2022年富山リトリート(中級)体験談 No.17

2022年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat富山(中級)の体験談をご紹介します。

真綾様
今回も参加させていただきありがとうございました。
日頃から携帯に齧り付く生活なため、バスに乗り込んだ時点で電源を切り、デジタルデトックスを徹底しようと思いました。リトリート期間中、部屋や廊下ですれ違うときみなさんサイレンスで、リトリートが終わるまでずっと瞑想の郷の自然の音の中にいました。
〈15日〉
せめて座り切りたいと思い、アイマスクと耳栓を外さずにいました。
スワミジ師が気を当てに回ってくださいますが、前方から透明な布がブワッとかけられるような感じがして、あ、いらっしゃったかな?と思ってから少しの間をおいて別の方向からいらっしゃいました。
時間を持て余し瞑想に全然集中できずに「あ、そうだババジ猊下の誕生日だ、お誕生日おめでとうございます!」と頭で話しかけたら、応えて下さったように花がほわっと香りました。お香の香りなのか、いい香りが何度もしていました。
瞑想後にシェアの時間があり、体調の悪さにフォーカスが合っていて、体験したことよりも愚痴めいた話をしてしまい、とても後悔しました。あ、これはダメだと思えたので、次はもうしない、ちゃんとフォーカスし直して話そうと決めました。
〈16日〉
スワミジ師のお話を聴きながら研修室全体が夕方でもないのにふとオレンジ色に見えたり、スワミジ師は前で座って話していらっしゃるのに研修室のいろいろなところに同時に立っていて、スワミジ師たくさんいるなあ……と思ったりしていました。
中級コースにこうして参加させていただきながら、どこかずっとボーっとしていて、これは私今どうなっているのだろうと困って、アルターに「受け取ります。ババジ猊下ごめんなさい。ありがとうございます」とお祈りをしました。
長い瞑想の時間。また昨日よりマシでありたい。瞑想ってどうやるんだっけなあ……と悩んでみたり、脳内映像が始まって気付くのが早くなってきたり、夢って脈略なく、す……と始まって気づくと消えるなあ現実も夢だとすると似たところがあるかなあ……、ふと思いました。
膝を立てる時間や足を組み替える回数を減らせないだろうか……シェアしていただいたあれを試そう、これをやってみよう。ババジ猊下に相談してみよう。「ババジ猊下、足が痛いんですがどうしたらいいですか?」すると、瑞々しくけぶる木の枝が思い浮かび、「木の枝は痛がっているか?」と言葉が聞こえました。「痛がっていないです」とこたえました。
夜の瞑想では、そこにある曼荼羅が胎蔵界などで、ババジ猊下が映画の中で母親の胎内ではみんなエンライトメントしていると言っていたなぁと思い出していました。
アイマスクをしていましたが、いきなり目の前が明るくなり、背後にある絵が照らされているのか何だ何だとそのままきょろきょろしました。誰もなんの反応もせず、静かでした。しばらくしてまた暗くなりました。スワミジ師が帰られるときに電気をつけたのかなと思いスタッフに確認しましたが、していないとのことでした。謎です。
〈17日〉
スワミジ師が席を外されている休憩時間にアルターに向かい歩いてくるお姿が見えて、あれ、スワミジ師がいらっしゃる……と改めて見直したら典子さんでした。みんなの中にスワミジ師はいらっしゃるんだな、と思いました。
15日に夜の瞑想をお休みしたので、はじめての瞑想の館。広くて驚きました。
サンカルパヨガ瞑想があまりにできなくて近くにいた人を眺めて(えぇえ〜)と内心感嘆していたら、その人にとても似ている姿の人がオレンジのクルタを着て上から覗き込んで私を見ていました。
その後気を当てにスワミジ師が来てくださいました。またしばらくしてアストラル体のスワミジ師もしばらく後ろに立っていてくださったように感じられ、肩になにかの布をかけてくださったような感じが何度かあり勘違いなのかな……でもいてくださっている感じが凄くする。不思議でした。
