2023年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートの体験談をご紹介します。
No.1 小山由記子様
スワミジ、ご一緒した皆さん、ありがとうございました。
今回はリトリートが始まる前の6月からすでにいくつかのレッスン(試練)がありました。
リトリート当日さえも、前日の北陸地方の大雨の影響で大阪発-金沢行きのサンダーバードが運行停止するという試練に見舞われました。1日遅れの参加を覚悟したものの、名古屋から車で参加される方が、自身も遅刻してしまうのにわざわざ遠回りして敦賀でピックアップしてくださいました。
ナビでは途中まで17時半到着予定だったのが、結果的に3時間も短縮され、2時間半ほどの遅刻で済んだことは、レッスン以外の何ものでもなく、それをクリアできたことへのご褒美のようでした。Hさん、本当にありがとうございました。
そんな状況でしたが、(前回シェアさせて頂きましたが)フラットな感覚でいることが保てていたので、焦ったりざわつくことなく落ち着いてリトリートに参加できました。
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瞑想中。
マインドが次々と現れても捕らわれることなく流れるままに任せていると、次第に寝てしまいカクッとなって目を覚ます…を繰り返していましたが、何度か意識と意識の行間というか「あれ?今、間があいたな。」と思うことがありました。
また、家にいる?ここはどこ?今 何日?とわからなくなり、ただ暗闇の中に自分しか居らずそこに浮かんでるような感覚が2度ありました。
座禅体験させて頂いた時は、かけていた眼鏡が曇ったのかと思うほど、目の前が乳白色+黄金色になり、そこでも両隣にいる人達は消え自分一人がそこに座っているように感じました。スワミジ師が臨在してくださる、スワミジフィールドの中ではどこで何をしていても不思議なことが起こるんだなぁと有難く思いました。
しばらくして、体が硬いのに無理して結跏趺坐した足が痺れ始め、こっそり指先を動かして痺れをとることに意識が向いて集中できませんでした。
13日から瞑想を続けていて、14日夜はインストラクターをしていたのですが、なぜか23時にプラクティスを終わらせ(本当は24時まで)さっさと自分一人だけ部屋に戻っていました。
少し仮眠をとり、そのまま部屋で瞑想を続けました。
すると、ババジ猊下が現れました。
またババジ猊下のお腹の中に入れて貰えるのかな~と思っていたら、私のお腹に大きな穴が空き宇宙が現れました。猊下は私に「風を起こせ」と言うと、鬣を風になびかせる獅子のような勇ましい雰囲気に様変わりし「行くぞ!」と仰いました。その瞬間、猊下は私のお腹をくぐり抜け宇宙を超え、黒の中に居られました。
まるで広大な宇宙が紙切れ1枚ほどの薄さしかないようで「一瞬だ。一瞬。」と仰いました。そして「黒に留まり、溶け込め」と。
「君は【白と黒】を知っている。サマディの疑似体験をいくつもしている。もう、それらをここでの体験に変えていかなければならない。」
「君は君に勝たなければならない。君にしか君に打ち勝つことはできない。純粋になることに怯えるな。」
「それはとても困難なことだと思うかもしれないが、一瞬だ。」そう仰いました。
(スワミジ師にお叱りを受けた次の日に世界が変わったように。)
その後、とても有難い言葉を頂き、これは妄想か?思い込みやエゴか?と思ったのですが、朝になって今日がババジ猊下の誕生日であること・猊下から届いたスワミジ師へのメッセージの内容が頂いたお言葉にリンクしていることにとても驚きました。
16日。
スワミジ師が猫のように私の首根っこを捕まえて黒に連れていきました。そして、白くて丸い炎のように揺らめく中に私を落としました。
全く熱くはありませんが、私は水飴のように溶けて出てきました。するとスワミジ師が子供のようにニコニコしながら「これでおやゆきちゃんをつーくろっ!」と鋳型に水飴を流しこみます。
そして、「おやゆきちゃんにはここを足して…これをくっ付けて…ここを削ろうか♪」と楽しそうに私を作っているのです。
そして、「これが個性だよ。味や色が個性なんじゃない。人によって変わるものは個性じゃないよ。」と教えてくださいました。
最終日の朝はアルター(祭壇)の前で少し瞑想をさせて頂きました。
最初はマインドが動いていたのですが、次第にこれまでのいろんな人やいろんな事がシャボン玉のように浮かんではすぐにパチンと消えていきました。
そして「ああ、人は心象や印象を語っているのであって、その人やその事そのものを語ってはいない!!」と気づき、無意識にどれほどの過ちを犯し続けてきたのかと愕然としました。
リトリート最後のシェアの時に、スワミジ師がサマディの疑似体験はマインドの体験だと仰いました。マインドを超えて真我の体験をしなければならないと。
このお言葉にこれまでのすべてと、これからのすべてが集約されているのだと感じました。
今回のリトリートで、試練が有難いものだと知りました。困難が有難いものだと知りました。
それが次の段階に進む時なのだと知りました。
ババジ猊下から受け取ったメッセージと、スワミジ師が「あなたはこんなにも体験を与えて頂いているのだから96時間は座らないと…」と仰られた言葉から、甘ったれでヘタレな私を、大目に見てくださり優しく見守って頂ける時期はもう終わりなのだとわかりました。
そして、私には自分に与えられてきた体験がどれほど有難いことかわかっておらず、サレンダーもバクティも感謝もまだまだ足りないのだと思い知らされました。
何ひとつとして、ちゃんと理解していなかった。まさに無知無明。
でも、ここからです。
スワミジ師が楽しそうに嬉しそうに作ってくださった「おやゆきちゃん」はいっぱい泣きながら、いっぱい笑いながら強くなって、与えられる体験すべてを受け容れながらサマディへの道を歩み続けます。
きっとスワミジ師はそれを楽しみに私を作ってくださったと思うから。
スワミジ師
今まで本当にごめんなさい。
今まで本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞご指導よろしくお願いいたします。
皆さん
こんないたらない私ですが、これからもお付き合いくださいませ。
✨起こるすべてに感謝を込めて✨
追記:
今回の最後の試練なのか?
金沢からの帰り、人が線路内に立ち入ったとのことで京都駅で約30分足止めされました😅
でも、そのおかげで忘れないうちに体験談を書くことができました。ありがとうございます。
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