2023年3月開催 サンカルパヨガ瞑想リトリート at 静岡の体験談をご紹介します。
No.8 伊藤温様
今回のリトリートの一番の目的は24時間連続して座ることであった。それを体験したらどうなるのか知りたかったのである。 碧もやると言っていた。
入山式シェアリングの時間も含めると大体31時間連続して座って いたと思う。私にとってこの24時間瞑想はとても長く感じ、48時間のような気がした。股関節と膝も腰もかなり痛んだが2回ほど少し足を伸ばしただけで続行した。起きているのか寝て いるのか分からない状態が続いたが次第に思考は減って行ったと思う。途中薄目を開けてお寺の時計を見ると15時間が経過 していて、この頃から目の前が薄暗く灰色のように感じられ静寂が訪れた。とにかくやり遂げたという満足感はあったが無心にはほど遠かったと思うし、華々しい神秘体験もなかったが常にパイロットババジ猊下、アヴァター様方、スワミジ師に見られていることは感じていた。
私のような凡庸な人間にとってはただサンカルパヨガ瞑想をやり続けることしか残っていない。何が何でもやり遂げるという強固な意志だけがあった。死後も生前自分がやり続けたサンカルパヨガ瞑想が鮮明に記憶に刻印されるまでやらねばならないと思う。
前世で一生懸命やったが悟ることができずに悔しい思いを胸に抱いて、次の生では必ず覚醒すると痛いほど両手の拳を握りしめ、泣きながら誓ったことは間違いないと思う。
そして今改めて思うのは一番大切なものは時間であると思う。もう、時間はない。いつ死が訪れるか分らない。人生は長いようで短かい。
悔いの残らないようにやらねばならない。
死んでも次の生でも止めずにやり続ければ、いつの日か必ずサマディに到達できると確信している。
最後に道場を提供して頂いたお上人様、庵主様、I.K.様、S.A.さん本当にありがとうございました。
そしてパイロットババジ猊下、アヴァター様、スワミジ師には口では表しきれない感謝の思いで一杯です。
また、いつも私の事を気づかってくれ支えてくれた皆さんに感謝いたします。 このような私ですが、今後共、よろしくご指導の程お願い致します。
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