メンバーの日頃の気づき、思い No.4

2023年7月12日

No.4  小山由記子様 
 
スワミジ師と出逢ってから2年が過ぎました。
先日、初めてお叱りを受けました。
何をどう叱られたのか、今はもうよく思い出せないのですが、その翌朝から世界が変わったことは間違いありません。
その日は朝から1日中、全身に力が入らず、ふにゃふにゃしていました。
頭も空っぽになったような、上半分がないような感覚。
決して叱られて落ち込んで、やる気をなくしたとかではありません。
現実逃避してたわけでもありません。
体にも話す声にも力みがない。変かもしれませんが、思考にも力みがないのです。
何もない。淡々と活動してる。
私、どれだけ体や自分を強張らせてたんだろう。
怒りなどのマイナスの感情だけでなく、たとえプラスの感情であっても、感情や思考は体を重く強張らせるんだなぁーと感じました。
その反面、この空っぽな頭と脱力した体は、この状態が快適か不快か自分でもわからない。
『気にしない』『気にならない』のです。
フラットな状態というのでしょうか?
叱られて、まさかこんな体験が与えられるとは思いませんでした。
 
スワミジ師がお話されてる途中で、胸の真ん中に縦に一直線が引かれ『あっ、何だこれは?』と思った瞬間がありました。
もしかしたら、あの時から、ずっとあった怒りのエナジーをプラマイゼロのただそこに流れるエナジーとして変換して頂いてたのではないかと思っています。
どんな感情もそこに乗せなければ、記憶は薄れてゆくんだな。
あんまり思い出せないのです。
そういう事があっただけ。
今、それはここにない。
今ここにあるもの
今ここにないもの
 
感情と思考をのせた記憶を引きずって、その中にいるから今を見失う。
感情と思考をのせた記憶を引きずって、その中にいるから、ちゃんと見れない。ちゃんと聞けない。ちゃんと考えられない。ちゃんと行動できない。
職場にいる、声が大きくて自分の話ばっかりするかまってちゃんが【苦手だったはず】なんだけど、その人のことも気にならない。
(だからと言って仲良くする必要はない。)
次々と仕事を頼まれて、今までなら嫌気がさしたり【イライラしたはず】なんだけど、『はぁ~い。急ぎですかぁー?』と淡々と対応してる。
何を問題視してたのか?
何をそんなに嫌がったり、好んだりして一喜一憂してたんだろうか?
 
つい昨日までの自分の事さえ他人事のよう。
新しく生きなおしてるようで…私の世界が変わった。
今のこの状態を心の平安とよぶのだろうか?
そんな言葉の定義もわからない。
ただ、この状態が特別でもなんでもなく『ノーマル』なんだということはわかる。
 
重い体と重い頭で、私は何を得ようとしてたんだろうか?
私は何を必死に守ろうとしてきたのだろうか?
まだまだエゴまみれの私ですから、またいつもとの状態に戻るか知れませんが、何度落ちても這い上がる。
リビングマスターに出逢えた奇跡に感謝し、時を超えた多大なるご恩に報いるために、そして、還るためにわたしはここにいるのだから。
 
スワミジ、叱って頂きありがとうございました。

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