サンカルパヨガ・ファンデーションの方針

2023年1月22日

我々は、組織主義的カルト団体は「ワールドピース・キャンペーン」「ガイア(母なる地球)保護」「人類覚醒のワーク」を阻害するものだと確信しています。旧統一教会のような組織主義的団体は、口では世界平和を語りながら、結果的に人類を支配し自由を奪う狂信的カルト集団であると確信しています。我々は人を管理して自由を奪うすべての団体とは無縁であり続けます。

現在のところサンカルパヨガ・ファンデーションには入会規則さえないので入会という手続きもありません。従って退会の手続きも不要です。私の記事を読んで頂き、賛同するところが有れば一緒にやっていけば良いし、考えが違うのなら去っていただくのも自由です。

我々は宗派や主義主張に拘泥せず、「ワールドピース・キャンペーン」「ガイア保護」「人類覚醒のワーク」に共感する御同朋・御同行の集まりです。考え方が違う人は、違う道を歩まれても問題ないです。

一緒にやると言っても、皆が同じことを同じようにやらなければならないと言うことではありません。十人十色なのだから、それぞれがそれぞれの立場で色々やっていけばよいのです。サンカルパヨガ・ファンデーションには、ヨガ行者もいれば、仏教者もいます。クリスチャンもいればタオ(道)の人もいます。仏教者でも浄土系の方もいれば、日蓮系の方もいます。禅宗の方もいれば真言密教の方もいます。タントラ系の方もいれば、スートラ系の方もいます。それぞれの立場の方がそれぞれの場で、「ワールドピース・キャンペーン」「ガイア保護」「人類覚醒のワーク」という願いを共有しつつ自由にワークをされています。

『仏説阿弥陀経』に「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」とあります。青い色には青い光が、黄色い色には黄色い光が、赤い色には赤い光が、白い色には白い光がある。私たち一人ひとりが、それぞれの色を持ち、光り輝いていることを説いているのです。何も同じ色に染める必要はないのです。
太陽の光は統一された色として認識されますが、プリズムを通すといろいろな色が見えてきます。太陽の光はいろいろな色が混ざっているという証拠です。これを七色の光と分類したのはニュートンです。そうすると太陽光は七色の光がそれぞれ独立して混ざり合い調和されたものです。それぞれが独立していながら、全体的には調和しているのが阿弥陀経で語られる理想の世界です。

サンカルパヨガ・ファンデーションは、それぞれの方の思想信条の自由を認めます。その上で「ワールドピース・キャンペーン」「ガイア保護」「人類覚醒のワーク」に賛同してくれる人が、助け合い、愛し合い、高めあう関係であればいいと思います。

真の求道者なら、真の覚者であるパイロットババ猊下を霊的直感力で理解するはずです。本物の求道者なら本物の求道者や本物の覚者を理解するはずです。そのような方は、パイロットババ猊下やヒマラヤのアヴァター様方などのグレートマスターにご縁の深い瞑想者ともご縁ができます。

私は宗派を立てるメリットも知っていますが、同時に弊害も認めます。現代は宗派を立てるメリットよりも弊害が目立っています。例えば、キリスト教とイスラム教の宗教対立はいつも戦争の火種になっています。現代は宗派の違いを超えて世界平和の為に共に手を取りあうべき時代です。

真の世界平和を実現するには政治や経済、思想を変えるだけでは足りません。思想など所詮マインドです。思想を変えること等、大したことではありません。社会主義国家で、所謂思想改造が行われましたが、私の見るところそれはことごとく失敗しました。思想を強制的に改造することは洗脳でしかありません。洗脳ではなく、内側から自発的内発的に「ワールドピース・キャンペーン」「ガイア保護」「人類覚醒のワーク」の願いが起こることが重要です。

覚醒に到るために歴史上の覚者様達は様々な道を示してきました。どの道を通ってもそれが真実に至る道であるならば、いずれ人は悟りを得るでしょう。
ありふれた表現ですが、ヒマラヤの頂上に登るには色々なコースがあるけれど、頂上は一つです。でもサマーディ(ニルヴァーナ・解脱)という遥か彼方にある頂上に到るには、物凄い修行をしなければなりません。弥勒菩薩は菩薩になってから、更に56億7千万年もかかってやっと仏陀(覚者)になるというのです。そんなに長い時間かけて成仏するのは大変なので、歴史上の覚者様たちは、最短の道を探し続けてきました。

