パイロットババ猊下が公開サマーディに導いたお弟子さん達 No1

2022年8月30日

2003年から2006年までの四年間インドのナイニタールアシュラム(僧院)で開催された「ヨガ&サマーディリトリート」の講話から抜粋します。
(04年7月18日 パイロットババ猊下の夜の講話です)


★マハヨギ・パイロット・ババジ猊下のお言葉★
「あなた達の準備ができれば、私の方はいつでも準備が出来ている。それは信じてくれていい。私が教えることが大切なわけではないのだ。必要なのは、私が教師になることではなくて、あなたの準備が整うことだ。あなたの準備が整えば、あなたはエンライトできる。私がしようと しているのは、その手助けだ。私はあなた達を山の高みへと連れていくことができる。それは 思考の力とエネルギーを使うことで簡単にできるのだが、私のエネルギーで連れて行っても意味はない。」

〇この講話をインドのナイニタールのアシュラムで拝聴した時は鳥肌が立ちました。
猊下はこう宣言されたのです。
「貴方達の準備が整えば、私は何時でも誰でも貴方達をエンライトさせることができる」
そして、猊下はそれを証明する為にこれまで少数の信者さんとお弟子さんを公開サマーディに導きました。
諸般の事情が有ってお名前を公表できない方も数名いらっしゃいますので、ここでは公表されている方のみ紹介いたします。
総て素晴らしい人たちです。
私個人の印象では全員がサマーディの種子をお持ちでした。

No.1はシュリ・マタジです。
猊下はシュリ・マタジを公開サマーディに導きました。
彼女は猊下の弟子ではなく一般の信者でした。
その彼女を公開サマーディに導かれたので、猊下の信者や弟子のみならず一般の方も衝撃を受けました。
人びとは猊下の底知れぬ神秘的なパワーに驚嘆し、畏敬の念を深めたのでした。

私はシュリマタジをよく知っています。
彼女はバクティー(献身・信愛)の鏡のような美しい魂を持った女性でした。
そういう方が猊下の仰る準備のできた人です。

私は1992年にババジとヒマラヤのアヴァター様方の神秘的なお力に引き寄せられ
ヒマラヤの聖地で猊下にお会いしました。
お会いして1時間ほどたってから、3年前の1989年8月に起こった宇宙意識体験が何であったか伺いました。
パイロットババ猊下は一瞬にして第三サマーディに入定して1989年にタイムトラベルして、私に起こったことを観られたようです。
そしてサマーディ(=ニルバーナ・真如)から還られるや否や私にこう語られました。

「貴方には公開サマーディの準備ができている。私が総てを準備するからやりなさい。
昨年、1991年にはヨグマタジ(相川圭子師)も達成したので心配はいらない」

私はその後、24番目のアヴァター様としてヒマラヤのアヴァター様達に認められている、マハヨギ・パイロットババジ猊下の弟子になりました。
それ以来、心はどこにあってもババジと一緒でした。

猊下は1996年の10月頃、私にこう言いました。

「一年後にアシュラムに来なさい。」

たったそれだけのお言葉でしたが、私はそのお言葉を伺い、ただならぬエナジーを感じました。そしてこう思いました。

「今度アシュラム(僧院)に行ったらもう日本には帰らない。意志(サンカルパ)の力で何時でもどこでも真如の世界に往き来できるサンカルパ サマーディヨギになるために命は捨てる。一生インドで暮らしていけるお金も貯めよう」

そう思い、十分なお金を貯めるために猊下の仰った日からかなり遅れてインドに到着しました。
パイロットババ猊下は私を見るなりこう仰いました。

「何故言われた日に来なかったのだ。我々は貴方の為に公開サマーディの準備をしていた。
しかし、もう遅い」

そうなのです。私は二年後に240日間不眠断食座禅をしたために半身不随となり、公開サマーディはできない身体になりました。
猊下の神秘的なお力で半身不随になった後に歩行できるようになりましたが、公開サマーディを成就できない状態になりました。

