連続58時間の瞑想体験(2023年3月静岡リトリート体験談 No.3)

2023/3/25

20233月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。

No.3 女子田 様

2023年3月静岡リトリートを終えて
今回で何度目かのリトリートを終えて感じるのはなんて至れり尽くせりなんだ!
という事です。

浮かんだイメージを言葉にするなら
足に根っこが生えて一歩も動くことが叶わなかった自分をスワミジ師、パイロットババ猊下、アヴァター様方が総出で地面から引っこ抜いてくださって、両脇を抱えて、後ろから背中を押して、前から手を引っ張ってくださってる状態なのです。

そんな全てがお膳立てされてるような状況で、後から数えてみると初日の瞑想から57〜58時間ほど(トイレ時間など含む)時間が過ぎていました。

どうしてそんな長時間座っていられたのか自分でも分からないのです。
コツを聞かれても答えられなくて申し訳ないと思うのですが、
自分には痛みに耐えられる特別な才能も訓練なんて事ももちろんして無いですし、
以前から続いていた体調不良が少しは良くなったものの、座禅中の膝・股関節・腰・背中の痛み以外に心臓・胃腸などの痛みがある中で瞑想中、少しでも痛みの少ないポジションを探してジタバタしていたのを自分が一番分かっています。
自分がやっていたのは目標とする時間を決めてそのサンカルパを外に漏らさずただ実行に移していた事だけで正直言って目を閉じているだけでも良いから座り続けようと思っていました。

瞑想中に起こっていた事で覚えている事、特に印象に残っている事や感じた事を自分の拙い文章力ではありますが述べたいと思います。

まず最初に
瞑想に関するあらゆるヒントがスワミジ師のご講和で述べられていてそのヒントのおかげであり得ないほど助けられているのを感じました。本当に至れり尽くせりなんです。

一つはエゴやマインドの狡猾さ巧妙さについてです。
瞑想中に仕事に関する事などの沢山のヒラメキやアイデアが浮かんできましたが、これまでそれらを良い考えだと思って覚えているようにと消さずにいました。
でもそれらのアイデアはこの物質世界をより良く生きる為のものであって
覚醒を目指す私達を惑わせて物質世界に留まらせたいエゴの仕業であるという事を教わっていたので惑わされていない自分がいました。
他にも、内側を集中して見ているとマインドが隠れてしまって見つけることが出来なくなることが何度も何度も起こり(見えないけど隠れているのはなぜか分かっている状態)集中を途切れさせると途端にマインドが現れて、ものすごくリアルな明晰夢のようなもの(実際には手元にないはずのスマホで調べ物をして検索したら答えが出てきたり)を見せて自分を惑わせるのです。
マインドのやり口があまりにも多様でほぼ覚えていませんが(笑)身体の痛みに堪えきれずにずっとジタバタ・もぞもぞしていたので今回は無心にはほど遠いと感じていました。
それでも運転で疲れがあった初日以外は眠気がほぼ無くなったのが不思議でした。

そしてもう一つシェアしたいと思っていたのはリトリート期間中に毎日行われていた入山セレモニーについてです。

リトリート二日目もしくは三日目の入山セレモニーの際にサリーさん、祥子さんと同じく自分も2階の御堂でアイマスクと耳栓をした状態で瞑想していて、耳栓越しに諏訪さんの声が小さく聞こえてきて入山セレモニーをしているのは分かりましたが、
実はその少し前くらいから闇の中で真っ黒な球体のような何かが現れて微細な振動?脈動?と音のような何かを全方位に向かって放っていたのが見えていました。
後からマインドを働かせて考えてみるとアイマスクで見えてるはずがない状態で距離感も方角も分からないはずなのに自分の座ってる位置からお寺の入り口方向にそれがあると鮮明に見えていた事が不思議ですが、諏訪さんの声でセレモニーが開始されたのが分かって妙に納得してしまいました。
そして見たことないはずのそれが何かを知っている覚えている自分がいます。
言葉にしてしまうと誤解を招くし、自分の表現力ではどうしてもチープになって嫌で堪らないのですが
あの微細な波動?を放って脈動する何かは根源の宇宙そのものでした。
表面上は入山セレモニーとしてスワミジ師をお迎えする形だけど本当は全く逆で根源の宇宙であるスワミジ師が私達を迎えに来てくださったんです!!!
それがどんなに素晴らしい事か!
どんなにあり得ない奇跡なのか!
それを表現する術は僕にはありません。

だけど、リトリートに参加されて入山セレモニーをされた皆さんと同じく視えても視えなくてもハートをひらけば五感を超えた部分で感じ取れる素養が自分にもあるのだと分かってただただ嬉しいのです。

皆さんが中間シェアをされてる時、片側だけ耳栓を外して聞いていました。皆さん本当に素晴らしくて有難いなって思うと同時に自分も一緒にシェアしたい!と思っていたのですが、
それ以上に目を開いて口を開けたら高まったエナジーが漏れ出てしまうのが分かってそれが凄く嫌でシェアしたくないと思っていました。今思えばその時無理矢理シェアしていたとしても支離滅裂で言葉にならなかった気がします。
その事がテレパシーでスワミジ師に伝わったのか最終日にシェアしなくて済んでホッとしました。その反面、自分もシェアしたいー!とマインドは少しザワつきましたが(笑)

スワミ・アディティヤナンダ・ギリ師にお会いすることができるオンラインダルシャンやリトリート、アシュラムに訪れる私達にスワミジ師がおっしゃっておられるように常に求めておられる事はただ一つ、
私達がサマーディーに一歩でも近づく事

サマーディーを求めていると口にしながら実際には恩寵ばかりを求めていた人たちは自然と遠ざかっていきました。
そしてエゴやマインドが作り出す経済的な理由や身体的・精神的な理由で逃げ出すことがどんなに愚かな事なのか、今際の際に悔やんでも悔やみきれない後悔を残す事になるのかを頭で理解しながらそれでも離れようとしてる自分を自分が一番よくわかっていました。
辛い事や苦しい事からすぐに逃げ出してしまうのにどうしてまだ残っているのか自分にも分かっていないし、次に大きな壁が立ち塞がったら立ち直れる自信なんてどこにもありません。どうしても弱音が尽きないのです。

だけど、、、

寝る間を惜しんでお身体を酷使されて私達のサマーディーを願っておられる、まさに全身全霊のスワミジ師のお姿と根源の宇宙から私達を迎えに来てくださってる人の形をされてないお姿が五感を超えた自分の何処かに刻み込まれています。

このご縁に、頂いている恩寵に報いるにはスワミジ師のたった一つの願いにお応えして一歩でも先へ進むほかありません。

最後に宗派を超えて世界平和を願う素晴らしいエナジーを放たれている場を使わせて頂き本当に有り難う御座いました。

庵主様をはじめお上人様方の温かな眼差しを受けながら最初から最後まで至れり尽くせりで瞑想三昧できる有り難さを噛みしめています。

S.A.さん、I.K.さん、また静岡に帰ってきます。

スワミジ師をはじめスタッフの皆さん、参加者の皆さん、離れていてもハートで参加されていた皆さん本当にありがとうございました🙏

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