシュラムリトリート体験談 渡邊康子 様


2025年11月アシュラムリトリート体験談

渡邊康子 

11月7日から11日の5日間、食べず、寝ず、横にならず、ただ無心で座りつづけるという貴重なリトリートに参加させていただきました。

このリトリートを導かれたスワミジ師を知ったきっかけは、個人と地球の変容のために実践的なワークを提供する、女性初のジャガットグル(インドでの最高位の精神的指導者に与えられる称号)ハー・ホーリネス・サイマー・ラクシュミ・デヴィ・ミシュラが「日本にもすばらしい覚者がいる」と紹介されたことに始まります。さらに、スワミジ師がインドの聖祭クンブ・メーラを主宰するパイロット・ババジ猊下の日本人初の内弟子であると知り、魂の導きを確信し参加を決めました。というのも、私自身、今年のクンブ・メーラに参加していたからです。

私はかつて突然の心肺停止を経験し、「たとえ肉体は死んでも魂は存在し続ける」という深い真理に触れ、今この瞬間をどう生きるのかという問いがいつも心の根底にありました。子どもたちも独立し、ようやく自分の内側と深く向き合える時間を持てるようになった今、このリトリートとの出会いも必然であり、導きそのものだったと感じております。

五日間の瞑想体験は、言葉を超えたものでした。帰宅した今でも目を閉じるとあの場での静寂が蘇ります。身体の感覚は、今年1月の新月にガンジス川で沐浴した際に感じた神聖なエネルギーと重なり、あの時の記憶がより深く根付いたように思います。

瞑想中、遠くで響いていた雷鳴が次第に近づいてくるのを感じた瞬間がありました。外を眺めれば、晴れ、曇り、雨と、すべての天気がそこにあるような不思議で神秘的な空が広がっていました。思わず祭壇に向かい、手を合わせていたところ頬を伝って静かな涙が流れました。それは悲しみでも感動でもなく魂の奥から自然に湧き上がる涙でした。深い沈黙と愛に包まれ、ただ祝福のうちに在ることの喜びが満ちあふれ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

魂の静寂に触れるこのリトリートは、まさに「生きながら生まれ変わる」ような体験でした。細かなところまで心を配り、慈愛に満ち導いてくださったスワミジ師、献身的にサポートしてくださったサティプレムさん、ボランティアスタッフの皆さま、そして共に無心を体験した皆さま、本当にありがとうございました。このような貴重な学びと気づきを分かち合える場をご一緒できましたことに、深く感謝いたします。

この体験が、同じように内なる真実を探求する皆さまの道しるべとなれば幸いです。

 

 

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