天の神 地の神もアシュラム(僧院)を護った(アシュラムセヴァ体験談 No.8)

アシュラム(僧院)でのセヴァ(ボランティア)体験談をご紹介します。
ショコナンダ様
ゴールデンウイークの最終2日間に木こりセヴァのためにアシュラムにメンバーが集まりました。
いつも奇跡が起こるのですが、それは当たり前のことではありません。今回もお天気の奇跡が起きたのを見させていただきましたので、いつもしてもらっていることへの感謝と敬意を忘れないためにもここに記しておきます。
事前の天気予報はその2日間ともバッチリ雨でした。全国的に低気圧が通過するという予報だったので、降るか降らないか分からないような通り雨ではなく、しっかり降るという避けようのない風雨の予報でした。
交通も連休の混雑の心配がありました。私は家の近い典子さんの車で、千恵さんとも一緒に同乗させてもらってアシュラムにアクセスすることにしました。
当日夜明け前から自宅を出発して、交通渋滞に巻き込まれず難なく富山県内まで入ることができました。
富山県に入ると空が暗くなり、風が出てきました。雨は降っていませんでしたが風が凄かったです。典子さんの車は安定して走行できるオデッセイでしたから、私がいつも乗っている軽自動車とは揺れの感じ方は訳が違います。セダンタイプのすごく安定感ある車なのに風が強くなったと感じてスピードを緩め、慎重に行くことにしました。ちょうどその時にスワミジ師からも心配のお電話いただき、風が強いのでゆっくり行くことをお伝えしました。高速沿いにある街路樹を見ると、横殴りの風が木を揺らして、並んでいるどの木を見ても先端が横向きになるほど煽られていました。そんなに木が風で揺れているのは初めてみました。「ツリーワーカーの風さん大丈夫かなあ」(カゼではなく、フウさんとお読みください)とその時思いました。今日15~20メートルあろうかという木に登って作業する風さんが心配になりました。
風(カゼ)の中を風(フウ)さんが木に登ります。🤣 アヴァター様もシャレがお好きです。🤣
アシュラムの辺りは風が強いのがとても有名です。その平野を通り抜ける強い風がある風土だから、年間を通して湿度の高い富山県の農作物を上手く育み、麺などがしっかり乾いて美味しくなるという話を教えてもらったことがあります。昨年は強風で新幹線が1日運休したり、高速道路でも風で揺れてトラックが横転したことがニュースになったり、その日私も同じ高速ですごく揺れる風を身をもって体験してとても怖い思いをしました。ですから、アシュラムではどのくらいの風になっているのか心配になりました。
ですが、アシュラムに到着すると何故か風がピタリとやんでいて、空も明るく晴れていて暑いくらいでしたので不思議過ぎて驚きました。スワミジ師はお天気を変えるのはお得意でいらっしゃるけど、もうしないと仰っていたのだから「ああ、ババジ猊下やアヴァター様方が守ってくださっているのだ」と直ぐに感じることができました。到着してスワミジ師にご挨拶にいくと、「天気を変えるのはお願いしなかったけど、お祈りはしたよ」と言われたので、やはり凄いと思いました。アウェアネスを持っていないと、こういった奇跡が起きたことは見過ごしてしまいそうです。
その後いつ降るかわからない、そろそろ降りそうだねという気持ちでみんな作業を始めていましたが、結局その日はずっと雨が降らずお天気は良いまま、予定していた作業はしっかり終えることができました。あんなに天気予報で、バッチリ雨だと言って決して予報が変わることがなかったのになぜ?と思うくらいでした。お陰で作業は予定した通り順調に進み、終えることが出来ました。
また作業が終わるころには暑くて喉が渇いて仕方なく、冷たい炭酸が飲みたいと思うような夏の様な感じにさえなって、私は典子さんと近くまでみんなの飲み物を買い出しに行きました。
お店に着くと雨が急に降りだしたので、作業が終わったら降り出すなんて凄い!と思いました。これに重ねて凄かったのは、私たちが買い物に行っている間、アシュラムでは雨が降っていなかったというではありませんか!?私は普段から少しの雨では傘をささないのですが、傘を置いてきて失敗したと思うくらいお店や通った道では雨が降っていたのに、直ぐ近くのアシュラムでは降っていなかったということは、スワミジ師のいらっしゃるフィールドでは特別なことが起こるということが分かりやすいと思いました。
セヴァの後にはボーナスタイムがありました。スワミジ師がお経をみんなの前で読んでくださいました。ハートに深く染み入るお声。なんと幸せなことでしょう。そして別次元へ連れて行ってもらえるような感じがいたしました。こんな風にお経がハートに染み入る体験は初めてでした。スワミジ師はやはり凄いお方なのだとここでも改めて感じていました。「喉が調子悪い、悔しい」と仰っておられましたが、私にはとてもジーンときました。またいつか読経してくださるそうですので、その日が来るのを楽しみにしています。これもまた、私にとってはお天気とは別の奇跡だと思いました。
夕食をいただいた後はみんなで温泉にお出かけしました。私はアシュラムで瞑想してお留守番させてもらっていました。その間もの凄く雨がザーザー降りになり止みませんでした。凄い雨の音のBGMになるくらい響きわたって、そのまま夜中はずっと雨でした。昼間の分も降っていた、ということなのでしょうか。分かりやすいと感じました。
2日目は小雨が降っていました。降ったりやんだりという感じで無理せずに軽い作業ができました。作業に目途をつけて、みなそれぞれゴールデンウイーク最終日の渋滞に巻き込まれない様に帰路につきました。
私たちはお昼過ぎにアシュラムを出ました。
帰りはずーっと雨でした。富山県から5県をまたぐ移動をして、とにかくその間ずっと容赦なく雨が降っていました。多分こんな感じの雨が本来昨日アシュラムで降るはずの予報通りの雨だったのだろうな、と感じました。それが降らなかった奇跡の中にいさせてもらえたことを、帰りの雨の量を通して理解しました。
帰りの道は結局どこも渋滞していませんでした。ゴールデンウイークの最終日に東京方面に向かう上り線と言えば渋滞していると誰もが思うのに、どこも何も問題なく帰宅することができました。車を出してくれた典子さんは「いつもよりむしろ早いくらいだったよ」と言って驚いていました。
あっという間の2日間でしたが、奇跡の連続の中で貴重な体験をさせていただきました。スワミジ師、ババジ猊下、アヴァター様方に守られてアシュラムへの往復とセヴァを終えることができたことに感謝しています。ありがとうございました。

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