80時間不眠断食瞑想体験(2023年7月金沢リトリート体験談 No.2)

2023/7/21

2023年7月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリートの体験談をご紹介します。

スワミジ師の返信はこちら

No.2 かなぺこ様

スワミジ、スタッフの皆様、リトリートを開催して頂きありがとうございました。
参加者の皆様、一緒に座らせて頂き、ありがとうございました。

リトリートが始まる前からスワミジ師には、接心や様々な場面で調整をして頂いていたように思います。
ありがとうございました。

私は今回72時間を目標とした結果、連続80時間不眠断食瞑想を達成する事が出来ました。
その間セヴァは出来ませんので、皆様に感謝の気持ちを持ちながら座らせて頂きました。

このリトリートでは只管打坐を目標にしており、最初の24時間は頭の中心をリラックスさせていました。
そうしていると、夢を見ているのかな?と思われるパターンと、夢は見ていなかっただろうなというパターンの2つを体験していました。

夢かなと思ったのは、霞で見えないけど、向こうで自分が体験しているんだろうなと推測される状態から意識が無くなり、気が付いたら疲れているパターンでした。

もう一つは同じように頭の中心を緩めていると霞だけがあり、そのまま意識が無くなって気付いたら疲れもなく、時間だけが過ぎていました。これは楽だと思い、続けていました。

次の日はマインドが動くので、目の前の映像に集中していました。
アイマスクをしているのですが、その時は乾いた泥の地面が見えていました。
じ~っとひたすらその一点を見つめていました。
私は右目の視力が悪く、距離によって右目で見たり左目で見たりするのですが、その泥を右目で見ている事に気付きました。
あれ?この距離なら左目で焦点を合わせるのに右目で焦点が合っているな、と思い、左目に意識を変えるとそちらでも焦点が合っていました。
肉体の目は使っていないので当然と言えば当然かもしれませんが、ちょっと不思議な体験でした。

アルター(祭壇)の横で座らせて頂きましたが、パワーが凄まじく、受け取り切れないと感じていました。
それはそのまま私が詰まっているという事なんですが、そういう体験もさせて頂きました。
ありがとうございます。

私の中では座っている間、マインドが動き回って大変だったのですが、皆さんからはビシッと座れていましたよと言って頂けていて、あれ?と思っていました。
しかしよく考えてみると、全員が揃った時には楽に座っていたのだと思います。

スワミジ師が、長時間瞑想者のエナジーと参加者のエナジーで高め合う、というような事を以前仰られていたように思います。その時は参加者側の意識しかなかったので、長時間瞑想者に引っ張ってもらう事はあっても逆はどうかな~と思っていましたが、今回座らせて頂いてその事を理解出来ました。
ありがとうございます!

今回皆さんの凄さが改めて分かったのが、ご自分の意思で24時間不眠断食瞑想や48時間不眠断食瞑想をされている事です。
私は逆に途中で止めるという選択肢がなかったので楽だったのですが、いつでも休んでいい環境の中で長時間瞑想を出来るというのはそのままサンカルパの強さですし、それを見て私も頑張れたのは間違いありません。皆様、ありがとうございました。

リトリート後にアシュラムに帰り、アルターでお祈りを捧げた所、体の中心から重い物が引き抜かれて軽くなりました。
アヴァターの皆様、ありがとうございました。

スワミジ、ババジ猊下、アヴァター様、スタッフの皆様、参加者の皆様、この度は大切な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
これからもどうぞ、宜しくお願い致します。

スワミジ師の返信

「リトリートが始まる前からスワミジ師には、接心や様々な場面で調整をして頂いていたように思います。
ありがとうございました。」

かなぺこさんは、前回ご自分から72時間瞑想を申し出ていました。
私は自主的、主体的に瞑想をする気持ちになった人がサマーディを成就する人だと信じています。瞑想も出来ないで、他者依存であちこちマスターを求め歩く人々は何も得ません。

どんな偉大なマスターにであっても、本人が内なるブッダ(覚者)にサレンダーしなければマスターに出会ったことにはなりません。
かなぺこさんは道を求める心、求道心があるからグルのウインドウショッピングしている人たちとは違っているので、自主的に72時間不眠断食瞑想をされ、達成しました。

ババジは私へのビデオメッセージで「人々に愛とバクティー(献身・信愛)を教えなさい」と仰いました。

愛とバクティー(献身・信愛)の道は、内なるブッダ(覚者)へのサレンダー(明け渡す)の道です。
それはエゴを殺しマインドを殺すことによって得られる空への道です。

マインドは常に何かをしていないと生きられないと思い込んでいるので、俗人が何もしないでいることは案外難しいのです。
ノーマインド(無心)にはそう簡単にはなれません。
ノーマインド(無心)になるには、逆説的な言い方に聞こえますが超努力が求められます。

サマーディを成就した時には「我々は神や仏で出来ている。だから何かになろうとする必要はなかったのだ」と悟ります。

しかし、何もしないで仏に還れるのなら、瞑想や祈りもなしで覚醒できるのなら、世間の人は99.99%最初からそういう状態なのだから、既に悟っているはずですが、実際はそうでないことは火を見るより明らかです。

何もしないでいる。エンプティ(空っぽ)の状態になるには存在にサレンダーしなければなりません。コップの中の泥水を捨てた時に初めてコップは無になるのです。

サンカルパヨガ・ファンデーションの御同朋・御同行の皆さんは愛とバクティー(献身・信愛)の道を楽しめるようになっています。

愛し合い、助け合い、許し合い、高めあう道で楽しんでいます。
そういう方達だけがファンデーションに残っていますし、新しい仲間達が増えていることに感謝いたします。

Om Shanti Shanti Shanti(愛と平和を)🙏

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