2023年3月静岡リトリート体験談 No.16

2023/6/2

20233月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。

No.16  かわまた つよし様
妻の病の元となった心の傷が癒やされること。
これがサンカルパヨガ・ファンデーションに参加させて頂いた動機でした。
手術と念のための抗癌剤治療によって癌細胞は根絶したかもしれません。
しかしその病の元となった心の傷がなおったわけではありません。
根本的に妻が癒やされるには、
1.妻自身が瞑想を習慣化する。
2.サマーディを成就した方にハグして頂く。
この2つしかないと思っておりました。
自分がしていたヴィパッサナー瞑想を何度もすすめてみましたが妻にはさっぱり響かないようでした。
まず自分だけ参加予定だったオンラインダルシャンを勧めてみたところあっさり妻も参加し意外でした。
そして今回のサンカルパヨガ瞑想のリトリートでは、前述の両方が叶えられました!

アヴァター様、ババジ猊下、スワミジ師、セヴァ頂いた方々、参加者のみなさまに深く感謝申し上げます。

以下、リトリート初体験の各ハイライトです。
■リトリート参加前
2021年の8月に妻が手術中はコロナ対策で自宅待機でした。
なんとも落ち着かず近所の神社にお参りしてから写経をしました。
それをきっかけに、神仏など肉眼でみえない領域へすがる思いが増し、自作仏前で毎朝、お勤めをしはじめました。
母の形見の経典で般若心経と延命十句観音経をあげるようになりました。
盛り塩やお香などで邪気払いもしました。
しかしいちばん浄化すべき邪気は自分のエゴでは。
そう思い2022年の1月から毎日、ヴィパッサナー瞑想をはじめました。
毎朝1時間前後、調子のいいときで2時間以上の瞑想をしていました。
ただ夜の瞑想が苦手で5分、10分で切り上げることが多く、リトリートについていけるか不安でした。
■瞑想エネルギーのビッグウェーブ
初日に瞑想開始のリンが鳴ってからトイレに行くまで6時間通しで姿勢を崩さずに座れました。
あっという間の6時間で驚きました。
リトリート参加前は最長でも150分でした。
聖地の空間的なエネルギー、高まる瞑想エナジー、サーフィンはしませんがビッグウェーブのお陰でした。
初心者でもその有り難い上昇する大波に乗れば高見に連れていってくれるというラクラク瞑想でした。
参加されているみなさんのこれから瞑想するぞ!という意気込み、波動の影響も大きかったです。
後半は足の痛みが強くなってきたのですが、ビックウェーブで高みにあがった視座からは足の痛みが遠い記憶のようになっていました。

広大で静寂な高見に心がいるあいだ、肉体は間近にあるのに遠く感じました。

■頭痛と足の痛みで不調の瞑想にどのように輪廻転生にハマるのかの観察?
2日目の午後からは頭痛で瞑想が不調でした。
昨日は放置できた足の痛みにもいちいち反応してしまいました。
足を何度も組み替えたり、しまいには体育座りをしてしまったり。
昨日はビッグウェーブの高みにいたため姿勢を変えず、足の痛みをそのまま受け入れることができていました。
まだまだ未熟でビッグウェーブという他力にのらせて頂いていない状態、自力だけでは足の痛みに耐えられないようです。
また反応してしまうことこそ輪廻転生から抜けられない習性かもしれないと感じました。
いまの姿勢と足の痛みなど肉体の不調をそのまま黙って受け入れられない。
受け入れられないから動いてしまう。
いま手前にしている足を左右入れ替えたら楽になるかも?
座布の下に敷いたブランケットをもう一折して高さをあと3センチほど高くすれば楽になるかも?
ちょっと体育座りすれば楽になるかも?
と、足の痛みを解消しようとどんどん姿勢を変えてしまいました。
いちど姿勢を変えると癖になります。
痛みが収まらないと、しばらくしてまた姿勢を変える。
常に痛みを受容できず、姿勢を変えることのエンドレスに陥りました。
そこに輪廻転生にハマることの共通性を感じました。
死ぬ間際に今生は失敗だった、次の人生こそ!
と人生中毒、輪廻転生のエンドレスループ。

常にいまの状況に不満を見出し、いまの状況にはない何かを今度こそ!とこの世に求めて満たされることはありません。

■リトリート中に涙したこと
男は涙を見せぬもの見せぬもの、というガンダムのテーマソングで育ちました。
且つ恥ずかしがり屋なので、泣ける映画をみても人前で泣かないよう全力で涙を抑えてしまう方です。
ですがリトリート中には何度も涙腺が緩みました。
最初は入山セレモニーでした。
家族とはまた違う次元の、強い絆の方と数百年ぶりに再開したような涙でした。
一向一揆や十字軍のような、何かの大義を信じ、命をかけていっしょに戦ったような過去生があったのでしょうか。
次は瞑想中のことでした。
ダメ元でヘミシンクにトライしていた時期の癖でフォーカス15(時空と空間を超えた領域)にアクセスしようとしていました。
すると突然みなさんといっしょにサマーディに向けて瞑想修行をしているいまこの瞬間がとてもかけがえのないものに思えてきてしばらく涙が止まりませんでした。
アイマスクに隠れて心置きなく泣けました。
数百年後の高次元の世界から現在を回想しているような感覚でした。
小学5、6年のころにも似た体験をしていました。
洗面所で歯を磨いていて、茶の間から聞こえるお笑い番組でもみているのか家族の笑い声がします。
数百年後の未来には、この家族たちも、自分も、ひとりもこの世にいなかったのだ、と思うと泣けてきました。

なぜか未来から現在を回想している視点なのです。

■朝のお勤め
寝過ごした三日目を除いて毎朝6時からのお勤めに参加させて頂きました。
最終日は地響きがするような太鼓と南無妙法蓮華経の繰り返しになぜか涙が潤んできました。
最後にした15分の瞑想中はずっと南無妙法蓮華経が心に流れていました。
何度もとちりながら読み上げたお経の中の観音経だけ自宅の経本にもあったのでリトリート後、朝のお勤めで読み上げるようになりました。
以上、珠玉の得難い体験をさせて頂きまして誠に有難うございました。
最近AIビッグウェーブの兆しが急速にきています。
今後多くの仕事はAIがどんどんやってくれそうです。
これからはコンピューターやロボットでできる仕事はAIがするから、あなたたち人間は一人でも多くサマーディを成就してね❤
という神さまのお計らいにも思えます。
サマーディの成就、解脱が人間に残された最後の仕事かもしれません。
一人でも多く解脱することが、きっと地球にも優しい平和な世の中に近づくのでしょう。
解脱にはほど遠いですが少しでも近づけるよう精進します。
スワミジ、みなさま、今後ともよろしくお願いいたします🙏
かわまた つよし

コメント

タイトルとURLをコピーしました