パイロットババ猊下はその道を発見しました。それがサンカルパヨガ瞑想です。私が知る限り、サンカルパヨガ瞑想は最速、最短、最強の瞑想法です。なにせ、私がサンカルパヨガ瞑想を生まれて初めて実践した時、僅か10分か15分後にサマーディを達成したのです。
しかも、私はそれがサンカルパヨガ瞑想とは知らずに実践したのです。それなのに、宇宙が小さく見える距離、プルシャ(純粋観照者)とプラクリティ(自然・自性)がマーヤ(幻想)の世界を展開する以前の状態に在ったのです。如何にサンカルパヨガ瞑想が物凄いものか理解できるでしょう。

勿論、それで私が最高のステージまで昇りつめたとは申しません。私などパイロットババ猊下の到達した地点に比べれば、何ほどのものではありません。
猊下はサンカルパ(意思・決断)の力で、何時でも何処でも自由自在に真如(真実の世界)の世界に往き、還ることができるのです。しかもこの世界の時間で言えば、一瞬の間で往き来できるのです。サマーディの世界は永遠なので、この世界の時間にすればほんの数秒しか経っていなくても、永遠の世界に在るのです。時間はマインドが作る幻想なのです。
釈尊(お釈迦様)が過去世から、何百生の修行を経て到達したステージに自由に往き来できるサンカルパ・サマーディヨギの地点は、遥か彼方に在ります。

私など猊下の足元にも及びませんが、それでもサマーディの世界は素晴らしいものでした。
私にサマーディが起こった時、それがサマーディとは信じられませんでした。私はあれがサマーディだったことを確認するまでずいぶん時間がかかりました。鎌倉の覚者だった太母さんや、パイロットババ猊下、猊下が公開サマーディに導いた何人もの公開サマーディヨギニ&ヨギに確認してそれがサマーディだと確信しました。

サマーディ成就後にパラマハンサ・ヨガナンダ・ギリの『あるヨギの自叙伝』に出会ったことも、体験がサマーディであることを確信させました。
その本の中にある「宇宙意識体験」を読んで私は驚きました。彼の体験は私の体験と酷似していたからです。でも半分くらいは創作なので、最初、私は彼が偽物の覚者だと思いました。

しかし、パイロットババ猊下が「ヨガナンダは本物だ。彼の宇宙意識体験は第三サマーディだ」と仰ったので、彼が本物で有るのなら、何故、実際と違う脚色をしているのかと思い、読み返して謎が解けました。彼はサマーディ成就者なら分かる形で、敢えて事実と違う表現をしていたことに気づきました。

彼は偽物の覚者が彼の本を引用して覚者を装っても、本物の覚者なら偽物であることが解るようなトリックを仕掛けているのです。
そのトリックを知っていた覚者は、パイロットババ猊下の紹介でお会いした、1万2千年肉体を交換しながら生きていると言われるマハ・アバターラ・ギリ・ババジ(通称マハ・アバターラババ)やアバターラ・ギリ・ババジの他、パイロットババ猊下や猊下が公開サマーディに導いた数人のお弟子さん達だけでした。

私はその方便を確認したことで、私に起こったことがサマーディであることを確信しました。パイロットババ猊下は「覚者は誰かに認められる必要はない。自分で覚醒を認める事が出来る」と仰いました。私は宇宙意識体験の中の方便、脚色をすべて理解してからは、覚醒について、誰の承認も必要なくなりました。

パラマハンサ・ヨガナンダ・ギリが色々トリックを仕掛けているのは、自称覚者が本物か偽物か確かめるためです。これまでお会いした自称覚者達は、ヨガナンダ・ギリのトリックを見破れませんでした。宇宙意識体験のトリックを尋ねると、残念ながら答えられなくて逃げていくのです。

1万2千年肉体を交換しながら生きていると言われるマハ・アバターラババやアバターラ・ギリ・ババジというヒマラヤのアヴァター様方に直接伺った教えは、更に深い意味で起こったことの意味を理解させてくださいました。パイロットババ猊下とヒマラヤのアヴァター様方は、間違いなく真実を知っていらっしゃいました。私の知らないこの宇宙の秘密についても教えてくださいました。私は真のマスタ―に出会えたので、腹は定まりました。

パイロットババ猊下のような真の覚者に出会えても、あっちこっちの「自称マスター」に行ったり来たりしている方もいます。しかし、ご自身が高いステージを体験すれば、自ずとパイロットババ猊下とヒマラヤのアヴァター様方の教えと実践を選ぶことになるでしょう。