足の調子も良くこれは始めて座り切れるかもと調子付きましたが、やはり何度も組み替えてしまい、終わったときぐったりしていました。
〈18日〉
この日の朝、少し外を散歩しました。
木を見て体験をどう言葉にしようかとしていて、いやいや……とあきらめ、ただのんびりと歩きました。目を閉じて鳥の声が聞こえて、風が吹いていてあそこで鳴いてる……今度は向こう、鈴がひかるみたいな。こっちの上の方。虫もいる。どんどんそちらに意識がいくので目を開き木の幹を見てしばらくして足元の草を見て自分の足の裏の感覚に戻ってきました。
「木の枝は痛がっているか?」を思い出したので、もう一度今度は木の枝も含めて眺めました。真ん中に集まっているから広がっているんだなと思いました。
最後の瞑想の時間、真ん中真ん中……と思いながら座っていると、静岡の道場の部屋が重なって見えたり、どこか土間のような場所が重なって見え白い服を着た人が思い思いに歩いたり、体を伸ばしたり、一気に人数が増えたような活気のある部屋になっていました。
ババジ猊下やアバター様、スワミジ師が励ましてくれていて、みんなが体験を分けてくれたんだなと思いました。短い時間の瞑想でしたが終わって欲しくないと思いました。
〈巡礼へ〉
帰る間際に巡礼に参加したいと伝え、室堂のみくりが池温泉にご一緒させていただけることになりました。
場所がわからず、かなぺこさんに同行させていただくことに。電車に乗ったらアナウンスでは砺波と言っているのに逆走を始め焦りました。
無事に部屋に着き、きびきびと動くサリーさんに圧倒されつつスワミジ師とスタッフの皆さんと一緒にご飯を食べて沢山お話を伺い、祝福をいただきました。
翌日に向け和室をお借りして休みましたが、ビリビリビリッとエナジーが絶えず流れ込み、胸や背中がバキッと鳴ったり、背中の何処かがスパークしたように体が跳ねたりしました。わたしは果たして寝たのだろうか?ものすごくスッキリして朝を迎えました。
室堂のみくりが池温泉は日本で1番標高の高いところにある温泉だそうです。7月の今も雪が迎えてくれます。
道中でどうしてもぐるぐるから抜け出せず諏訪仙人にそれをそのまま話してしまいました。
「今を生きてください!」
「はい!ありがとうございます!」
バンッと何かが吹き飛ばされた感じがしました。
巡礼中に他のことに気を取られてスワミジ師にチューニングしていないことにお叱りを受け、その態度がいかに迷惑を掛けているかも示していただきました。
スワミジ師がリトリート中に、優しさについて自分に厳しい人が本当に優しいということですと仰っていたのと重なりました。
移動中の車内でスワミジ師は瞑想についてよくわかっていない私に柔術に置き換えて説明もしてくださいました。
柔術をしていなかったらスワミジ師にあのとき質問を食い下がってしただろうか……スワミジ師にお会いするために柔術があったのかな。スワミジ師は私のために柔術をされていた。そんな気持ちがなぜか湧いてお会いできた不思議さを思いました。
気の話になって柔術も意思を育てる訓練になっていたのだろうかと思って、 あ、サンカルパヨガ瞑想を稽古すればいいのかとふと思い、できないことをできないまま出来るようになるまでじたばた楽しんでいいんだ……、そんな風に思えました。
いつもどこか所在ない感じでいましたが、期間中もリトリートが終了してからも励ましてくれたり声をかけてくれるみんなの気配が色濃くなりました。諸先輩方の姿勢に学び、今こうしてみんなと座れていることの凄さや、今わたしには先生がいるんだと思えてなんだか泣けて来ました。
スワミジ師、ババジ猊下、アバター様ご縁を繋いでくださり、ありがとうございました。
現地スタッフの皆様、セバスタッフの皆様、ご一緒させていただいた皆様
ご一緒させていただき、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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