アシュラム滞在記 No.5

2023年1月29日

アシュラム(僧院)滞在記をご紹介します。

伊藤温様

今月23日から26日まで4日間アシュラムへ帰ってきました。
まず到着してすぐ気付きました。何か様子が以前帰ってきた時と違ったように感じられました。
門から庭に入ると以前と同じ庭でした。ですが、清潔というか、清々しさが増していました。
ちょうど雪が降り、庭は真っ白、木々も白い花が咲いたようで美しくなっていました。

今回は少し腰を据えて瞑想をしたいと思い、アヴァター様方のアルターが飾られている瞑想の部屋へ入りました。
すると何とも言えない一種の圧力というか、部屋の空気が濃くなったように感じました。そしてパイロットババ猊下はじめ全てのアヴァター様方が私を見守って下さり、その臨在が私にもはっきりと分かりました。
ここは正に聖地でした。この部屋にいるだけで心が静まり、自然に自分の内面に心が向かい、アシュラムを作ってくださったスワミジ師への感謝の念が湧いてきました。
全アヴァター様方の恩寵が降り積もる雪のようにこの部屋に降り注いでいました。この部屋にずっと居たいと思いました。

 

サリーさんの心のこもった美味しい夕御飯をスワミジ師と3人で頂きました。
夜10時半位からプラクティスをして瞑想に入りましたが無心にはなれず、3日目の夜は3分の1は居眠りをしていたと思います。

1日目は朝まで、2日目と3日目は明け方まで座りました。
その間暖房はつけず、サリーさんから寝袋を借り、それにくるまってやりました。ですから全然寒くありませんでした。
アヴァター様方に礼拝した時の畳の冷たさが心地よかったです。
しかし何という静寂さでしょう。雪が降り積もっているせいでしょうか?微かな音さえ雪が吸収してしまっていました。
冬の富山はいいです!
アシュラムは最高です!

スワミジ師と一対一でお話できる貴重な機会でした。お言葉の端々にどれだけ私達のことを思い、私達の成長を願っておられるか身に染みて分かりました。

そしてお別れする時ハグをして下さいました。「スペースができているね」と仰って下さいました。無心にも程遠い瞑想を3日間させて頂いただけなのに!自分ではさっぱり分かりませんでしたが、とても嬉しかったです。
これもスワミジ師、アヴァター様方、あの瞑想部屋、皆さんのサマーディへの想いのなせる素晴らしいことだと思います。

皆さん、早い機会に我々の故郷であるアシュラムへ帰りましょう!スワミジ師、サリーさんありがとうございました。またアシュラムへ帰ります。

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