世界的に有名なマスターでも本当の覚者は少数だと猊下は仰っていますが、私もそれが真実であることを確かめました。有名か無名かなど問題ではないのです。

霊性が高ければ、真のマスターに出会った時分かるはずです。真のマスターに出会えば、あっちこっちのマスターを渡り歩くことは無くなるでしょう。リビングマスターに出会えば、覚醒していないマスターの知識には惑わされなくなります。
パイロットババ猊下のような真のマスターに出会いながら、あちこちとグルのスーパーマーケット巡りをしている方を見ていると、実に勿体無いなと思いますが、その方のカルマの問題なので致し方ありません。

親鸞は「つくべき縁あればともない はなるべき縁あればはなる」と言っています。我々は誰にも縛られたくないし、誰も縛りたくはないので、ワークに参加したければ参加すればいいし、離れたければ離れればいいです。それが真のサンガ(共同体)だと思います。

カルト団体は、口先では真のサンガの理想と同じことを言います。表面だけ見るとカルトと真のサンガの区別はつきにくいのです。そこが難しいところです。
例えば、ヒマラヤの教えはワールドピース・キャンペーンですが、旧統一教会も口先では世界平和を言います。覚者は覚醒の必要性を説きますが、多くのカルト団体も口先では同じことを言います。だから、真のマスターに出会うことはとても大事なのです。

私はパイロットババ猊下という真のマスターに出会えてとても幸運でした。でもパイロットババ猊下に出会えたのは、「内側の真の私」に出会えたからです。だから、自分自身の中のアートマンに出会うことが大事です。自分自身にサレンダーしていれば自ずと道は決まります。カルトに巻き込まれる人は、巻き込まれる原因が内側にあるからです。
反対にパイロットババ猊下のような真のマスターの教えに出会う人は、内側に良き因があるからです。過去世からの良きカルマの結果、パイロットババ猊下のような偉大なマスターにお会いできたのです。

私が外側のパイロットババ猊下に出会ったのは1992年でした。パイロットババ猊下が覚醒していることはすぐに悟りましたが、マインドを整理するのに時間がかかりました。その頃、私は別のマスターを愛していたので、中々新しいマスターにサレンダーできなかったのです。
でも猊下が本物の覚者だと悟っていたので、猊下から離れることはありませんでした。私の腹が定まった時に、猊下は私をサンカルパヨガ・ファンデーションの代表者にしてくださいました。

真の自己に出会うためには毎日の修行、瞑想が大事です。パイロットババ猊下は「毎日家で瞑想しなさい。リトリートの時だけ瞑想するだけでは駄目だ」とはっきり仰っています。

瞑想と同時に大事なことは信心です。信心は自力のマインドの信心ではなく、内側から出てくる真の信心です。浄土系思想では、それを他力廻向の信心と言います。
他力とは仏力という意味です。他力本願とは、他者依存という意味ではなく、生身の肉体を持ちながら24番目のアヴァター様であるパイロットババ猊下や、阿弥陀如来、大日如来、シヴァ神やクリシュナ神のような大きな力と一体になるという事です。阿弥陀如来や大日如来、シバヴァやクリシュナ神と一体になるという事ですから、それは間違いなくサマーディです。

親鸞は『浄土和讃』の中で「大信心は仏性なり 仏性すなはち如来なり」と讃じています。大信心を得るには自分が空っぽになる必要があります。コップの中に泥水があるとします。この泥水がマインドであり雑念です。或いは知識です。この泥水を捨てた途端に空気が入ります。この空気が空の心であり大信心なのです。

自分が空っぽになるには、仏教やヴェーダやサンキャなどの難しい議論は必要ないのです。知識は毒になることも多々あります。瞑想する時はその知識を捨てて空っぽにならねばなりません。

瞑想している時にごちゃごちゃ考えていては瞑想になりません。空っぽになった瞬間にしか空気は入らないのです。その方法は道元の言うように、只管打坐、即ちただ座ることでも、浄土系思想のように、ただ念仏でもかまいません。その「ただ」が大事なのです。教理・教学で頭が一杯なら、ただ座ることも、ただ念仏することもできません。知識は捨てていいのです。

自分が空っぽになれば、自然に空が入ります。それがアカーシャ(空)です。自分が空っぽになれば、アカーシャというクラウドに書き込まれた仏智が貴方の内側に流入します。
だから学問で覚者の教えを研究する必要はありません。先ずは心を死滅させることです。空っぽになった時に入った智慧は、頭で得られた知識ではないので毒にはなりません。その智慧は貴方の瞑想性を高めることになるでしょう。

Om Shanti Shant iShanti(愛と平和を)

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