ここでは詳しいことは省きますが、サマーディ世界には健康な体で行くのが望ましいのです。もし私が猊下の指定した97年以降にサマーディを成就すれば、一生半身不随だったと思われます。
私は猊下のお話を伺い愕然としましたが、残念だとは思いませんでした。
私はさっぱりとしていました。

私はマスターワークをするより、ブッダガヤで悟った時の釈尊(お釈迦様)のように人びとを導くためには、さらに上のステージに昇らねばならないと思っていたからです。

パイロットババ猊下は、私が公開サマーディをしなかったので、シュリ・マタジを公開サマーディに導かれました。
私はババジのお力に衝撃を受けました。
そして次の生はサンカルパ サマーディヨギになって一切衆生を救済することを誓いました。

No.2
次に猊下が公開サマーディに導いたのは、Yog Mata Chetna Ji(ヨグマタ・チェトナジ)です。
場所は猊下が王子として出生されたササラン王国の領土内でした。
ヨグマタとはヨガの母と言う意味ですが、その名前とは裏腹にお写真のようにお若く美しい女性です。
Chetnaとは意識と言う意味です、まさに彼女は意識性が優れたYogmata jiです

No.3
次がYogmata Shraddha ji(ヨグマタ・シュラッダジ)です。
Shraddhaとは信頼と言う意味ですが、その名のとおり猊下に対する信頼、魂の美しさは群を抜いています。
私が彼女たちに会った時、彼女たちはまだ16歳の少女でした。
彼女たちもパイロットババ猊下の弟子ではなく信者でしたが、それでも猊下はお言葉どおり彼女たちを公開サマーディに導かれました。

そして、信じられないことに彼女たちはインド最大のサドゥー(遊行者)の団体であるジュナ・アカラの最高指導者を示すMahamandleshwar(マハマンダラ イシュワール)の称号を与えられています。

猊下が「貴方達の準備が整えば、私は何時でも貴方達をエンライトさせることができる」と仰る準備とは、間違いなくサレンダー(明け渡す)のことでしょう。
我々がエゴを捨てて、猊下のような歴史上もっとも偉大なマスターにサレンダー出来れば、我々は何時でもエンライトできるのです。
真のサレンダーができればエンライトは目前にあります。

No.4
そして猊下が次に公開サマーディに導いたのはSwami Mangal Giri Ji(マンガル ギリ)です。彼はパイロットババ猊下の信者ではなく弟子でした。
彼はアシュラム(僧院)でコックをしていましたが、猊下は彼も公開サマーディに導きました。ババジが公開サマーディに導いた人の中で信者ではなく、修行者だったのはMangal Giriだけでした。

勿論、サマーディ成就を秘密にさせられている人は他にもいます。
猊下は私に言いました。
「貴方のサマーディ成就を時がくるまで秘密にしなさい。何故なら人々が貴方に嫉妬し攻撃するからだ」
今、時が来て私は1989年にサマーディを成就したことを明かしました。

*他にも猊下がサマーディに導いた弟子たちは何人もいますが、先述しましたように世間に出ることを嫌がる方もいます。私もそうでした。キリストのような受難、ブッダのような法難を受けてまで世間に出るのは大変です。

私もババジのように、何時でもどこでも自由自在に真如(真実の世界)に往き来できるサンカルパ サマーディヨギに到達するまでは世間に還らず、修行を続けヒマラヤで死にたかったのでした。
そのように思う覚者の中には、未だにヒマラヤで修行している人もいれば、世間に居ながら身を潜めている人もいます。
その方たちの思いを尊重して名を明かすのは止めます。

それにしてもパイロットババ猊下の神秘的なお力はなんと素晴らしいことでしょう!
人びとを一瞬にしてサマーディ(=ニルバーナ・真如)に導くことができるマスターなど、歴史的にも初めてです。
釈尊(お釈迦様)やキリストでも弟子たちを一瞬にサマーディ(=ニルバーナ・真如)に導いたという記述はありません。(続く)

コメント

  1. 名無しさん より:

    一休さんは悟っていたのですね!でその一休さんが唯一帰依していたのが蓮如というお方らしくてそれが前世のスワミジなのですかね?
    すごいです🤩

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