浄土往来を祈る

2022年1月25日

よしみちゃんから「(父が危篤なので)お忙しいところ誠に恐縮ですが父が無事に浄土往来できますようにお祈り頂けないでしょうか。よろしくお願い致します」との連絡がありました。

それでお祈りを捧げ、お念仏を称えていましたが、どうやらその間に他界されたそうです。

私の祈りはきっとご尊父様に届いてくれたと思います。

南無阿弥陀仏🙏

私はよしみちゃんに以下のメッセージを送信しました。

「チベット仏教によると、人は亡くなってすぐに転生はしません。亡くなって49日間、中陰(中有)に在るというのがチベット仏教の考えです。49日の間に早く覚醒できればできるほど、高い世界に往生できるというのです。

この考えは日本を含めたアジア全般に広まりましたが、日本では中陰を「喪に服す」と誤解しました。喪とは「人の死後、近親者が一定期間、家にこもったり祝い事や交際をさけたり、身を慎むこと」です。そして喪の間は六道輪廻をさまよい、喪があけてから成仏するという考えです。中陰について、本家本元のチベット仏教とは真逆の考えになっています。

しかし、中陰は喪ではなく、反対に亡くなった人が高い世界に往生できる、即ち、アセンションできる重要な期間です。一日目より二日目、二日目より三日目に覚醒すれば、より高い世界に往けます。

そして49日目までに目覚めないと、残念ながらこの迷妄の世界に転生するというのです。

だから、よしみちゃんはご尊父様とよしみちゃんご自身の為に祈ってあげてくださいね。

他者の為に祈ることは、自分に光を照射することになるのですから。

南無阿弥陀仏 Om namah shivay 」

 

【よしみさんからのコメント】

スワミジ、お忙しい中、父の為にお祈り頂き誠にありがとうございます。

身体から離れるタイミングでスワミジにお祈り頂けたことが奇跡だと感じています。父も無事に浄土往生出来き喜んでいるはずです。

また、記事にして皆様にお伝えくださりありがとうございます。記事を読んで父の冥福を祈ってくださった皆様この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございます。

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