ババジ猊下に頂いたサンニャシンネーム

2020年3月18日

24番目のアヴァター様(神の化身、権化)とヒマラヤのアヴァター様達に認められているマハヨギ・パイロットババジ猊下から、飛び級でサンニャシンディクシャ、秘儀伝授を頂いたときの写真です。

ババジ猊下が、私にAdityananda Giri(アディティヤナンダ・ギリ)というサンニャスネームをくださった時、猊下はこう仰いました。

「アディティヤは太陽という意味だ。ナンダは至福という意味だ」

つまりAdityanandaは「至福の太陽」という意味です。

私は続けて、「何故アディティヤナンダ・ギリという名前を私に下さったのですか?」とお尋ねしました。

猊下は「世界中の闇を貴方の太陽の光で照らして貰いたいからだ」とお答えくださいました。私には勿体無い有難いお言葉でした。

Bさんが、ババジ猊下が私に下さったサンニャスネームであるAdityananda Giriの名の由来を調べてくださいました。有難うございます。Bさんの調べたことにほぼ間違いはありません。

Bさんが仰るように、「アディティヤ」は「ディティ」に否定の「a」がついたものだと聞いたことがあります。梵語はこういう言い方をよくします。

例えばアミタ(阿弥陀)が良い例です。阿弥陀如来は、アミターユス(無量寿如来)とアミターバ(無量光仏)という二つの特性を持った如来です。

アミターユスのアミタは、ミタ(量)に否定のアをつけて無量という意味になります。ユスは寿(いのち)という意味です。従って、アミターユスは「無量の寿」という意味です。無量の命は、言い換えれば「永遠の寿」です。それをヨグマタジ(相川桂子師)は不死と表現されました。サマーディーの世界は時間がないから永遠であり不死とも言われます。

アミターバの「バ」は光という意味です。従って、アミターバは「無量の光」という意味です。

アミタは無量という意味ですが、アディティヤも無量という意味のようです。そして無量の、無限のという意味に、光の性質が加わり無量光(無限の光)になり、太陽の意味になっているようです。

アディティは、神話的にはアディティヤ神群の産みの母であるアディティという太陽神として描かれています。『リグ・ヴェーダ』10巻第70編ではアディティには八人の息子がいる、と語られています。ヴェーダ時代は7、8人であったが、プラーナ聖典、ブラーフマナ文献が書かれた時代には12人とされるようになったそうです。インドには、1月から12月までそれぞれ個別の太陽神の名がついているカレンダーがあります。

ベーダ時代の八太陽神

アディティはマイトレア等の母

1、ヴァルナ

2、ミトラ(マイトレア=弥勒)

3、アリヤマン(款待)

4、バガ(分配、幸運)

5、アンシャ(配当)

6、ダクシャ(意思)

7、インドラ(帝釈天)

8、スーリヤ

インドのサドゥー(遊行者)は太陽に礼拝する時、「アディティヤ・ナマハ」というマントラを唱えていました。ナマハを中国翻訳僧は南無と音写しました。浄土真宗でも南無はナムと発音する場合と、ナマ、或いはナモと発音する場合があります。ナムアミダブと言いますが、ナマンダブともナモアミダブとも発音します。本場インドでは、シヴァ神に対して「ナモシバ」「ナマシバ」と発音していました。南無(ナム)と発音するのは日本だけです。ナムは日本の訛です。

スーリアナマスカールで有名なスーリヤも太陽神の中では有名です。

単数形の「アディティヤ」は太陽神スーリヤを指す語ですが、ディティの打消しのアディティと関連するのであれば、アディティヤには、無量の光というイメージがあります。

私は梵語(サンスクリット語)の専門家ではないので迂闊なことは言えませんが、こう考えるとアディティヤとアミターバは関係があるかもしれません。アディティヤがアミタ(阿弥陀)と同じ意味だとするならば、親鸞さんのご縁で仏門に入った私としては感無量です。ババジ猊下はすべてをお見通しの上で、この名前をくださったはずです。

Giriにはいろいろな意味がありますが、ヒマラヤの聖山と解してほぼ間違いがありません。ダウラギリなどヒマラヤの聖山は有名です。

私がババジ猊下の紹介でクンブメーラの会場にてお会いした「12000年肉体を変えながら生きている」と言われるマハ・アバターラ・ギリ・ババジ(通称マハ・アバターラババ)、アバターラ・ギリ・ババジ、パラマハンサ・ヨガナンダ・ギリ、ソムナートギリ(ババジ猊下のサンニャシンネーム)のように、伝説のアヴァター様方や覚者様方には、Giri名がついていました。

ババジ猊下は伝説のアヴァター様について、「彼らはマハバラータ戦争の時代から生きている。マハバラータ戦争は12,000年前に起こった世界最終戦争だ」と仰っていました。

勿論、肉体は12,000年も保たないので、服を着替えるように新しい肉体に乗り換えます。12,000年前といえば、レムリア期と被りますね。

アヴァター様方は、普段は光体となり、この地球の霊的進化を司っています。しかし、人間界に現れるときは肉体で現れないと、誰も気が付きません。そのため肉体を氷河に保存していて、人間界に現れるときに使用するそうです。肉体をエコ利用しています。

ババジ猊下が半年間の氷中サマーディーをエンジョイされた後、冷凍状態の肉体を解凍するために、3日間くらい太陽熱で解凍している写真がYouTubeにアップされています。冷凍状態であれば、理論的には半永久的に肉体を保存できます。

【参考】

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