伝説の23番目のアヴァター様であるハリ・ババジ

2018年11月27日

マハヨギ・パイロットババジ猊下の著書『ヒマラヤへの扉』には、ババジ猊下が幼少の頃より、何かあると猊下のマスターであるハリ・ババジが空中から物質化して現れて、正しい方向にお導きしたことが書かれています。

そして猊下をお導きされた後に、必ず2ルピー(当時の価値で200円くらい)を要求されたとのことです。実にユーモラスなアヴァター様です。ササラン王国の王子様であった猊下にとって、2ルピーはお金のうちに入らなかったでしょうが、興味深いエピソードです。ハリ・ババジは、サドゥー(遊行者)にお布施するシステムを猊下に学ばせたのかもしれません。

インドとパキスタンが戦争していた時のことです。猊下は空軍中佐で、コマンダーとして出撃していました。ある空域に入ると、戦闘機の機内にハリ・ババジが忽然と現れこう言いました。

「この戦闘機はこれから墜落する。私が誘導するから、言うとおりに着陸しなさい」

機内にいた猊下の部下たち全員がハリ・ババジのお姿を見て、その肉声を聞いたそうです。戦闘機はハリ・ババジの誘導で無事着陸し、搭乗者全員の命が助かりました。

猊下はこの事件を契機に空軍を退役して、突然、映画監督になりました。映画を通じてスピリチュアルな世界を表現しようと思い立ったのでしょう。その当時の猊下のお写真を見ると、長髪でパンタロンスーツにロンドンブーツをお履きになっています。私が「ババジ!まるでヒッピーみたいですね!」と申しましたら、「そうだよ。私はヒッピーだったよ!」とのお答えでした。世界初の空軍中佐あがりのヒッピーですね。

ある時、猊下はネパールで映画撮影をしていました。猊下は撮影中、突然発心されました。その場で着ている服を全部脱ぎ、托鉢用のボールだけを持ちヒマラヤに向かいました。全裸のサドゥー(遊行者)をナガサドゥーと言いますが、猊下はそのナガサドゥーになられました。映画監督が、撮影中にいきなりナガサドゥーになって、映画を中止したのですから、映画スタッフはさぞかし慌てふためいたことでしょう。

猊下はすぐにマイナス50度のヒマラヤの世界に行かれ、腰布一枚しか纏わず、断食しながら8000m級のヒマラヤを半日で上り下りする「千日回峰行」を成就されたのですから驚きです。人間業ではありません。このころ、世界の登山隊の間では「ヒマラヤには仙人がいる」と噂になったそうです。

猊下はササラン王国の王子として出生され、何不自由なく育ちました。猊下のご実家はビハール州で三本指に入るほどの超富豪です。王子様として贅沢にお育ちになった猊下が、誰にも真似できないほどの過酷な苦行を成就されたのは驚きです。

猊下は世界中で「現代の仏陀」として尊敬されています。仏陀(釈尊、お釈迦様)と同じように王族にお生まれになりながら、ある日突然発心してサドゥーに成られたからです。

仏陀が修行しニルバーナ(涅槃)を成就した国、そして仏教を広めた国はマガダ国です。マガダ国の王であるビンバシャラ王は、釈尊の信者になり仏教を保護しました。実は、猊下のお生まれになったササラン王国の領土は、古(いにしえ)のマガダ国や、アショカ、カニシカ王の領土と重なるのです。そういう背景もあって、猊下は「現代の仏陀」として民衆に崇められています。

空軍中佐時代、猊下はあることでギネスブックに載りました。猊下は空軍のヒーローであり、インド中にお名前は知れ渡っていました。有名なパイロットだったので、人々は尊敬と親しみを込めて猊下を「パイロット・ババジ」と呼びます。

猊下の正式のサンニャスネームはソムナート・ギリです。マハ・アバターラ・ギリ・ババジ(通称マハ・アバターラババ)、パラマハンサ・ヨガナンダ・ギリと同じくギリ・ファミリーに属します。私もその一員です。

私はハリ・ババジにはお会いしていません。私が猊下にお会いする数年前に、ハリ・ババジは肉体を変えられたそうです。

ハリ・ババジは23番目のアヴァター様です。23人のアヴァター様の中には、“12,000年肉体を変えながら生きている”と言われるマハ・アバターラババやアバターラ・ギリ・ババジ、そしてなんと「クリシュナ神」も入っています。クリシュナ神は、インドで人気ナンバーワンの神様です。

ババジ猊下は「24番目のアヴァター様」として認められています。24番目のアヴァター様は、これまでのアヴァター様を統(す)べる最上位のアヴァター様です。

こんな途方も無い話を、サドゥー最大のアカラである【ジュナ・アカラ】が認めているところが凄いのです。日本では考えられないことです。何故それが可能かというと、【ジュナ・アカラ】のトップは皆さん解脱していて、アヴァター様たちと繋がっているからです。そのアヴァター様達が猊下を24番目のアヴァター様として認めています。それ故、【ジュナ・アカラ】が猊下を24番目のアヴァター様として認めているのです。

