2022年富山リトリート(初級)体験談 No.7

2022/6/3

2022年5月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートat富山(初級)の体験談をご紹介します。

Murasaki Genji様
スワミジ師、スタッフの皆様、ご一緒させていただけた皆様、ありがとうございました。
今回のリトリートに参加できたのは、自分でも思ってもいないことがきっかけでした。
自分では参加させていただこうとは思っていなかったのですが、ある朝、目が覚める前に悪夢を見ました。
スワミジ師に強制的に拉致監禁される夢です(笑)
スワミジ師が急に目の前に現れて、「君はここに一生いなさい」と言われて、私を畳一畳もないくらいの狭い部屋に入れられる夢です。
その狭い部屋にはせんべい布団が一枚あるだけです。そこに一生監禁されるのです。
スワミジ師は「一生」と言われましたが、それは「永遠に」という意味で言われたのが自分で分かりました。この生が終わっても、次の生も、その次の生も永遠に、この狭い畳が一畳もないくらいの何もない汚い部屋に監禁されるのです。
そのように言われたときの感覚は、絶望以外の何ものでもありませんでした。終身刑を言い渡された独居房の囚人のような気持ちです。いや、この生だけではない、“永遠”なので、更に絶望的です。
でもスワミジ師には逆らえません。スワミジ師は本当はかなり恐ろしいのです(笑)
目が覚めて、「ああ、きっと、リトリートに参加したら、苦しくてすぐに抜け出したくなるのだろうな。でもきっと抜け出せないから、監禁されているように感じるのだろうな。リトリートに参加すると言わなくてよかった」と思いました。
でも次の瞬間、「いや、この生がそもそも、独居房に監禁されているようなものなのではないか。自由意思でなんでも好きなことができると思っているけど、ただ欲望に突き動かされているだけで、狭いエゴの中に監禁されているだけではないのか」と思いました。
夢から覚めてスマホを見ると、あと4名だけ追加でリトリート参加者を募集しているというメッセージが届いていました。
スタッフの方に連絡させていただき、スワミジ師とメッセージさせていただき、今回のリトリートに参加させていただくことになりました。
行きの高速夜行バスは満員で、しかも前の席の方がシートを後ろに全部倒していて、横の方は脚を開いて寝ているので、私は脚を狭い椅子の下のスペースに押し込んで身動きもとれず、まるでアウシュビッツ強制収容所行きの貨車に家畜のように詰め込まれた気分で、7時間も我慢しなければなりませんでした。
ところが、瞑想の郷でのリトリートは素晴らしく、拉致監禁も3泊4日で終わると思っていましたが、日にちを一日勘違いして、もう一日あるのではないかと思ったくらいでした。
張り詰めた緊張感と静寂の中、自然に囲まれて、蛙の合唱と鶯が「ホー法華経」と鳴く中で、瞑想三昧させていただきました。
脚の痛みと、腹筋、肋骨の筋肉がつりながらも、チベット密教の美しすぎる曼荼羅に囲まれて、数々の彫像、なかでもタントラの時輪金剛、男女の交合像、パドマサンババ像、ガネーシャ像などを思いながら、スワミジ師とハリババシ、ババジ猊下、アバター様の恩寵をいただきながら、なんとかサンカルパの実習を断食しながらも終えることができました。
悦びでいっぱいです。
ありがとうございました。

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