アヴァター様たちは、普段は光体となって地球と生物の進化を管理しています。普段は肉体をヒマラヤの氷河に冷凍保存していますが、必要な時には肉体に戻られます。

ある時、ハリ・ババジが肉体に戻られました。すると、ご自身の身体が損壊していることに気づきました。氷中サマーディーに入定する時、うっかり塩を持ったまま入定したそうです。

塩には氷がとけるスピードを速くするという性質があります。氷はまわりの温度をどんどん下げてしまいますから、温度は0度よりも下がってしまうのです。(「学研キッズネット 氷に塩をかけるとどうして温度が下がるの」より抜粋)

https://kids.gakken.co.jp/kagaku/kagaku110/science0570/

というわけで、塩がかかった肉体は、損傷して使い物にならなくなったそうです。

そこでハリ・ババジは光体となって下界に降りました。そうしたら、丁度、交通事故で亡くなった方がいるのを発見しました。ハリ・ババジはその方が死亡しているのを確認し、且つその肉体が使用できることを確認してから肉体に入り込みました。画像に含まれている可能性があるもの:1人

このお写真がその時のハリ・ババジの新しい肉体です。今は既に別の肉体に乗り換えています。

それにしても、亡くなった方を取り囲んでいた人々はさぞかし驚かれたことでしょう。死んでいた人が突然生き返り、そのままスタスタとどこかへ立ち去られたのですから、随分肝を冷やしたことでしょう。

でもインドは世界で一霊性が高い国です。特にヒマラヤには、霊性の高いサドゥーがたくさんいます。おかげで、ヒマラヤの近くに住むインド人の霊性も上がります。だから人々は、「亡くなった男性が生き返ったのは、きっとアヴァター様が新しい肉体を欲していたからなのだ。なんて有り難いことだ!」と口々に言い合い、村中でこの話が持ち切りになったそうです。

先日、玉城丈正(たけまさ)様という高名なユタ(シャーマン)さんにお会いしました。彼は私をじっと見て「何も仰らないでください。貴方の周りを見ていると解ります。貴方の周りには光体が幾つも取り巻いています。この光はヒマラヤから来ています。ヒマラヤの頂上から、貴方のサハスラーラに直接光が来ています。神道なら天之御中主の尊と言いますが、インドでは何というお名前になるのでしょう」そう霊視しました。

ユタさんの口から、サハスラーラ・チャクラという言葉を聞くとは思いませんでした。玉城さんはニューエイジにも明るいユタさんでした。正直、沖縄のユタさんのレベルは高いと思いました。

私は光体が何体も私の周りを凄いスピードで周っていると聞いて、アヴァター様達が私を守ってくれているのだと直感しました。

私は“12,000年肉体を変えながら生きている”と言われるマハ・アバターラ・ギリ・ババジ(通称マハ・アバターラババ)とアバターラ・ギリ・ババジに三次元世界でお会いしています。アバターラ・ギリ・ババジやマハ・アバターラババ、そしてハリ・ババジやババジ猊下も、私をご加護してくださっているのだと知り嬉しくなりました。

私は240日間不眠断食座禅を貫徹して以来、腎脈がゼロになりました。腎脈は生命エネルギーです。腎脈がゼロということは生命エネルギーがゼロということです。

最初はババジ猊下に「このままいけば、後3ヶ月後に死ぬ」と言われました。インドのアユルベーディクの医師も同じことを言いました。

タイの女性漢方医も、私の腎脈をみて「後3ヶ月の命です。どうしてこんなことになったのですか?」と尋ねたので、断食瞑想の説明をしました。すると、「タイの高僧の方にも貴方と同じ症状の方がいました。そうですか。過酷な修行でそうなるのですね。その高僧の方も生命エネルギーがゼロなのに何年も生きています」と仰り、しきりに感心していました。

日本の鍼灸師の方も私の腎脈を見て、「腎脈はゼロです。今までの経験ではこういう方は3ヶ月後には亡くなります」と言っていました。あれから18年たちますが、未だに私は健在です。腎脈も正常に戻りました。私は、大きな力に生かされていると感じています。

先日病院でMRI検査をしましたが、私の◯◯の神経細胞は死んでいました。電線で言えば断線状態です。断線しているのに電流が通っているのは奇跡だと言うのです。

医師は「普通ここまで損傷しているなら、回復はしません。一生半身不随のままです。よく歩けるようになりましたね。本当に良かったですね」と言うのです。

そして冗談半分に「貴方には神様がついているのですか?それとも貴方は神様ですか?」と言うではありませんか。私はアヴァター様たちや、ババジ猊下のご加護だと思いましたが、勿論、医師には何も言いませんでした。言えば精神科を紹介されるのは必定です。

Aum Namo Shiva e

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